体脂肪率2006年02月02日

ジムで筋トレ。辛うじて懸垂は10回できる。1回ごとに首の前と後ろにバーが来るようには、かなりきつい。
背筋、腹筋はひねりを入れて10回2セットと、入れずに1セットは、どちらも片方3kgのダンベルを両手に持って。これも結構きつい。他に脚や胸筋など一通り。

脊椎分離症、すべり症で重いものは持てないため、マッチョな体型にはまったく興味なし。ミケランジェロのダビデあたりが理想。悪い腰のために体重を増やさないようにしている。

ジムの体重計で体脂肪率を計ってみた。モードは二つあり、アスリートとスタンダード。筋肉質なのでアスリートで測定すると、6.4%。試しにスタンダードでは15.1%。2倍以上も違う。その程度の精度に一喜一憂しても意味がないかも。

隣のスタジオではエアロビクスらしい、跳んだり跳ねたりをやっている。老若男女、入り交じってのレッスン。体脂肪を燃やすというサプリを飲みながら何年もやっている人、一向に体型は変わらない。どこかに間違いがあるのだろう。

ほとんど汗をかかないので、サウナに2回入った。ビールの旨さは格別。

レゴ2006年02月04日

誕生日に子供からもらったのがこれ。
レゴを初めて見たのは、小学生の頃というから、かれこれ四十数年前になる。同級生だった隣家の親戚に米国人がいて、土産としてのレゴがその家にあった。
それまで見たこともない玩具が羨ましかった。

その同級生には姉がおり、小学生の私がその家でちょっとした怪我をしたとき、傷に貼ってくれたのがバンドエイドだった。そのことを、大人になってから再びバンドエイドに出会った時に思い出した。そんな昔に、バンドエイドがその家にあったことに驚いた。

銀座に近かったので、おそらく有楽町のアメリカン・ファーマシーでもとめたものだったのだろう。今更ながら、モダンさに驚く。

ついでに思い出したが、父母が良く言っていたことだが、「お前はアメリカの粉ミルクで育ったのだ、だからそんなに鼻が高くなったのだ」というのがあった。馬鹿馬鹿しいが、子供心には妙に説得力があった。

おもちゃ箱にしていたのが、黒くて大きなタライだった。私が産湯に使ったものだったという。いくらか英語が読めるようになったとき、そのエボナイト製のタライをひっくり返してみたら、MADE IN USAとあった。銀座にはPXがあったが、その横流しだったのだろう。横流しで財を成した家のことも話題になったことがあった。

レゴから取り留めのない話になってしまったが・・・

初鰹2006年02月07日

和食の店「さがみ湾」の亭主曰く、

本日のランチ
初かつを入荷!女房を質に入れなくても食べられます!
・初かつを刺身ランチ(メトイカ、地鯖付)ご奉仕1,000円!
*朝獲れワカメ味噌汁付

だそうだ。食べないわけにはいくまい。
この時期に初鰹は珍しいだろう。六切れほど、一枚ずつにニンニクのスライスが付いている。あまりに旨そうなので写真を撮るのを忘れ、数枚食べてから気がついて撮った写真がこれ。初めはネコのように唸りながら、終いはほとんど泣きながら食す。美味。
サバは酢で締めてあったが、今頃は松輪のサバは禁漁で地サバだが、旨い。メトイカは甘くて旨いが、いつか松輪のスルメイカを食したいものだ。一本釣りのため傷みが少なく、地元を素通りして東京へ。一杯¥2500もするそうだ。ブランドイカか。
店の名はさがみ湾だが、店の魚は実は東京湾で獲れたものなのだ。東京湾側の方が魚は美味いと、亭主の弁。
http://park8.wakwak.com/~sagamiwan/

義務2006年02月11日

昨日(10日)は、静岡大学へ出張。行きの新幹線でのこと。熱海を過ぎた頃だっただろうか、車内放送で「お客様の中にお医者さまはいらっしゃいませんでしょうか。怪我をされたお客様がおられます。2号車後部へお願いいたします。」医者を呼ぶほどの怪我というからには、車内で転倒して骨折か脱臼か。医者が乗り合わせていればよいが、そうでなかったら・・・医師ではないが、開業していないとはいえ、柔道整復師の免許あるものとしては、整復や応急の処置は出来る。すぐに立って行こうかどうか、2分ほど逡巡した。「義務」という言葉が脳裏をよぎる。苦しんでいるかも知れないのを看過することはできない。すでに医師が行っているかもしれないが、様子だけでもと席を立った。6号車なので、2号車までは随分ある。5号車にトイレがあるので、6号車の乗客はトイレに立ったと思うだろうが、2号車に近い車両を横切っていく時には、帰りのことを考えてしまったのが情けない。下りの新幹線なので、帰りは乗客と顔が合う。

