読み終えた本「零戦 その誕生と栄光の記録」2013年08月19日

零戦 その誕生と栄光の記録
読み終えた本「零戦 その誕生と栄光の記録」
堀越二郎著
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012/12/25)

パイロットを守る防弾がない戦闘機はいかがなものかと思っていたが,重量増加は致命的な非力なエンジン故と,優先するものが操縦性,攻撃力,航続距離だったそうで,事実,零戦が空中戦で被弾して撃墜される割合は非常に少なかったという。

NHKでの放映で,零戦の機体に使用された超々ジュラルミンの厚みは0.5mmだったそうで,F4Uだったか,米軍の主力戦闘機のそれは厚みが7mmもあった。米軍戦闘機のエンジン出力は零戦の2倍だったそうですが,それでも零戦の操縦性には遠く及ばなかったことでしょう。

堀越は「美しい」ものを作りたかったことは確かだろう。痛恨の極みは,末期戦で特攻機として使われたことだという。無念さは察して余りある。