L'Arc-en-Ciel2007年04月04日

夕暮れに虹
激しい夕立のなか、三浦海岸へ向かって旧道を走っていると、雨は次第に上がってきた。交差点で海側を見ると、素晴らしい虹が架かっているではないか!

次の交差点で海岸道路へ出た。混んでいたがそれが幸い。交差点で停止している間に、助手席の窓を開け、携帯のカメラで虹を写した。見たようには写らない。実物のはかない美しさは目に焼き付けるしかない。

東京湾に、日没間際の太陽が作った見事な半円の虹。主虹の外側に副虹。主虹は外側から赤橙黄緑青藍紫だが、副虹はその逆に並ぶ。

主虹は水滴の中を1回反射し、副虹は2回反射する。反射戻り光のある部分は明るく見える。

思わぬ自然からの贈り物に、心和む一時だった。

鎌倉2007年04月08日

ツボスミレ、あるいはニョイスミレ
定例の探鳥会。佐助稲荷にはツボスミレ(またはニョイスミレ)が咲いていた。小さな白いスミレ。

終了後、有志で鎌倉まつりで賑わう鶴岡八幡宮へ。ビールとつまみを持って、美術館隣の島へ。ここは穴場だ。人が少ない。

散り残ったサクラと、新芽のグラデーション美しい山を眺めながら、楽しい語らい。

少し汗ばむほどの陽気。エビスの新しいビールも、なかなか良かった。「静の舞」までは待てずに解散。

アリアケスミレ2007年04月25日

アリアケスミレ
ISO14001の外部審査を無事クリア。ほっとした。
サイト・ツァーで会社の屋上へ出たら、足下の砂利の間からアリアケスミレ(ツボスミレと思っていたが間違い)がのぞいていた。

スミレの種子は、弾けて周囲へ撒き散らすだけなので、どこから来たものか。隣の水辺公園にはごく限られた場所にしか生育していない。鳥の脚にでも種子が付いて来たのだろうか。いじらしい。

そういえば、会社の芝生に、ノジスミレの群落があることを、つい先日、発見した。

スミレは実に愛らしい。スカルラッティの「スミレ」が頭の中で鳴る・・・♪

Le violette
Alessandro Gaspare Scarlatti(1660—1725)

Rugiadose, odorose,
violette, violette, graziose,
voi vi state vergognose,
mazzo ascose fra le foglie
e sgridate le mei voglie
che son troppo ambizioze.

香しく、朝露に濡れた
しとやかな菫よ、菫よ。
はにかみながら、
お前は葉陰に身を寄せ隠れる。
私の望みは高すぎると
咎めるように。

手元にあるCDで、テバルディの素晴らしい歌声を何度聴いたことか・・・

抱卵放棄2007年04月28日

残された卵
巣箱のフクロウだが、営巣を放棄したようで、確認したところ、卵は二つあった。残念。

抱卵班を形成したときに抜いた体羽が周囲にあった。

原因がわからないが、アライグマが近づいたかもしれず、対策が急がれる。

観察装置も老朽化してきたので、Webカメラか、赤外線カメラを検討中。