あの日は・・2013年08月06日

今日は色々都合で早めにジムへ。
ストレッチと軽い筋トレの後,2時から外をジョギング。
曇っていたのだが,走り出したら薄日が射している。まぁ,いいか。
コースの半分近くは街路樹や建物の日影だから。

三浦海岸から線路沿いに三崎口へ。駅の手前で左に折れて妙音寺へ。
急坂を登って,畑の中を走っていると,上空に爆音。
仰ぎ見ると対潜哨戒機。

あの日の朝は,こんな低空ではなく,1万メートル近い高度だったので,同じ様な4発の飛行機が飛んでいたのは見えなかったかもしれないなぁ・・と,そんなことが,ほんの一瞬,頭をよぎった。

三浦海岸の花火2013年08月07日

三浦海岸の花火見物。
津久井浜に出れば,海岸の広い階段に座ってのんびりと観ることができる。
孫は花火より,ご近所の小さい子供達と一緒にいることが嬉しくて仕方ない様子。

ローソンがそばにあるので,打ち上げ前にビールを買いに行ったら,ビールの棚からレジまで行列。まぁ,そんなものか。

花火は1時間ほど。それでも三浦半島ゆかりのスイカやイチゴの花火もあって,大したものでした。大根はあったかなぁ・・。三浦市は貧乏自治体で,横須賀市への合併を再三申し入れているが,横須賀はけんもほろろ。それにしては良くやった! 最後の大掛かりな花火には拍手がわき起こった。

娘が孫くらいの時に,隅田川の花火を肩車して両国橋で観た時は,あまりに大勢の人と,橋が揺れるのを怖がってしまい,泣き出してしまったことを思い出します。

風立ちぬ,いざ生きめやも・・2013年08月08日

風立ちぬ
宮崎アニメ「風立ちぬ」を一人で観てきました。

思っていた様な感じではなかったのですが,良かったです。
零戦は最後にちょこっとだけ編隊が登場しますが,ポスターにもある通り,詳しく描かれているのは九六式艦上戦闘機の製作過程です。史実に忠実です。ちょうど堀越が戦後に執筆した「零戦」の文庫本を読んでいたところでした。

堀辰雄のそれも,若い頃には読んでいなくて,このアニメのことは知らずにごく最近読んでいて,タイムリーでした。

宮崎は戦争オタクですが,戦争は大嫌いです。分かる様な気がします。

隣の席は男子中学生の友達同士のようでした。ポテトフライを食べながら観ていた彼らは,このアニメで何を感じたでしょうか? 聞いてみたい衝動に駆られながら,席を離れました。

風そよぐ・・2013年08月08日

ゴーダチーズ
映画の後はジムの読書室で「火薬の歴史」を読む。眠いので,1時間もしないうちにサウナ。帰宅してビールを飲んだ後は,ハイボールを一杯。ではすまなくて,例の安物のモンテプルチャーノを良く冷やして一杯,いや三杯。

当ては,オートキャンプの帰りに買ってきた,千本松牧場のゴーダチーズ。日本で作れるのが立派。というか,こんなことをするのは日本だけかも。ニュージーランドでチェダーチーズを作るのとは訳が違う。

他に,シチリアのグリーン・オリーブ。塩分補給にもなる。

冷房を入れないので,29℃。5時40分の夕方にはもう涼しい風が入ってくる。風立ちぬ,ほどではなく,風そよぐか・・

EMPEROR2013年08月09日

EMPEROR
「終戦のエンペラー」を観てきました。
原題はただのEMPERORでしたが。

実は期待していた以上の出来だと思いました。米国が作ったようには見えない。
マッカーサーの右腕だった日本通,フェラーズ准将の恋愛劇は,実際にはなかったようですが,戦前,米国留学した日本女性から,日本を知るには小泉八雲を読むべきだと勧められ,日本研究に没頭したとのこと。戦後,小泉家を訪ねていたそうです。

今まで,この映画に描かれていることは,それぞれに知っていたが,こうやって「通して」見せられると,当時の状況がよく分かる。白州次郎は出てきませんが。

米国映画なので,もっと米国寄りと云うか,米国に都合が良い様に描かれているかと思いましたが,かなり冷静な見方をしているのではないかと思いました。この映画を作った人達の見識を評価します。反論がある方もおられるでしょうが。

昭和天皇の描き方は,いまいちだったかな。片岡が演じたようにはおどおどしていなかったように思えます。本当はどうだったのでしょうか・・

日本が作ったらどうなのだろうか,同じスタッフで,日本に作らせてみたい気がしました。

読み終えた本「世界を変えた火薬の歴史」2013年08月14日

世界を変えた火薬の歴史
読み終えた本「世界を変えた火薬の歴史」
クライヴ・ポンティング (著)
原書房 (2013/4/24)

