冷水洗浄便座2014年02月04日

穴があいたタンク
INAXの洗浄便座を2階と1階で使っているのだけれど,頻繁に使うからか,1階のものは温水タンクにヒビが入って,そこから勢い良く水が漏れるようになり,床が濡れてしまうので,困ったことに。
取り出してみて,何か所も接着剤で塞いでみたものの,試しに温水を出してみると「ピシッ!」と音がしてまた違うところから温水が漏る。はてどうしたものかと良く見てみると,水が満杯に成り,逆止弁が閉じてタンクの圧力が上がるとタンクの一番平らな部分が膨れることが分かった。その繰り返しで疲労してクラックが入ったようだ。
直しても圧が掛かるとアクリル系の接着剤ではすぐにクラックが入るので,直しようがない。タンクの中に梁を入れて膨らむのを抑えれば良いが,そこまでやるか・・・
この満身創痍のタンクを観よ・・とほほだ。

INAXの修理部門に電話して部品としてタンクが取れるか聞いてみたが,タンクは販売しないとのこと。修理するとタンクだけの単価は1万数千円だという。ばかばかしいので,修理はやめた。

とりあえず,タンクは外し,ホースは直結して水が出るようにしようとしたが,出ない。? 何かセンサの信号を待っているようなので,タンクを見ると水位を検知する近接スイッチがある。外して取り付けたら水が出たので,冷水洗浄便座となってしまったが,とりあえず使えるようにした。

タンクの材質不良だろう。けしからん。ということで,もし新しいものを買うなら,貯湯タンク式ではなく,瞬間式にするのが良かろう・・

吸湿発熱繊維についてのメモ2014年02月06日

吸湿発熱繊維についてのメモ

長年グンゼのTシャツ(YG)を愛用してきたので,吸湿発熱繊維の冬物下着がグンゼから発売されると,やはりずっとグンゼのそれを冬場は愛用してきた。それまではパタゴニアのキャピリーンを愛用していたが,発熱とは無縁で,アウトドアで何日も着続けても汗臭くならないと云う抗菌繊維だった。

吸湿発熱繊維は,冬季オリンピックのスキーウェアとしてミズノのサーモブレスが1994年に採用されているので,これが最初かもしれない。
ユニクロのヒートテック(東レ)は2003年なので,かなり後発だろう。話題になった時に試しに買って着てみたが,伸縮性がないため皮膚に縫い目の痕が食い込んで非常に不快だったため,それ以降着ていない。今のヒートテックはもっと改良されているのかも知れない。
吸湿発熱は綿やウールの持つ性質だそうで(水和熱),ウールよりも木綿の方が発熱する。
事実,冬場の寝具に,木綿のベロア毛布(無印良品)を使用するようになったら,ベッドに入ってすぐに暖かくなるので,安眠出来るようになったのですよ。ほんと。

で,グンゼの吸湿発熱肌着の変遷と,素材の違い,ヒートテックとの比較をしてみたのです。

・今現在流通しているホットマジック(グンゼ)
 レーヨン65%/ポリエステル25%/ナイロン5%/ポリウレタン5%

・少し前のBODYWILDブランドのホットマジック(グンゼ)
 アクリル40%/キュプラ(ベンベルグ)30%/ナイロン25%/ポリウレタン5%

・もっと前のBODYWILDブランド(グンゼ)
 アクリル35%/綿25%/キュプラ25%/ナイロン10%/ポリウレタン5%

・さらに古いYG-Xブランド(グンゼ)
 綿50%/アクリル30%/ナイロン10%/キュプラ(ベンベルグ)10%

発熱素材の本体である綿・レーヨン(キュプラ)の割合が増えてきている。いつの間にかキュプラ(ベンベルグ)は使わなくなっている。断面の特殊なレーヨンになってきているとかか?

・キュプラ(ベンベルグ)について
キュプラは銅アンモニアレーヨンで,普通のレーヨンはビスコースレーヨンで製法が異なる。
キュプラはビスコースレーヨンに較べ耐久力や耐摩耗性などに優れるため,高級服の裏地に使われる。(逆に言えば裏地にキュプラが使われている服は,バーゲン品でも高級品なので買い!)
ドイツのベンベルグ社が開発者(電球のフィラメントとして開発したが売れず)から特許を取得したため,日本でライセンス生産したキュプラはベンベルグとも呼ばれている。

最近のホットマジックの着心地は抜群で,絹の下着を着ているような感覚である。待てよ?絹の下着の方がもっと暖かいとか・・でもねぇ,絹は着た瞬間非常に冷たく感じるので,夏の下着の方が良いのか??はて?

