観た映画「インビクタス」2009年2016年05月18日

インビクタス
観た映画「インビクタス」2009年
監督:クリント・イーストウッド
モーガン・フリーマン
マット・ディモン
録画しておいたものを観ました。
http://wwws.warnerbros.co.jp/invictus/

ネルソン・マンデラと,南ア・ラグビーチームを描いたものですが,なかなかよくできた映画でした。マンデラが自伝を出版した時に映画化の話があり,本人に聞いたところ,大統領自らモーガン・フリーマンを指名したそうで,モーガン・フリーマンは直接マンデラ大統領に会って,映画化の権利を買ったそうです。監督はフリーマンの指名だそうで,イーストウッドは快諾し,フリーマンは「監督を説得したのは私ではなく,その脚本だ」と言ったそうだ。
一つ史実と違うところは,当時の南ア・ラグビーチーム・スプリング・ボックスは映画のようにボロボロのチームではなく,かなりの強豪チームだったということだ。(Wikipedia)

感動的なセリフをメモ。マンデラの言葉。
「赦しが第一歩だ。赦しが魂を自由にする。赦しこそ恐れを取り除く最強の武器なのだ。」
マンデラが大統領になった当時,白人の人口は13.6%だった。もし,白人を排除しようとすれば,圧倒的な数のアフリカ系にはできたかもしれないが,当然,産業・経済を支配していたのは白人系なので,国が疲弊することになったろう。マンデラのこの寛容が国を救ったといえる。

*ラグビー・ワールドカップ,南アフリカ大会が描かれていて,決勝の対戦相手,オールブラックスについて大統領が質問し,1995年,オールブラックス対日本で,既に決勝進出を決めていたA.B.に145対17と大敗したことがセリフにあった。大統領は「一つの試合でか?」と質問するシーンがある。日本にとっては歴史に残る実に屈辱的な大敗だった。
しかし,2015年のW杯で,日本がそのオールブラックスを破ったスプリング・ボックスを34対32で破ったことは記憶に新しい。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://luke.asablo.jp/blog/2016/05/18/8091987/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。