荒崎散歩2013年07月01日

アーティチョークの花
会社OBの方のご紹介で,お仲間の定例散歩会にご一緒しました。

三浦半島・荒崎の海岸を歩いて,ソレイユの丘で,ひと風呂浴び,一杯(実は2杯)飲んで解散。

またご一緒したいです。

写真説明 (2,3は別日記参照)
1.アーティチョークの花を初めて見ました。三浦半島では結構,西洋野菜を作っていて,首都圏へ出荷しています。
2.スカシユリが咲いていました。植えたもののようですが,本来自生しています。とてもきれいでした。
3.アカウミガメが漂着していました。腐乱していますが,最近,ウミガメが三浦半島周辺に来るようになったようです。甲羅の長さは61.2cmもありました。

荒崎散歩 22013年07月01日

スカシユリ
スカシユリが咲いていました。植えたもののようですが,本来自生しています。とてもきれいでした。

荒崎散歩 32013年07月01日

アカウミガメ
アカウミガメが漂着していました。腐乱していますが,最近,ウミガメが三浦半島周辺に来るようになったようです。甲羅の長さは61.2cmもありました。

読み終えた本 料理の科学(1),(2)2013年07月03日

料理の科学
ロバート・L. ウォルク (著), Robert L. Wolke (原著), ハーパー 保子 (翻訳)
楽工社 (2012/12)

焼いて香ばしくなるのは「メイラード反応」というように,料理は化学反応の世界,というのを紹介している。同じ様な本は沢山あるだろうけど,科学者らしい生真面目さと適度なウィットで楽しく読める。
米国の読者を想定しているので,多少馴染みのないものも多いが,参考になる。

ユダヤ教徒が使う「コーシャー(用)ソルト」の説明や,米国(FDA)は昔日本がそうだったように,食品グレードの食塩の濃度を97.5%以上と定めているそうです。日本ではとっくに,自主規制ながら「食用塩の含有率を40%以上の固形物」と定めているそうで,豊富な「食塩」が出回っています。

ハムやベーコンを作っているので,岩塩のことが気になっていましたが,今使用している「イタリアの岩塩」は比較的大きな「粒々」ですが,岩塩は泥や岩クズが混入しているため,そのままでは商品にならないので,(たぶん露天掘りは除くのでしょう)地中の岩塩に水を送って溶かし,地上へ吸い上げて真空乾燥して小さな結晶にしている,という記述があり,確かに成分は「ゴミ」以外は変化していないようで,安心しました。岩塩の亜硝酸塩が,(生)ハムやベーコンにはどうしても必要なのです。

他には,「ロブスターとハマグリの煙突蒸し」ともいうべき調理法が紹介されていました。
海岸でのバーベキューには面白いでしょう。
ストーブ用の煙突(ブリキ製でしょうか:1.2mとかそれ以上)を用意し,海藻を詰め,次にロブスターとハマグリを詰め,また海藻を詰め,と,シーフードと海藻を交互に詰めて,最後は海藻で蓋をする。これを焚き火で炙り,火が通ってきたら,上になっている方に海水をカップ1~2杯注ぎ,これを20分続ければ出来上がり。グランドシートに全部ぶちまけてひたすら食べる,というものです。何もロブスターでなくても,シーフードなら何でもいけそう。う~・・キャンプでやってみたい!(^_^;)

ファインバーグコレクション2013年07月05日

谷文晁
江戸東京博物館の,ファインバーグコレクション展へ。

過去40年で,個人で収集したということに驚いた。どれほどの財力が・・江戸時代の絵画の逸品ばかり。よくもこれほどの名品を・・

ま,とにかく,日本にないのが不思議。価値の分かる人が日本にいなかったということか,あるいは,国家が価値を認めなかったのか,国としての文化が未熟だったのか,価値の分かる人に大切にされたのだから,それで良かったのか・・なんだかなぁ・・

名品を堪能できたので,まぁ,それはそれで良かった。

遅い昼食を7階のレストランで。悪くない。カウンター席だったので目の前に国技館。

#谷文晁が印象に残りましたので,勝手に引用。

義母の新盆2013年07月07日

共同墓地
義母の新盆。

法要の後,会食。義母の子供達とその子供達中心だが,こうやって一同に会するのはこういう機会になってしまう。

子供達は義母に可愛がってもらったが,私の母のことも忘れない。会食の後,墓参りしたいというので,谷中霊園へ。

聖公会の共同墓地だが,この下にカトリック教会の墓地がある。上にあるのが自慢らしい。

こうやって,墓参りに来てくれるのは嬉しいものだ。

イサキのアクア・パッツァ2013年07月08日

イサキのアクア・パッツァ
鈴木水産で,イサキが安かったので,アクアパッツァにしてみました。

イサキは家内がさばいてくれました。私はやる勇気がありません。(^_^;)

