朝ジョグ2014年08月17日

朝ジョグ。6時過ぎなので日は既に昇っている。涼しくて気持ちが良い。
野比川の青地では,フェンスにタイワンリスの子供が居て,走ると先へ先へと跳ねていく。スズメも良く同じことをするが,途中でフェンスを降りて左の茂みへ。これもスズメと同じ。
ハグロトンボ2頭が青地にいた。自宅の庭では良く見るが,野比川で見るのは初めて。

最高地点への登り口に,何か小動物がうずくまっている。死んでいるのかと良く見ると顔を挙げた。尾を含めなければ23cmほどのタヌキの幼獣だった。体中の毛がほとんど抜けて,疥癬に冒されている。顔を挙げるのが精一杯で死にかけているようだ。
神奈川県には野生動物(鳥獣)を保護するシステムがあるが,http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f986/p10112.html 私は持ち込まないことにした。疥癬の罹患は個体数が増え過ぎたことによる。何故増えたか?安易に餌付けした結果だ。10年ほど前だろうか,もっと増えたことがあり,鎌倉の探鳥会でも,疥癬で死んだタヌキを多数見た。痒みで狂い死にするという様相で,最後は水辺で事切れる。眼をカラスがほじくる。悲惨な光景を何度も観た。一度,疥癬で倒れていたタヌキを保護するため,ビニールシートを使って四人掛かりで車が通る道まで運こぼうとしたことがある。道路へ出る前に事切れていた。途中の竹林に埋めたことを思い出す。YRPでも一度,人工池で死んだ個体がいた。確かに死にかけている幼獣はいかにも可哀想だ。自分を見上げた眼を思い出す。

※昔,母は,飼い猫が老齢で死にそうになったとき,ずっと抱いていてやり,事切れたのを見届けると「今度は人間に生まれておいで」と言ったことが忘れられません。母も洗礼を受けたクリスチャンでしたが,仏教の心を持ったままでした。