一方,

ヒートテック(東レ)
アクリル41%/ポリエステル34%/レーヨン22%/ポリウレタン3%

伸縮性の違いは素材の違いと,織り方ではないかと思うのだが,残念ながら不明。

ま,そんな訳で,話はずれますが,木綿のベロア毛布はお薦めです。ウールが暖かいと思っていた常識を覆されます。どうしてウールが珍重されたかは,それは冬山で生きるか死ぬかの場面です。木綿の下着の登山者が凍死しても,ウールの下着を着ていた登山者が生き延びた・・というのは良く理解出来ます。でも,寝床は冬山ではないのです。
同じベロアでは,マイクロファイバーも保温性は非常に高く暖かいので,ガウンのような用途では愛用していますが,寝具ともなれば静電気が問題で,寝返りの度に放電していては安眠出来ません。その点,木綿のベロア毛布は導電性が高いので,間違っても放電しません。
木綿のベロア毛布は肌に当るように使いますが,その上は羽毛布団を使っています。この組み合わせは最強だと思います。
※常識的には,羽毛布団の上に毛布を被せるのだそうですが,木綿のベロア毛布を羽毛布団の下に使ってみたら,そんな常識は噴飯物でした。(^_^;)

ブラウン管のハイビジョンテレビがそろそろダメに・・2014年02月07日

こんな色になってしまった
引っ越してきてすぐ,大事に使っていた(電源トランスが燃えるというクレームもあったけど)ソニーのテレビが壊れ,間に合わせにと中古のハイビジョンテレビを買った。1999年製の32インチのパナソニック,4万円くらいだったなぁ・・重かった。60kgあるので,一人では設置出来なかった。
で,中古と云ってもハイビジョンのテレビは実に美しい。当時の最高級品(定価は48万円)だから文句ない装備。
J-COMなので,地上波がデジタルになっても,STBからのコンポーネント映像信号出力をつないで見ていた。
というわけで,間に合わせのつもりが,もう10数年になる。ところが,ここにきて急に色が悪くなった。赤が鮮やかでなくなってしまった。本体の映像調整では追いつかない。ブラウン管テレビではまず赤がダメになるのだそうで,どのカラーテレビでもそうなった。いよいよか・・

そろそろ,次のテレビを考えるところなのだけれど,何せ浦島太郎状態で,そうこうしているうちにプラズマは消え,有機ELはまだ,液晶なら,さて何が良いのか。40インチくらいでお薦めのフルハイビジョン(ハイビジョン対応ではなく)テレビがあれば,教えてください。
それと,何をチェックしたら良いのか・・外部HDDへの録画とか,他に何かあるのかなぁ・・??

ブラウン管から液晶へ・・2014年02月20日

10年は使った中古のハイビジョンンブラウン管テレビはパナソニックの高級品でしたが,ついにお役御免で,新しいテレビが来ました。パナソニック スマートビエラ TH-L42E60 ヤマダ電機から。

で,設定はあっけなく終わったのだけれど,ここは地デジ難視聴地域でケーブルテレビ(J:COMと契約している)なのです。今まではセットトップボックス(STB)からコンポーネント出力(最高画質)でRGBをブラウン管テレビのコンポーネント入力端子にRCAプラグで3本挿していたのだけれど,新しいテレビには音声と映像のRCAの端子とD端子しかない。HDMI端子は3つあるのだけれど・・。困ってJ:COMのサポートに電話したら,「D端子がコンポーネント入力です,音声は別に入力する必要がありますが・・」「あ!そういうことですか」ということで,無知を恥じつつ,D端子用のケーブルをすぐ買って来て接続。めでたしめでたし。(^_^;)

RFは別にSTBからの出力をテレビ側に入力したので,地上波は別入力で観ることができます。テレビの地上波のチューナーは二つあります。BSはSTB経由でしか観れないので,アンテナ(社宅時代に使っていたものがまだある)を立てて,ミクサと分波器を追加すれば,J:COMは地上波の契約だけに出来るかも・・?

音声はテレビの裏から出ているのでたいした温室ではない。そこで,光デジタル出力をミニコンポにつないでいるので,テレビを観るのにリモコンが3ついる。

もう一つ困ったことは,録画。今まではHDD+DVDの録画装置でしたが,今度のテレビにはもう入力端子がないので,HDMI対応の録画機でないとつながらない。ただし,外付けのHDDを買えば録画はUSB端子からできる。というわけで,早速パナソニック側で動作確認済みのバッファロー製2Tをポチッとしました。だいぶ出費がかさみましたので,晩酌が制限されそうです。(^_^;)