まず,庭のハーブを4種,フェンネル,オレガノ,ローズマリー,それにイタリアンパセリを収穫。既に収穫済みで乾燥してあるローリエも2枚使う。

オリーブ油でニンニクを炒め,取り出す。加熱して塩・胡椒して水気を切ったイサキを並べて焼く。裏返そうとしたら,皮がくっ付いてしまうので,あきらめて片面だけ焼く。もっとオリーブ油で揚げる位に沢山オイルを入れればくっつかずに焼けるのかもしれないけど,イタリア人ではないので・・(^_^;)

白ワインと水,ハーブを加えて煮る。これにドライトマト,アンチョビを刻んでいれ,塩漬けのケイパーを散らして,取り出したニンニクも鍋に戻し,更に煮る。

火が通ったら,イタリアンパセリを散らし,火を止めてオリーブ油を掛けて出来上がり。今日は全部,エクストラ・ヴァージンのオイル使った。香りが良い。

魚が小さいので,骨が多いのが難点だが美味い。安もののシャルドネと。

スープを残しておいて,冷やご飯を入れてリゾットにしました。パルミジャーノ・レッジャーノを掛けて煮ると,冷や飯がなんか別物になる。食べる前にも掛けて。これは美味い! 白ワインとドライトマトの酸味がさっぱりして感じにしてくれた。

何のことはない,鍋物の後のオジヤ。(^_^)

鎌倉・第二自主探2013年07月14日

オオバウマノスズクサの実
鎌倉・第二自主探。
暑い中を約20名の参加。

鳥はたいして期待できないが,最近はオオルリやキビタキが良く聞かれるので,期待。

鳥の写真は携帯のカメラでは撮れないので,植物の写真を。

ソクズの花。教えてくれたT夫人は外来種と説明されたが,在来種のようだ。白い花に混じって,蜜を溜めたカップ状のものがある。図鑑では「腺体」と呼ぶらしい。溢れた蜜を参加者も舐めてみる。非常に甘い!二人でびっくり。

T夫人に教えていただいたオオバウマノスズクサの実。馬の鈴に似ているのかと画像検索してみたけれど,同じ様な形状のものは見当たらなかった。

これもT夫人に教えていただいたツタウルシ。かぶれることもあるそうなので,触らない方が良いとのこと。
ウルシの仲間には,マンゴー、カシューナッツ、ピスタチオ、ピンクペッパーや,蝋を採るハゼノキがあり,たいへん役に立っている。

鳥合わせ
アオサギ,トビ,アオバト3,キジバト,ホトトギスc,アオゲラ♂,コゲラ,ツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,ウグイス,オオルリc,エナガ,ヤマガラ,シジュウカラ,メジロ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス。21種
参考記録:ガビチョウ,コジュケイ,ドバト

地魚寿司2013年07月15日

シャコガイの握り
子供,孫と久しぶりに地魚寿司。

クロムツ,サバ,イサキ,イナダ,キンメダイ。

他に炙りサバと,写真はシャコガイ。

シャコガイは意外と美味いのです。

川合玉堂展 山種美術館2013年07月17日

川合玉堂展
家内と山種美術館の川合玉堂展へ。
行く道筋に巨大なダビデ像。フィレンツェのアカデミア美術館で観た本物は大理石なので真っ白。これはなんだか異様なブロンズ製。

多少の貸し出し品はあるものの,ほとんどの作品が山種所蔵品。すごい・・
全部で88点。展示替えあり。

今まで玉堂の初期のものしか好きではない,と思っていたのだけれど,70代,80代の作品も,若い頃ほどは詳細には描かないが,味のある高みに達しているのだなぁと思った。
素人にはその程度しかわからないのが残念。
しかし,やはり五島美術館の「焚火」は二度目だが,やはり良い。40代の作品。

煙や雨の表現は上手い。鵜飼の絵が多いが,水面のグラデーションや透けて見える水中の鵜や鮎の表現は素晴らしいと思った。晩年にはそこまでは描かなかったが。

2000.2.4にも日本橋・高島屋で「川合玉堂展」があり,鑑賞しましたが,その時の印象が今でも残っていて,晩年のものは大したことはない,と思っていました。しかし,山種が集めたものは非常の優れた作品ばかりなので,認識を新たにしました。

見終えて改めて館内の壁を見ると,見事な大理石。きっと化石が・・すぐに見つかりました。そこここにアンモナイトが。ベレムナイトも多数あるそうで,有名な様です。受け付けで「化石だらけですね,あ,足下にもアンモナイトが・・」と言っていたら,大理石の由来が書かれたものをくれました。ドイツ産で,ジュラ紀(1億8千万年前)のものだそうです。

恵比寿駅のアトレのライオンでちょっと一杯。エーデル・ピルスとヱビスのハーフ&ハーフ。ガーリックライスに乗ったガーリック利かせのビーフステーキやサラダ,レバーの燻製などと。美味しかった。