2号車の後部では車掌が二人、私を見ると「どうもすみません」。「私は医者ではなく柔道整復師、ほねつぎですので、応急処置はできますが」と告げ、患者(じゃないが)を看る。床に点々と血の跡。ドアに寄りかかった壮年男性。しっかりしている。「どうされましたか」と聞くとホームに落ちた、と云う。ホームに落ちたら、この車両には乗っていないだろう、などと思いながら、「傷を見せてください」。ズボンの裾をまくると、すでにバンドエイドて処置してあり、そばにマキロン。バンドエイドをめくろうとするので、結構ですと、止めた。「骨が見えたので」と患者。「それは骨ではなく皮下脂肪ですから安心してください」。いわゆる向う臑、頸骨下部をひどく擦り剥いたようだ。膝に近い上部と足底部を叩いて「骨が折れたような感じがしましたか?痛くありませんか?」の問いには「痛くありません」。骨折ではなく、擦過傷だけのようだ。他に痛いところもないし、他を打った様子もないので、「念のために外科のお医者さんに看ていただいて下さい、お大事に。」と告げて、離れた。車掌には何号車ですかと聞かれたので、容態が悪化した時のことも考えて「6号車です」と答えてその場を去った。乗客と向かい合って戻っていくのはどうにも気恥ずかしかったが。

しばらくして、車掌二人が交互にあらわれ、「先ほどはありがとうございました、お連れの方とお話しされていて、お元気なご様子です。新大阪で病院に行かれるそうです。」と報告してくれた。とんだハプニングだった。連れには「人助けでしたね」とちょっとからかいぎみに云われたが、「義務」を果たして良かったと思った。

オリバー・ツイスト2006年02月13日

9日(木)、みなとみらいシネマ109で、ポランスキーの「オリバー・ツイスト」を観た。原作を読んでないのが幸いして、ハラハラしながら楽しめた。主役の少年は上品な顔立ちで、演技はもちろんうまく、引き込まれる。少年の兄貴分役も非常にうまい。良い役者になるだろう。ベン・キングズレーは「ガンジー」以来観ていなかったが、素晴らしい。オリバーを助ける裕福な紳士役は、きっとそうだろうと思ったがやはりジェレミー・ブレットの「シャーロック・ホームズの冒険」TV版で、2代目ワトソンを演じた役者(エドワード・ハードウィック)だった。渋い紳士役はとても良く似合う。
それにしても、ジェレミー・ブレットのホームズは秀逸だった。60歳で心臓病で亡くなったのが惜しまれる。映画「マイ・フェア・レディー」のフレディー役では、ノーブルな顔立ちの実に初々しい青年貴族を演じた。

夕方、家内の友人達と待ち合わせて会食。みなとみらいホールでの「題名のない音楽会:フジテレビ」公開録画へ。キャンプ仲間からいただいた引換券は200番台だったので、非常に良い席が取れた。放映は3月19、26日。英国のボーイ・ソプラノ3人組のクワイア・ボーイズ、ピアノのアリス=沙良・オット、フルートのyumi、RYUという韓国のシンガー・ソング・ライター(冬のソナタの主題歌を作ったそうだ)は初めて知った。残念ながら「冬ソナ」は観たことがない。スーザン・オズボーンは歌は非常にうまい。シアトル沖の芸術家が暮らす島に住んでいて、ネイチァー・フォトグラファーでもあると云っていた。しかし、まともに歩けないほど太っていては、どうなのかと思う。

このホールはマリー・クレール・アランのオルガン以来だ。昨年秋、コンサート終了後、台風による土砂崩れで、京浜急行が止まってしまい、帰宅するのに往生したのを思い出す。

バード・ストライク2006年02月15日

タカ丸くんII
職場のある地区に建つ、別の建物で働く人からこんな相談を受けた。「玄関のガラスにメジロが毎日の様に衝突して、2羽、3羽と死んでしまう。どうにかならないだろうか」というもの。
とりあえず、ガラスに白い紙を貼ってください、とお願いした。以前、自分の会社でも同じことが起こったからだ。
現在、CDを何枚かぶら下げてあるとのこと。

昼休みに様子を見せてもらいに行くと、CDと紙が貼ってあった。外から眺めると、あいにくの曇り空だったが、確かに空が映っている。天気の良い日には良くぶつかるという。築後、数年になるが、こんなことは今年初めてという。

もう一つ先の建物に沿って植え込みがあり、おそらく、メジロの群れがそこをねぐらか、休息場所にしており、カラスか何かに驚いて激突するのだろうと、ビル清掃の婦人からも聞いていた。