上野で美術鑑賞2014年02月21日

東京都美術館
前売り券をネットで予約してあった「日本美術院再興100年 特別展『世紀の日本画』」へ家内とお出かけ。
http://www.tobikan.jp/exhibition/h25_inten.html
「前期」の展示なので,「横山大観《無我》」,「狩野芳崖 重要文化財《悲母観音》」などは展示されていない。
岡倉天心の掲げた「日本美術院三則」に感じ入りました。

一 日本美術院ハ新日本ノ芸術樹立ニ益スル所アランガ為ニ、再ビ其研究所ヲ起ス
一 日本美術院ハ芸術ノ自由研究ヲ主トス、故ニ教師ナシ先輩アリ、教習ナシ研究アリ
一 日本美術院ハ邦画ト洋画トヲ従来ノ区別ノ如ク分割セズ、日本彫刻ト西洋塑像トモ亦然リ

後に理事長になった小倉遊亀は「教師ナシ先輩アリ」という天心の言葉を深く心に刻んだとテレビ番組で述べていたのが印象的だった。絵を志し,画家になれなければ教師に戻ると決心して安田靫彦にあなたの弟子にして下さい,とお願いしたところ安田は「あなたの先生にはなれないが,先輩として何でも教えよう」と云ったという。安田もまた,岡倉の考えに心酔していたことが伺われる。

日本画の変遷がよく分かった。平山郁夫の作品を近寄ってみると,顔料が盛り上がっている。日本画の域を全く超えている。
展示の最後に,梅原幸雄の「神灯に包まれて」が良かった。二人のインドの少女を描いたものだったが,何か神々しさの様なものが漂っていて,印象に残りました。

1時間半ほどで見終わって3時半過ぎ。小腹が空いたので上野の薮そばへ。
寒いので燗酒と揚げ出し豆腐,家内は牡蠣南蛮。目の前に美味そうなビールの宣伝があるので,我慢出来ずに一杯。小麦のビール。当ては揚げ銀杏。料理や酒には文句は無い。ただ,・・・有名店だが平日だからか客がいないのに,料理が出てくるのが遅い。仲居の女性は若いバイトらしく,接客マナーもなにもあったものではない。コースターは上からテーブルへ落とすし,まぁ,そんなにひどい訳ではないが,神田の「まつや」のような老練なおばさん仲居の見事な客あしらいをみてしまうと,これでは情けない。残念ながらここへはもう来ることはないだろう。

飲みながらふと外を見ると,向かいの店が気になる。払いを済ませて外へ出て,どんな店かなと良く見ると「磯丸水産魚加工センター」という看板とは違い,中は飲み屋だった。貝を鉄板で焼きながら飲めるらしい。もの凄く気になるので,今度上野に来たらここで飲んでみよう。24時間営業というのもすごい。

ランニング用品の専門店を覗いて,アメ横まで歩いて水泳用品の専門店でキャップ,ゴーグルなどの小物をゲット。

松坂屋に寄ったらクリアランスセール中で,ブランドものの靴下やマフラーが半額なのでつい沢山買ってしまった。松坂屋のエレベーターや階段は実にレトロで見惚れる。いつまでも残して欲しい。
安すぎて思わず夢中で買い物をしていたら7時半になってしまい,夕食代わりにデパート内の「たこ八」で明石焼と焼きそば,吟醸酒1合。

急いで昭和通りの「多慶屋」で下着などをゲット。ビーフジャーキーも「二木の菓子」よりも安いのでゲット。二木での話では,天狗印のそれは,アルゼンチンから直接入れられなくなり,北海道で作っているという。袋には確かにアルゼンチン製と北海道製がある。どうなってるの?

HDD録画とBS受信,出来るようになっただよ・・2014年02月22日

BUFFALO 家電対応モデル 外付けハードディスク 2.0TB HD-AVS2.0TU2/VJ 到着。
接続はあっという間に完了。

地デジだけしか録画できないのだけれど(娘に教わる・・そうだったのか),電子番組表による視聴・録画予約が進化していて,「同じ番組を探す」というのがあるとは知らなかった。便利・・

そうすると,BSが録画出来ないのがしゃくに障る。
屋根裏に社宅時代に使っていたBSアンテナ一式があるので,それを使ってみることにした。

で,やっとこさ屋根裏に潜り込んで取り出し,受信テストをしてみることにした。二階のバルコニーにあるアルミ製の物干にポールを固定して,テレビのBSを受かるようにしてみた。反応がないので,良くマニュアルを読むと,アンテナ電源を画面上でオンにしないといけないという。そうだったのか,でオンにしたらすぐに映った。なんだかあっけない。娘に手伝ってもらって受信レベルを調整して最大に。

しかし,同軸ケーブルを窓からとりあえず一階のテレビにつないでいるだけなので,どこかの壁から引き込みたい。娘はエアコンの穴から引き込んだらとこともなげに云う。配管のカバーを外して,針金を曲げてセンシングしてみると,ちゃんと家の中に通っているではないか。隙間はある。そこで,針金の先を丸くして通し,そこに紐を引っ掛けて外へ引き出し,その紐に折り曲げた同軸ケーブルを引っ掛けてえいや!っと引っ張ると,何とかコネクタごと室内に引き込めた。数メートル短いので,使っていなかったケーブルを継ぎ足して接続。これでBSも録画できるのだ。うれし!

