献血2013年02月02日

生化学検査の結果も教えてもらえる,という特典もあるので,横須賀中央まで献血に行った。
色々承諾項目やら住所の変更やら終わって,さてと思ったら「申し訳ございません。」え?

献血手帳も持って行ったのですが,最終献血の年齢が59歳の時らしく,それ以降,会社に献血車が来なくなったので献血していなかった。
65歳以上は献血できないことになっているとのこと。
60歳になった時点で一度でも献血していれば良かったそうな。

し,知らなかった。とんだ無駄足。

読み終えた本「長沢鼎 ブドウ王になったラスト・サムライ」2013年02月05日

長沢鼎 ブドウ王になったラスト・サムライ
海を越え、地に熟し 長沢鼎 ブドウ王になったラスト・サムライ
多胡 吉郎著
現代書館

幕末に薩摩藩の命で渡英した最年少(13歳)だった留学生の一人。
詳しくはWebで。(^_^;)

同行した者はロンドン大学に通うことになったが,年少の鼎はトーマス・グラバーの実家で,スコットランドのアバディーン・グラマー・スクールに通う。生涯スコットランド訛りは消えなかったという。幕末の動乱で薩摩藩の財政が苦しくなると,他の留学生は帰国するが,鼎等6名は米国のキリスト教一派・新生社に入信する。一行の一人に後の文部大臣,森有礼がいた。
長くなるのではしょるが,教団でワイン醸造に携わり,教団が弾圧され教父が亡くなると教団は解散するが,ワインセラーを買い取るも,やがて禁酒法が施行され,晩年の14年間苦しめられることになる。禁酒法が解かれるとまもなく亡くなった。 享年83。
カリフォルニアワインへの多大な貢献から近年注目されているとのことだが,資料があまりに少ないためか,小説としては単調で,Wikipediaに書かれている内容程度(と云っては失礼だが)に独自取材を足して,無理矢理引き延ばして書いた感が否めない。資料が少ないので仕方の無いことだが,出版と前後して留学生等の日記も発見されたようなので,今後の展開が期待されるところだ。
#幕命に背いての留学のため,長沢鼎は偽名。留学後,一生偽名で通したことになる。

三浦半島の名産品2013年02月08日

三浦半島の名産品
1月9日に参加したモニターツァー「芦名の里に運慶仏を見る」でアンケートを書いて提出したら,三浦半島の特産品セットが送られてきた。家内も提出したので一家に二つも。
前回はマグロラーメンにヒジキ,切り干し大根などでしたが,今回はこんな品々。
「海軍さんの珈琲キャラメル」は呉鎮守府ゆかりのコーヒー店云々とあるので,鎮守府つながりの提携でしょうか?
カレー・マドレーヌはそんなにカレー臭くなく,スパイシーで美味しかったですよ。

#おなじみのYRP携帯サブレーはお愛嬌。(はっきり云ってこんな不味いサブレーは食べたことがない・・)(^_^;)

ホイスカ2013年02月09日

ホイスカ
ネコさんがお昼を欲しがっているようです。食べ物を要求しているときは,ヒゲが前を向きます。獲物を捕る時もこうなるのでしょう。
本来,狩猟をしないと餌を得られないので,行動がセットになっているのかも知れません。

いわゆる,ホイスカ(洞毛)は,ネコの口の周りだけでなく,眼の上にもありますね。良く見るとほほの部分からも出ています。洞毛には神経が密集しているそうで,狭いところをくぐり抜ける時は有効に働くのでしょうね。

前肢の裏側にもあります。タイワンリスにもありました。枝に飛び移ったりするとき役に立つでしょう。ネコの場合は獲物を爪で引っ掛けるときに,センサとして働くのでしょうね。

菜の花とパンチェッタのパスタ2013年02月09日

菜の花とパンチェッタのパスタ
久しぶりにパスタ。家内が菜の花を買って来たというので。

パスタはトレッチェ・ディ・ジュリエッタ(ジュリエットの髪というらしい)。長靴の踵側,プーリア(プッリャが正しいらしい)州北部の産。

自家製パンチェッタを炒め(炒めると脂が透明になって結構美味そうだが,時間が経っているのでアミノ酸が白く析出しているやつなのだ),タマネギのみじん切りを炒め,小麦粉を炒め,温めた牛乳を加え,バターを落とし,パスタの茹で汁を加え,生マシュルームの薄切りを加え,ペコリーノ・ロマーノを擦り入れ,黒胡椒の粗挽きを加え,パスタの茹で上るのを待つ。

パスタは茹で時間11分。茹で上り2分前に菜の花を投入。
全部を混ぜて,さらにペコリーノ・ロマーノを摺り下ろして出来上がり。
自分で作っておいてなんですが,非常に美味かったです。