窓に貼る、タカのシールのあることを告げ、メールで知らせることにした。残念ながら年度末で予算が4月以降にならないと下りないので、今すぐにタカのシールを貼ることはできないとのこと。

社に帰ってから思い出した。20枚ほど予備があったのだ。玄関の窓ガラスは8枚だったので、その枚数をすぐに差し上げた。周囲の建物は、ほとんど我が社のアドバイスで、このタカのシールを貼っている。

もともと、野鳥の住処だったところを開発して建物を建てたのだ。そのくらいのことはしなければいけない。タカのシールは日本野鳥の会・広島支部が「タカ丸くんII」として販売している、ツミ(オオタカ、ハイタカと同じ仲間)のシルエット(裏が黒く、外からはシルエットに見える)のもので、秀逸。
http://homepage3.nifty.com/wbsj_hiroshima/takamaru.html

再びバード・ストライク2006年02月16日

キジバトの鳥拓
お隣さんのバード・ストライク対策を行っていたら、今朝になって、我が社の渡り廊下のガラスにキジバトが激突した。哀れ鳩は冷たい骸に。冷凍保存し、もらい手をネットで探しているが、見つかるかどうか。写真のぼんやり白く見えるところが、激突の痕。

ハトの仲間は粉綿羽という粉状の羽根があり、全身を覆っている。それで水鳥と同じように水を弾くようになっているが、ガラスなどに激突すると粉綿羽で「鳥拓」がガラスに残る。痕を良く見ると真正面からぶつかったようで、首を折ったようだ。

すぐ隣には野鳥の会本部で販売している「オオタカ・シール」が貼ってあったのに、誠に残念。鳥拓の場所に早速「タカ丸くん」を貼った。 合掌

ラムとワイン2006年02月18日

ラム・チョップとワイン
ラムと言っても酒ではない。子羊の肉。
久しぶりに家族がそろったので、デッキでバーベキュー。

ラム・チョップも焼いたが、これが美味。
一つだけ分厚いのがあったので、これが楽しみだったが、実に良い焼具合で、ブルゴーニュの(安)ワインと相性良し。

#エノテカでわずか¥500のリーデルのテイスティング・グラスはなかなかよい。誤って割ってしまっても惜しくないのが、だが。(^_^;)

野鳥画、バーク・コレクション、菅和会2006年02月18日

昨日のことだが、高校のクラス会。先生は齢七十六になられるが、これといってお身体には悪いところがないとおっしゃる。会の名は「菅和会:すがわかい」先生のご苗字が「菅」。まことに奇妙なご縁で、区立中学時代の体育の先生だったが、都立高校に進学したら担任だった。先生、いつまでもどうぞお元気で。

だんだん出席者が減るが、旧友に会うのは良いものだ。独身で悠々自適の者、退職して上海に留学という者、孫が可愛くてしかたないと好々爺ぶりを発揮する者、音楽好きなことを初めて知った者、楽しい語らいに時の経つのを忘れた。酒がすすんだ。

東京で午後6時半からでは会社帰りというわけにはいかない。午後休暇を取って家内と出かけた。銀座のアップル・ストアに寄り、iPod用イア・フォンの黒いスポンジを求めようとしたが、純正品としての販売はないとのこと。けしからん。世界中から要求があるとのこと。さもありなん。

その足でスワロフスキーのギャラリーへ。神戸宇孝氏の「野鳥画展・宝風(たからかぜ)」を鑑賞。素晴らしい!

上野へ出て、東京都美術館の「バーク・コレクション展」を鑑賞。これがまたすごい。個人蔵だが日本にあれば国立博物館に所蔵・展示される品々。お役所らしく5時閉館だったので、駆け足での鑑賞になってしまったのが残念。もう一度、平日にゆっくりと鑑賞したいものだ。

イカ燻とスプマンテ2006年02月18日

イカ燻とスプマンテ
結構ヒマだったので三連発。
一斗缶を使った簡単な薫製器で、エボダイ、アジ、イカの干物と、チーズ(エメンタール、チェダーのホワイトとレッド)を燻す。
自燃するチップの棒はさくら。本当はちゃんとチップを加熱したいのだが、温燻になってしまうので。燃焼促進剤が気になるが。まぁ、それには目をつぶる。

すぐにできるのが、イカ。それと岡山だったか、「牡蠣のコロコロ煮」というのがあったので、それと途中で取り出したイカ燻。「ピノ・シャルドネ」とあるスプマンテの200ccボトル。手頃でしかもブリュ。とはいえ、軽い飲み口と良い香り。美味しゅうございました。(岸朝子風)

そろそろ、エボダイとチーズが出来上がる頃。どれ、様子を見に行ってくるか。