今から1000年以上前に中国で発明された火薬は、世界中に途方もない影響を与えた。400年にわたり中国は火薬の製法を門外不出としていたが、あるモンゴル兵士がその秘密をイスラム世界に漏らし、火薬はオスマン帝国とムガル帝国の勃興に重要な役割を果たすことになる。さらにはヨーロッパ人による支配拡大にも一役買うことになった。中国の煉丹術師から、コンスタンティノープルの劇的な陥落、
長篠の合戦、ガイフォークスの陰謀事件、ダイナマイトの発明まで、人間の歴史と火薬や爆発物との密接な関係を描く。「BOOK」データベースより

スペイン・ポルトガルの南米侵略についても,冷静に触れている。アヘン戦争を英国は謝罪していないとか,なかなかの立場。筆者はウェールズの大学で教鞭をとっていたとか。英国人には意外とこんな人がいる。

羅針盤,印刷術,火薬は欧州の発明と思っていた「おめでたい」欧州人,と繰り返し述べている。おめでたいとは云っていませんが・・(^_^;)

※なかなか読めなかったので,午前中にフィットネスクラブの休憩室で読書。人がいなかったので快適。

キュウリとヴェンチャーズ2013年08月16日

キュウリ
家内の友人(もう共通の友人ではありますが・・)H氏夫妻から,家庭菜園で収穫した新鮮なキュウリが玄関ドアのノブに掛かっていた。いつも,こうやって届けて下さる。ありがたい。
で,晩酌の当てになる。甘みがあり,これも娘の友人からの戴き物のもろみ味噌に良く合う。

明日は,いつものお礼に,家内の友人から頂戴した招待券で,H夫妻と神奈川県民ホールでの「ベンチャーズ JAPAN TOUR 2013」に行ってきます。
まぁ,いつまで日本で稼ぐことやら・・(^_^;)
来日51年目だそうです。

ベンチャーズ JAPAN TOUR 20132013年08月17日

神奈川県民ホール
友人H夫妻と,4人で神奈川県民ホールでの「ヴェンチャーズ」を聴きに行きました。久しぶりの県民ホール。

知人からいただいた招待券なのですが,¥4500のA席でしたので,3階の左翼席でしたが,悪くなかったです。懐かしい曲多数。ドラムが最後に熱演してくれました。こんなに日本人に愛されて,幸せな「米国老人達」ですねぇ。2010年春の叙勲にて旭日小綬章を受章しています。(Wikipedia)

夕食をH夫妻と,中華街の菜香新館で。
飲茶コースを二つとって,他に北京ダック,海老蒸し餃子,フカヒレ入り蒸し餃子,小籠包,空心菜の炒め物など。ビールに良く合う。仲の良い人達と一緒に食事は楽しい。
日頃のご厚誼に,自家製ベーコンを贈ることにしたら,喜んでくださった。

読み終えた本「零戦 その誕生と栄光の記録」2013年08月19日

零戦 その誕生と栄光の記録
読み終えた本「零戦 その誕生と栄光の記録」
堀越二郎著
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012/12/25)

パイロットを守る防弾がない戦闘機はいかがなものかと思っていたが,重量増加は致命的な非力なエンジン故と,優先するものが操縦性,攻撃力,航続距離だったそうで,事実,零戦が空中戦で被弾して撃墜される割合は非常に少なかったという。

NHKでの放映で,零戦の機体に使用された超々ジュラルミンの厚みは0.5mmだったそうで,F4Uだったか,米軍の主力戦闘機のそれは厚みが7mmもあった。米軍戦闘機のエンジン出力は零戦の2倍だったそうですが,それでも零戦の操縦性には遠く及ばなかったことでしょう。

堀越は「美しい」ものを作りたかったことは確かだろう。痛恨の極みは,末期戦で特攻機として使われたことだという。無念さは察して余りある。

ナガサキアゲハ2013年08月21日

ナガサキアゲハ
今朝,新聞を取りに行ったら,外の階段のそばにチョウが止まっていた。
ナガサキアゲハの♀でした。羽化直後で,まだ翅が伸展していない。
場所を垂直に移してやった時の写真。それまでは,植木鉢の中でばたばたしていた。

午後になって見ても大差ないし,伸展していないので,日影に移してやった。何時の間にがどこかへ行ってしまった。無事に飛べたのだろうか。

ナガサキアゲハは,北上を続けており,横須賀には10年ほど前に現れた。今では宮城県でも成虫が見られると云う。温暖化の指標生物。食草はミカン科植物。