クリームが無くても,小麦粉,牛乳,バターで代用できますね。

#パンチェッタは粉を吹いたけど,熟成が進んで非常に旨味が増していた。

鎌倉自主探鳥会,今日で400回!2013年02月10日

はい,ポーズ
今朝の鎌倉自主探では,冬鳥を数多く観ることが出来て,参加者も満足でした。特に,キクイタダキ5~6羽の群が観られたのは,鎌倉自主探史上初ではないかとのこと。

自主探はこの日400回!33年続いていることになる。
たまたま,鎌倉ケーブルテレビの取材があり,女性カメラマンが取材と撮影に同行。時にいきなりカメラを向けられて「クロジというのは珍しい鳥なのですか?」などと聞かれて慌てる・・(^_^;)

#今週水曜日の午後5時30分放映と聞きましたが,横須賀では観られないようです。最期に記念撮影,なのですが,番組のオープニングに使われるようです。

ネコの寝床2013年02月14日

ネコの寝床
今日は日差しが弱く,時々曇る。日当りが良ければデッキで工作も良いのですが,日が陰ると寒い。
家に入ると,脱ぎ捨てたダウンベストはネコさんの寝床になっている。そりゃ暖かいでしょ。今良くあるダックダウンじゃなくて,1990年に買ったのでもう23年前か,れっきとしたグースダウンですからね。(自慢)
タグを見るとMADE IN PEAPLE'S REPUBLIC OF CHINAとなっています。これは中華人民共和国の正式国名です。米国のアウトドアメーカーが中国に工場を進出さたばかりの頃かと思います。
最近は単に「CHINA」という表示になってしまいましたね。時代を感じます。

#この頃は,中国製でも素材は全部日本のものを使用していると,このタグの裏に書いてあります。といっても,メーカーは米国・カリフォルニア。なんだか複雑。

サバの炙り丼2013年02月16日

サバの炙り丼
横須賀・東部漁港(平成町)の朝市に行ってきました。横須賀で養殖した牡蠣があるというので。

で,牡蠣小屋のようにその場で焼いてくれます。期待していただきました。美味しいのですが,塩っぱすぎ。ボリュームもないので,残念ながら期待はずれ。

生のサバを下ろしてもらい,夕食に炙りにして,丼でいただきました。
炙り方がわからなかったのですが,身の方を強めに焼いて,皮はちょっと焦げる程度が,生っぽくて美味かったです。新しいと臭みもなにもない。

他に,イシモチの買ったので,明日,アクア・パッツァでいただく予定です。

読んだ本「病気の日本近代史」2013年02月16日

病気の日本近代史
病気の日本近代史 ー幕末から平成までー
秦 郁彦著
文藝春秋 (2011/05)

第一章 黎明期の外科手術 本邦初の乳ガン摘出・虫垂切除は?
第二章 脚気論争と森鴎外 脚気菌から栄養障害説まで
第三章 伝染病との戦い 黄熱病と野口英世など
第四章 結核との長期戦 死因第一位から二十七位へ
第五章 戦病の大量死とマラリア 新顔の栄養失調症
第六章 狂聖たちの列伝 芦原将軍から大川周明まで
第七章 肺ガンとタバコ 非喫煙者のガンが増えている

日露戦争では,脚気で6000人の死者を出したという。海軍は麦を白米に混ぜることで脚気を克服したにもかかわらず,陸軍は白米に固執し,鴎外も死ぬ間際に,脚気の原因を食べ物の偏りであることを認めなかったのを悔いたとあった。
第一次大戦を終わらせたのはスペイン風邪だったというのは,以前にも聞いた。
太平洋戦争での大量の戦死者は,兵站が追いつかなかった故の餓死だったというのは,どう考えても納得できない。
最期の章で,喫煙率が減ったのに肺ガン患者は増加しているのはどうしてなのかと疑問を投げかける。
よく調べて書かれているので,読み応えがある。

#野口英世が長浜検疫所に赴任したのは明治三十二年だったとあるが,そこの跡地に建っている長浜ホールは,細菌検査室を保存したもの。何度かチェンバロのリサイタルを聴きに行ったことを思い出します。

イシモチのアクアパッツァ2013年02月17日

イシモチのアクアパッツァ
昨日,朝市で仕入れたイシモチをアクアパッツァにしました。
貝類を入れると良いとあるのですが,今回は魚のみ。
家内に「エラを取らないとダメ」とダメだしあり。(^_^;) そうだったのか。
スープと残りご飯でリゾット。美味かったです。

レシピ:オリーブ油でスライスしたニンニクを炒め,香りが付いたら取り出して,塩・胡椒した魚の皮を焼く。両面焼いたら白ワインと,同量の水を加え,スパイス(ローリエ,オレガノ,タイム,ローズマリーなど)を加え,取り出したニンニクも加え,ほぼ火が通ったら,あれば乾燥トマト,なかったのでピッツァ用に作ったトマトソース,ケイパー,オリーブを加え煮込む。出来上がりにイタリアン・パセリを散らして。

白ワインを飲みながらいただきましたが,良く合います。