光明寺 ― 2017年04月03日
家内と材木座の光明寺へ。
「春の光明寺展」で、「當麻曼荼羅縁起」 (写本) 二巻などと、山門楼上が公開。
http://komyoji-kamakura.or.jp/
當麻曼荼羅縁起は精密な写本だが、見事な出来。実物は国宝。堂を建立する場面があり、当時の大工が使用する道具が描かれているので、貴重な資料。大工道具は貴重な鉄で作られており、貴重なるが故、研ぎ尽くし、目立てし尽くして、中世の道具はほとんど残っていない。辛うじて、寺社が修復、増築の為に保有し、作業時に大工に貸し出した物が残っているのみ。弓状のノコギリや、墨壺を使っての板に線引きしている様が見て取れる。
釈迦入滅図など、江戸時代のものだが興味深い。入滅を悲しんでのたうつ獅子はかなりライオンに近い事が分かる。
鎌倉屈指の大伽藍で、家内は何度も茶会に来ているからか、「あそこは茶会では入れるけど今日は入れない」など妙に詳しい。
山門楼上には十六羅漢像。びんずる尊者など順位の高い弟子は皆、裕福な家柄か学者だったりする。仏陀は王子だったので、弟子達もそれなりの身分だったのだ。初めて知った。(^_^;)
「春の光明寺展」で、「當麻曼荼羅縁起」 (写本) 二巻などと、山門楼上が公開。
http://komyoji-kamakura.or.jp/
當麻曼荼羅縁起は精密な写本だが、見事な出来。実物は国宝。堂を建立する場面があり、当時の大工が使用する道具が描かれているので、貴重な資料。大工道具は貴重な鉄で作られており、貴重なるが故、研ぎ尽くし、目立てし尽くして、中世の道具はほとんど残っていない。辛うじて、寺社が修復、増築の為に保有し、作業時に大工に貸し出した物が残っているのみ。弓状のノコギリや、墨壺を使っての板に線引きしている様が見て取れる。
釈迦入滅図など、江戸時代のものだが興味深い。入滅を悲しんでのたうつ獅子はかなりライオンに近い事が分かる。
鎌倉屈指の大伽藍で、家内は何度も茶会に来ているからか、「あそこは茶会では入れるけど今日は入れない」など妙に詳しい。
山門楼上には十六羅漢像。びんずる尊者など順位の高い弟子は皆、裕福な家柄か学者だったりする。仏陀は王子だったので、弟子達もそれなりの身分だったのだ。初めて知った。(^_^;)
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