※後は,2階からのケーブルがぶらぶらしないように,壁に固定する方法を考えないと。さて,ネットで検索・・・

水辺公園早朝探鳥会2014年02月22日

水辺公園
2月の探鳥会が一番寒いですね。参加者も8名でちょっと淋しい。
先日の大雪がまだ残っています。

友の会の会長さんに,アオゲラが開けた穴を見せてもらいました。使わなかったそうですが,こんな低い場所にも穴を掘るのですね。

かなりの倒木があり,まともには奥の池までは行けませんでしたので,遠回りをしました。この後始末にはだいぶかかりそうです。

※まとまった数のツグミ(30+)がハゼノキの実に群がっていました。もうこんなものしか食べるものがありません。アカハラの♂♀が入っていました。ツグミをこんなに見たのは今季初です。

外は冷たい雨が降る・・2014年02月27日

外は冷たい雨が降る,私雨は嫌い,とても淋しくなるから・・
って,南佳孝の「ミッドナイト・ラブコール」・・知っている人がいるかどうか。

そうじゃなくて,今朝は,外は冷たい雨だし・・で,録画していた映画を観ましたた。
もう既にご経験の方にはそんな,当たり前だとお思いでしょうが,「今浦島」でデジタル・ハイビジョンを経験している私としては,HDDハイビジョン録画の画質と,録画予約の進化に,毎日驚いています。(^_^;)
観た映画は,
フルメタル・ジャケット(Full Metal Jacket) 1987年スタンリー・キューブリック監督 ワーナー・ブラザーズ

題名は「完全被甲弾」のことで,訓練キャンプで教官を射殺した訓練兵がマガジンに装填していた弾丸がそれだった。
訓練を終えた主人公達はベトナム戦争の前線に送り出されるが,スターズ・アンド・ストライプスの記事を書いているものも,カメラマンも,本隊から孤立してさらに指揮官を失い,兵士として戦闘に参加せざるを得なくなり,狙撃されて二人を失う。必死で仕留めた敵の女狙撃兵にまだ息があるが,「私を撃って」の言葉で女を射殺。そしてまた進軍するころで終わる。「ミッキーマウス・マーチ」で行進するところが印象的。
監督は反戦映画ではないといっているようだ。
鬼軍曹が入隊時に訓示を垂れるが,その最初の言葉はどこかで聴いたなぁと思ったら,TVの英語教材のCMで,新任の板長が外国人,というシーンでその板長が板前に「いいか,これからは,必要がない限り話しかけるな・・」とか(たぶんそんな感じで・・よく分からないが・・)云っているセリフと同じだなぁと思った。なるほど,そういうシチュエーションをねらったのかと今頃分かった次第。

ベトナムの設定はフエだそうだが,ちょうど今,NHK教育で「おとなの基礎英語」をお勉強中ですが,その舞台がベトナム(ホーチミン市だけど)なので,それを見終わってから録画した映画を観たので,複雑な思いがしました。

横浜・元町・チャーミング・セール2014年02月28日

SaxXon wool
元町は午後から行ったので,少々お腹がすく。で,前にもいったことのあるお蕎麦屋さん。混んでいて少々待ったけど,仲居は年配者だけで,蕎麦の味は良い。北海道のものだそうだ。
隣の飲み屋はまだやっていなかったけど,「蔵元直送 白瀧 しぼりたて生原酒」に心惹かれる。いつか来てみたい。

元町もずいぶん変わった。馴染みの店はなくなり,新しい店がいつのまにかオープン。信濃屋がなくなっていた。びっくり。NEXTというブランドは知らなかったけれど,イタリア製のベルトがばかに安かったので2本購入。長さ固定なので,30インチ付近を探すのが難しい。あって良かった。フリースのパンツも1枚購入。
Kentは素通りして(Kentで買ったジャケットを着ていた・・)ま,あまり気にしなくてもいいんですが・・ユニオンで食材を少し買って,ブルックス・ブラザーズでVネックのセーターを1着。4割引なら買いでしょう。希少種のSaxXon woolというもので,何やら一押しらしい。カシミヤのような手触り。悪くない。
http://www.brooksbrothers.com/Magazine-Article/article,default,pg.html?bpid=531