横須賀:荒崎・長井2011年05月01日

荒崎
鳥仲間と、久しぶりの観察会。
朝の6時から午後1時まで。強風の中、いつ雨に降られるかという、気象条件は悪かったが、普段は通らない道や、こんなところに台地の畑、というような場所も歩けた。歩数は2万歩を越えた。

N氏には海藻アカモクの食し方、アカツメクサに寄生するヤセウツボという外来種を教えていただいた。

強風の中を飛ぶ、チュウシャクシギの鳴き声が印象的だった。

おまけと言っては何だが、案内板で「沈黙の提督」と云われた井上成美(いのうえしげよし)の旧宅がどこだかわかった。長年、探していたので、収穫だった。

新宿御苑で八重桜を愛でる2011年05月04日

倒れた灯籠
幼なじみ計3人で花見。
残念ながら我らのマドンナは、体調思わしくなく欠席。

親友T君の案内で、御苑内を散策。彼は園内を熟知しているので、安心。
今年は一気に気温が上がったため、八重桜(サトザクラ)は既に散り始めており、1週間遅かったとのこと。

とはいえ、花は色々咲いており、楽しめた。
ハンカチノキは、英名はDove treeで白いハトに見えるからだろうか。ミズキ科で、四川省、雲南省が原産。ヤマボウシに似ている。ハンカチが樹に成っている。幸せの白いハンカチ・・・

ノダフジが咲いており、良い匂いを漂わせていた。ツツジ、サツキも沢山咲いており、これも良い匂い。

北海道からもたらされたホウノキの仲間があった。巨大な花で甘い香りと白い花弁、そして花粉、おそらく蜜も多いのだろうか。ホウノキが属するモクレン科は、被子植物の中では最も原始的と言われ、中生代白亜紀に、昆虫と共に進化したらしい。

倒れている灯籠もあり、3.11地震の強さを物語る。

アルコール持ち込み禁止の御苑。酒宴がどうなったかはご想像におまかせ。

フクロウのヒナ,その後2011年05月11日

ヒナと親
ヒナ2羽は順調に育っていた。
狭い巣箱の中で、盛んに羽ばたきの練習をする。
親鳥は「グ、グ・・」というような声を出して、ヒナの羽づくろいをしていた。ヒナは「キピー・・」というような声を出す。

しばらく見ていると、親鳥は飛び上がって出入り口に止まった。外の様子を盛んに見ているようだった。外は激しい雨・・・

ヒナの写真2011年05月12日

2羽のヒナ
元の会社の若い人が、フクロウのヒナの映像を送ってくれた。
仕事の合間に観察してくれるそうで、頼りになる。

フクロウのヒナ,巣立つ2011年05月17日

元職場の若い人(自称:フクロウ担当)から連絡があり、先週の土曜日の午後3時には、2羽のヒナが巣箱にいることを確認したが、月曜の朝には空っぽだったとのこと。

ということは、おそらく日曜日(5月15日)に巣立ったものと思われる。

まとめてみると、

抱卵確認 3月7日
ヒナ誕生 4月8日くらい
羽ばたき 5月11日
巣立ち  5月15日

抱卵期間  約30日
巣立ちまで 約38日(育雛はまだ続く)

ということか。

CHARADE2011年05月17日

CHARADE
昨晩、BSで映画「シャレード:1963年・ユニバーサル」を久しぶりに観た。
やはりオードリーは良い。演技も悪くはないが、彼女の存在そのものが良い。こういう雰囲気を持った女優は、もう出ないだろう。

改めて作品を堪能したが、今回はファッションや小道具はさておいて、こんなシーンが印象に残った。

レジーナ(ヘプバーン)がピーター(ケーリー・グラント)とパーティーでのゲーム、オレンジを顎に挟んで相手に渡すシーン。二人が顔を近づけて見つめ合うシーンで、周囲のざわめきが聞こえなくなり、音楽の音量が小さくなり残響を伴う、というのは、「ウェスト・サイド物語:1961年」での「ジムでのダンス」のシーンで、トニーとマリアが踊るシーンで使われた手法。それ以前の映画にもあったかどうかは、残念ながら素人なので知らない。

もうひとつ、自宅に住めなくなったレジーナに安ホテルの部屋を用意したピーターが、エレベータで3階(だったか)の部屋に同伴していくシーン。エレベータが階で止まり、レジーナが「ここ?」と聞くとピーターは「On the street where you live.」と答える。オードリー主演の「マイ・フェア・レディ」の製作は翌年の1964年。もう主演が決まっていたのだろうか?「君住む街角」はイライザを追ってきた貴族の子息フレディー(映画では若き日のジェレミー・ブレットが演じた。後にTVのシャーロック・ホームズ・シリーズで名演技を見せる)が歌う。

セーヌ川のボートでのディナーシーン。はらぺこのレジーナが「I can eat a horse」と言ったように聞こえた。その昔、「英語に強くなる本」に出ていた表現。読んでも強くはならなかった。こんなことしか覚えていないのだから。

二子山林道2011年05月19日

二子山林道
葉山にある森戸川。御用邸へ注ぐ。この林道が二子山林道。
時には陛下もお忍びで歩かれる。

6時半頃から上流へ向かって歩く。望遠鏡は持たず、双眼鏡と、録音用の手持ちパラボラマイクを持つ。

オオルリのさえずりが響く。林道は深山幽谷の風情で、気温は14℃くらい。吐く息が白い。薄着で来たのを悔やむ。

アオゲラのドラミングや、不明のカエルの声。

折り返して帰るとき、ホトトギスが鳴いた。今年初めて聞いた。
スギ林で「ギュイ、ギュイ」という声が聞こえたが、通りかかったご婦人からサンコウチョウの地鳴きとのこと。2羽が飛来したが、すぐに飛び去った。さえずりは聞けなかった。

ヤブサメのさえずりも聞こえた。

写真は早朝の林道。

ブラック・スワン2011年05月20日

ブラック・スワン
ナタリー・ポートマンも「白鳥の湖」も好きなので、鑑賞した。

ナタリーの演技、バレーも含め、確かに秀逸だったが、では作品はと言うと、好きにはなれない。

#ハリウッド映画らしさが嫌いなのかもしれない。

久しぶりに,銀座と神田2011年05月26日

カール・リヒター
小学校の同級生4人と、遊びの相談で神田の蕎麦屋「まつや」で会うことになった。

銀座に寄って、ニコンのサービスルームに、双眼鏡のレンズに生えたカビ取りを頼んだ。まだ集合時間には間があるので、ショールームで色々見せてもらった。やはり、タカの渡り観察用に、レーザー距離計は魅力的だ。500mまでなら、距離と角度から高さを算出する機能が付いたものがある。最新型は1000m程度まで測れる。今年の観察には、なんとか使用してみたいものだ。

4丁目に出て、山野楽器を冷やかしていたら、「リヒター没後30年」とかで、アルヒーフ盤のCDがあった。迷わず購入。

「まつや」では、念願の「天抜き」をつまみに、ぬる燗をやりながら、遊びの相談。

帰宅後に、「調子の良い鍛冶屋」や「イタリア協奏曲」を聴きながら、日記を書いている、というわけ。