なんちゃって金継ぎ2017年03月03日

なんちゃって金継ぎ
釣り道具屋のポイントで、和竿修理用の漆もどき(「特製うるし」金色の粉付き)をゲット。バンパー修理用パテとUV硬化樹脂も使って、少し禿げて来た「なんちゃって金継ぎ」した湯飲みと、他の湯飲みの新たに欠けたところを修理してみました。乾くまで数日掛かる。
特製うるしはカシュー塗料で、漆と同じウルシ科のカシューナットノキから採る、カシューナットの殻から抽出した樹脂で、日本の発明。漆のように湿度を必要とせずに酸化重合するそうで、その分早く乾く。
プラモデル用の塗料よりは漆に近いので、多少持ちは良いと思う。

ゴッドファーザー2017年03月05日

録画していた「ゴッドファーザーパート3」をやっと観ました。
これでやっと全部観た。
最後の舞台は,シチリア・パレルモのマッシモ劇場ということだったので,あぁ,あの階段は登ったなぁという懐かしい気持ちになりました。

顧問弁護士は,Wikipediaによるとギャラが合わなかったということで,ロバート・デュバルがオファーを断ったので死んだことにされ,ジョージ・ハミルトンになっていた。刑事コロンボでの精神科医が印象的な俳優でした。
娘役のメアリーは,コッポラの娘のソフィアが演じていたが,最悪の賞(同年度のゴールデンラズベリー賞の最低助演女優賞・最低新人賞)を受賞してしまったが,それほど下手だとは思えない。のちに監督として「ロスト・イン・トランスレーション」を撮っている。

別れた妻役のダイアン・キートンはさすがに上手いし,記者役のブリジット・フォンダもちょい役でもったいなかったが,やはり上手い。イーライ・ウォラックは懐かしい名優で,最初に観たのは荒野の七人だった。
マッシモ劇場でのハラハラさせる暗殺シーンに,息子が歌手としてデビューする「カヴァレリア・ルスティカーナ」が上演されていて,有名な間奏曲はどこで出てくるのかと思ったら,最後の最後に,マイケルと娘が射殺されてしまうシーンに使われていた。なるほどと思った。

公演的には失敗だったようで,コッポラは「私自身を満足させたがために、観客の期待を裏切る結果になった」と弁解している。(Wikipedia)

映画の背景には,ヴァチカンでの教皇を巻き込んだマネー・スキャンダルがあるそうで,実際に起きた事件を忠実に再現しているという。ほとんど実名で登場するので,コッポラの,法王庁の醜聞に対する怒りが現れているように思える。

パスタ一品2017年03月07日

パスタ
今日は,孫を1日預かっているので(微熱がある)昼ごはんにパスタ。
はや茹でのマカロニ。自家製パンチェッタと玉ねぎを炒めて,パスタと一緒にキャベツを茹でた。茹で汁と一緒に和えて終わり。
これだけじゃ物足りないので,パルミジャーノ・レッジャーのをたっぷりと掛けて。
自分用には黒胡椒の粗挽き。こんなものでもそこそこ美味い。結局,茹でたパスタにチーズだけでも美味いということか。そういうパスタもあるし。(^_^;)

日本丸2017年03月11日

日本丸
カインズホームに買い出しに行って,屋上に駐車したら,久里浜港に帆船。
双眼鏡で船名を確認したら「日本丸」だった。
2代目で,Wikipediaによると,
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先代の日本丸に比べて帆走性能が大幅に向上しており、世界でも有数の高速帆船として名をつらねている。その年で最速の帆船に贈られる「ボストン・ティーポットトロフィー」を1986年(昭和61年)、1989年(平成元年)、1993年(平成5年)と三回受賞している。
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世界に誇る高速帆船だった。昔,プラモデルのカティーサーク号を作った時に,ティー・クリッパーからウール・クリッパーになったカティーサーク号が汽船を抜かしたことや,ティー・クリッパー時代には,サーモピレー号と速さを競ったことなどを調べたことがあった。帆船にはいつもロマンが伴う。いつまでも無くならないで欲しい。船も操船技術も。

鎌倉自主探2017年03月12日

自主探
鎌倉自主探 2017年3月12日 曇のち晴
自主探も鳥見も初めてという参加者が5名ほど。他に自主探が初めてという人も数人いて、出発当初は総勢38名と、いつもよりは大人数。
列が長くなり、自然といくつかの班に分かれる。
諏訪神社で初心者のために双眼鏡の使い方をレクチャー。小学生のお嬢さんと母親の組は2人とも双眼鏡を持っていないので、レクチャーの間だけでもと思い、自分のスワロを女の子に貸してあげた。返してと言わなかったので、女の子はずっと貸してくれるものと思ったらしく、まぁ、それならとそのまま使ってもらった。すぐに慣れて、飛んでいるノスリなども追えるようになった。
母親の方は他の参加者からスワロの値段を聞いたようでビビっていたけど、首から提げていれば、壊すこともないので帰るまで使わせてあげた。又参加してくれると良いが。

カワウ、トビ、ハイタカ、ノスリ、コジュケイ、キジバト、アオゲラ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ルリビタキ、イソヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
参考記録:ガビチョウ、ドバト

トビはペアで巣材を運んでいた。ハコベ(ミドリハコベ)雄しべが9個なのをルーペで確認した。ハクセキレイやキジバトは若鳥のようで人を恐れず、非常に近くまで来る。件の女の子に近くでも双眼鏡で見てご覧というとしっかりピントを合わせ、「口の周りのヒゲは見える?」と聞くと「見える!」と言ったので、ちゃんと見えたようだ。よほど近くないとヒゲはなかなか見えない。
タネツケバナの花が咲き出した。他にセントウソウ、ヒメウズ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウなど。ヤマザクラも咲き始めた。

