水辺公園早朝探鳥会2019年08月24日

オオヒナノウスツボの花
水辺公園早朝探鳥会
2019年8月24日 土曜日 曇 参加者6名
小雨がぱらついていたが、曇になって実施できた。
オープニングで、カシノナガキクイムシの食害についての説明。
サルスベリが咲き誇っていた。ネムノキには豆の鞘が多数ぶら下がっている。
・ミンミンゼミが交尾したまま、地面に落ちていた。
カラスウリの咲き終わった花の蜜を吸ってもらった。蜜をご褒美に、花粉を運ばせるのは、午後7時ごろにくらくなってから飛来するスズメガの仲間であることや、白い花や良い匂いでも送粉者を引きつけていることを説明。
・オオヒナノウスツボの花、ここでしか見たことがない。
・クサギの花も送粉者のアゲハチョウを選んでいることや、アゲハの仲間は赤い色が見えることを説明。
カワセミが最奥の池にいたけど、全員が見られたわけではないのが残念。
・コボタンヅルの花。ボタンヅルとの違いは、ボタンヅルは三出複葉だが、コボタンヅルは二回三出複葉の違いがあることが、図鑑でわかった。
アオサギが木の上で羽繕いをしているのを望遠鏡で見てもらった。
・オトギリソウの葉の油点をルーペで見てもらい、鷹匠の兄が弟切草が鷹の傷の特効薬であることを弟が他の鷹匠に漏らしたことに怒って、弟を切り捨てた時の血しぶきがこの油点になったとの伝説を紹介。
・アブラギリのオオキンカメムシを望遠鏡でみてもらう。
池にはミズキンバイの黄色い花。
・アサザの花は終わり、ハギが咲き始めた。周囲にキタキチョウ。
・管理棟でウチワヤンマのヤゴの抜け殻の展示を、友の会会長の案内で見学。300個以上収集できたと。テレビの「池の水全部抜く」でコイを間引いて3匹だけにしたのが良かったのかもと。
*前にも参加された90歳のご婦人を息子さんがエスコート。色々興味を持っていただいて、こちらもやりがいがある。また、来月参加されるとのこと。
鳥合せ
カルガモ、アオサギ、トビ、カワセミ、ハシブトガラス、スズメ、ホオジロ、特定外来生物:ガビチョウ
写真は、オオヒナノウスツボの花。