自然度が高い2007年06月13日

コジャノメ
ここのところ、会社で虫騒ぎが起きている。

居室に大きなムカデがいるので、捕まえてほしいとのこと。15cmくらいはあるズムカデ。少し弱っているようなので、ちりとりですくい取って、裏山へ逃がしてやる。

その後、庭師がアシナガバチに、手の甲を刺されたと言ってきた。ポイズン・リムーバで吸い出したが、時間が経っており、吸えなかった。翌日、ぱんぱんに腫れ上がってしまったので、労災指定病院へ。
ステロイドの注射、抗ヒスタミンとステロイドの軟膏を塗布して、冷湿布。今日、明日と休んでもらうことにした。気の毒に。

刺された場所近くにアシナガバチの巣を発見。可愛そうだが処置。親はそのまま。他へ行ってほしい。

玄関のツツジの植え込みにいたチョウ。コジャノメ。これはまったく無害。

恋愛小説家2007年06月20日

 昨日、BSフジでやった「恋愛小説家」。HDDへ録画してから鑑賞。ジャック・ニコルソン、ヘレン・ハント。
 1997年制作だそうで、話題になったのは憶えていた。
 ジャック・ニコルソンの強迫神経症で人嫌いの偏屈小説家、というようなものは、はまり役。
 ヘレン・ハントのちょっと苦労を抱えた女性も、ジョディー・フォスター似の、唇の薄い、しかし知的な感じのする、感じの良い女優。演技は申し分ない。この映画でアカデミー主演女優賞。

 以前、ジェームズ・リプトンがアクターズ・スタジオの生徒の前で語る番組で、ヘレン・ハントがゲストだったことがあった。
 最近はどんな映画に出ているのかは知らない。

サバの炙り2007年06月20日

サバの炙り丼
今日の昼食は久しぶりにサバの炙り丼。
ご案内メールを見過ごすことができず。
美味。

水難救助2007年06月23日

マムシ
第四土曜日は早朝探鳥会。

タシロランが咲き始めた。腐生ランの一種。田代善太郎という人が発見したからか、その人の名に由来。私は勝手に、アオキの側に生える、と思っている。確かに側にアオキが。

奥の池でもがいていたので、クワガタ(ノコギリクワガタか?)の♀。友の会の会長が竹竿の先についたヒモで救出。

終わって会社の前に人だかり。人工小川のわき出し口にマムシ。昨日のものと同一個体らしい。捕まえて「安全な」場所へ放そうと思ったが、適切な捕獲器具がなく、捕り逃がした。何か用意せねば。誰かが噛まれる前に。

捩摺2007年06月25日

モジズリ
もじずり、とはネジバナのこと。会社の芝生にネジバナが咲き始めた。

携帯のカメラに、徒刑囚利用の、じゃない、時計修理用のレンズを押し当てて、ズームすると蹴られがなくなる。

こうして見ると、確かにラン。小さいがカトレアのよう。淡いピンクが実に美しい。ルーペで是非ご覧あれ。

伊勢物語の「みちのくのしのぶもぢずりたれゆゑに乱れそめにしわれならなくに」の忍捩摺(しのぶもじず)りにちなむ、ということだそうだが、あいにく無教養で、よく知らない。百人一首の河原左大臣の歌。

「陸奥のしのぶもじずりの乱れ模様のように、誰のせいで乱れ始めてしまったのだろうか、わたしのせいではないのに」という意味になるという。そうか、恋の歌か・・・

「捻れ模様のある石の上に布を置き、忍草の茎・葉などの色素で刷り込んだという。これは県庁からもほど近い、福島市山口の文知摺観音に保存されている石がそれ、と言われている」のだそうだ。

いつか機会があれば、立ち寄ってみたいものだ。

迷子2007年06月27日

迷子のムクドリ
会社にて。掃除のおばさま、もとい、おねぇさまが帰るときに、「天窓に鳥が入っているので、出してあげて」と。

なるほど、いつもの、どうにもならないちょんぼな設計の吹き抜けの天窓に、鳥が迷い込んで、中間付近の窓ガラスに向かって、ばたばたとあがいている。

屋上の窓を開いてやったが、気がつかないのか、上へ行こうとせず、窓でばたばた。しかたないので、はしごを掛けて、手づかみで確保。
ムクドリだった。

すぐに放つと、羽ばたいて行った。弱ってはいないようで、仲間と合流できるだろう。一件落着。