メリヤス2017年03月13日

朝ドラを見ていて、肌着用の「メリヤス」というセリフがある。子供の頃から耳にしていた言葉ですが、何でメリヤスというのかは知らなかったので調べてみると、
「日本では編み物の伝統が弱く、17世紀後半の延宝 - 元禄年間(1673年 - 1704年)に、スペインやポルトガルなどから靴下などの形で編地がもたらされた。そこで、ポルトガル語やスペイン語で「靴下」を意味するポルトガル語の「メイアシュ」(meias)やスペイン語の「メディアス」(medias)から転訛した「メリヤス」が、編み物全般を指すようになった。」Wikipedia

一般的には編み物のことを言い、肌着はメリヤス、それ以外はニットやジャージーと呼ぶ。
緯糸(よこいと)がループになっているものをメリヤスと呼び、経糸(たていと)がループになっているものがトリコットで、3本の経糸が絡んでくるのでそう呼ばれるらしい。三原組織という。

メリヤスの編み機の話も出てくるが、編み機の様子を動画で見ると感動する。古い編み機で低速なのですが、子供の頃よく見た左右にジャージャーと取手を動かしていた編み機と違い、円筒になる編み機だ。
https://www.youtube.com/watch?v=IkuoUKU6mU0
こんな機構をよく考えたものだと思うし、現代の最新型の自動織機などは目にも留まらぬ速さだ。
https://youtu.be/OrlfucQ6Mpo

さらに高度なものはオーダーメイドでしかも一度にセーターやドレスを編んでしまう。手で縫い合わせる工程がない、まるで天衣無縫だ。
https://youtu.be/mXeW6Vexpms
(軍手の編み方から発想したところが素晴らしい)

こう見てみると、編み物一つとっても、日本という国は、今まで無かった物に出会うと、徹底的に改良・発展させていき、他の追従を許さない所へ行く。ただ、一時トップの座にいた物も、衰退の一途を辿っている分野もあるが、諦めないでほしいなぁ・・

孫の勉強机2017年03月16日

孫の机
娘に頼まれて,娘の家のリノベーションで余ったクリの床材を天板にした机を,脚などは1×4SPFで作った。
引き出しには電子ピアノが乗る。
ほぼ完成。

フォーにパクチー2017年03月17日

フォーにパクチー
木工してたら急に腹がへって、インスタントのフォーを作って頂きました。
鶏肉が無いのでは仕方なく、塩加減を間違えて塩っぱくて食べられないササミの燻製を刻んで一緒に茹でようとしたら、なんだ、家内が作っていた手羽先の煮物があった。
トッピングは、レタス、玉ねぎ、ネギと、庭のパクチー。
十分美味しい。
ニラとレモングラスがあれば、もっとヴェトナムっぽいか?
*以前、歌舞伎座の外の二階にあったヴェトナム料理屋で食べたフォーはあっさりしていて美味かったけど、現地のフォーはどんなものなんだろう?

ピアノリサイタル2017年03月18日

ピアノリサイタル
フレッシュ・アーティスト from ヨコスカ「鐡 百合奈 ピアノ・リサイタル」 14:00開演
いつものように車で出かけたら,芸術劇場の方で,チアダンスの大会があるとかで,駐車場が満車。仕方なく,向かいの旧ダイエーの駐車場へ。おかげで開演ギリギリに着席。なんと前から二列目。近すぎだし,右側なので,演奏者の手は見えず。わずかにピアノの天板に映るのが少し見えるだけ。

演目
モーツァルト グルックの歌劇『メッカの巡礼』の「われら愚かな民の思うは」による10の変奏曲 ト長調 Kv.455

J.S.バッハ=ブラームス 左手のためのシャコンヌ BWV1004

シューマン ピアノソナタ 第3番 へ短調 Op.14 「大ソナタ」

スクリャービン 左手のための2つの小品 Op.9

アンコール リスト=シューマン「献呈」

演者は,芸大の修士課程に在学中。練習のし過ぎか,右手が痺れて使えない時期があり,そのため左手の曲を練習していたとのこと。左手のための曲が二つもあるのはそのためという。右手で椅子の端を掴んで演奏していたが,終わると汗でびっしょりと握っていた座面が濡れているのが見てとれた。
アンコールの前に挨拶。シューマンとクララの大恋愛について語り,シューマンが結婚式の前夜に妻となるクララに捧げた歌曲が元となっていると説明。
力強く,メリハリのある演奏で,素人の自分が聞いても高い技術を持っているようだ。今後が期待される。
*ブラームスとクララの関係も,ちょっと解説があるかなと思ったら,それはなかった。
*演奏後の懇親会で,左手だけで弾く事にどんな苦労というか,何か意識していることはあるのか聞きたかったが,親しい人がいたようで,そちらへ行かれてしまい,機会を逸した。

サンドイッチ2017年03月21日

サンドイッチ
津久井浜にブロート・バウムというパン屋さんがある。以前は「パンの木」と言った。同じじゃん。(^_^;)
それはともかく,たまたま寄ったので丸いドイツパン(名前は忘れた,小さいフランスパンみたい)と,ベーコンが入っている,何ていうんだっけ,はビールのつまみ用。
丸いパンの方は,昼食用にちょっとトーストして,自家製ハム,知人の庭で採れた無農薬レタス,ニンニク入りクリームチーズで頂きました。パンは軽い食感で中々結構。ドイツパンならもっと重いと思ったのだけど,お客の嗜好に合わせたのかな?
三段の石窯が店内にあり,熱気がすごい。ピッツァもマルゲリータなら焼いてくれる。職人に「何度まで上がるの?」と聞いたら「300℃までです。そこまで上げませんが。」ということでした。ピッツァ専門店の石窯のように400℃にはならないのね。