L.L.Beanの鞄2020年07月10日

L.L.Beanの鞄
L.L.Beanの鞄、プルタブが切れてしまった。もう2個切れているのに、3個目となると、もうあまり使わないところと入れ替える、という訳にもいかず、仕方なく型取りして作ってみました。
最初、色味の似ている革でやったら、柔らかすぎて長く保ちそうにないので、硬めの革にしてみました。ナチュラルなので、靴墨を塗ってみました。でもこの色が一番近い色なのですが、ちょっと薄い。まぁ、あまり気にしなければ、使えるかなと。
*随分前のことだけど、この鞄と同じものを、中国に派遣され米国の国務長官代理だったかが下げているのがニュース映像で流れて「あ、あれだ!!」と思わずテレビに喰い付いたことを思い出します。

海島綿のロンパン2020年05月23日

海島綿のロンパン
家内がクローゼットの整理をしていて、下ろし忘れた下着が4着。2着はグンゼのTシャツで、2枚はロンパンだったが、ロンパンは海島綿だった。海島綿は贅沢品ではあるが、日本が英国から品質管理の権利を買い取ったとかで、昔の様なべらぼうな価格じゃないので、丸善のバーゲンの時に買ったようだ。海島綿のドレスシャツはもう1着しか残っていないけど、ロンパンが出てきたのは、これからの季節、嬉しい。

ボウタイ2020年05月02日

ボウタイ
メルカリのポイントで購入した、メルカリ出品のボウタイ、到着。
Brooks Brothersのもので、米国製。期待通りの品質で満足。

Leeのジーンズ2020年04月09日

Leeのジーンズ
家内が捨てると言うのでやめてもらった。
もう新しいジーンズは買わないで、一生履く。
他にリーバイスもあるので、十分だ。

エポレツト2020年01月24日

エポレツト
ニュースアプリで「これの名前は?」という記事、「軍服などの肩にあって飾りの付いた帯状にものは?」、知ってたよエポーレット、肩章という。
確か鴎外の「舞姫」に出て来たので、青空文庫の「舞姫」をダウンロードして検索しようとしたら、閲覧画面のメニューに検索というのがない。
そんな馬鹿なとググってみると、青空文庫全体の語句検索サイトがある。
「エポレット」、「エポーレット」のどちらも検索結果ゼロ。
あれ?記憶違いかと、日本国語大辞典で「エポレット」を検索すると、
ーーー
エポレット
〘名〙 (フランスépaulette)
①女性の洋服の肩飾り。
②男性の礼装用軍服などの肩の部分の飾り。
*舞姫(1890)〈森鴎外〉
「幾星の勲章、幾枝の『エポレット』が映射する光」
ーーー
有るじゃん。変なので「舞姫」の出てきそうな箇所を探すとあった!
「・・・幾星の勲章、幾枝の「エポレツト」が映射する光、・・・」
あ、「エポレツト」だ。「ッ 」じゃなくて「ツ」だ。
「エポレツト」で検索すると、「舞姫」が出てくる。
するって〜と何か? 青空文庫に収録されている全作品で「エポレット」という語句を使った作家は、森鴎外以外にいないという事か!驚いた。

カシミア2020年01月11日

チーゼル
セーターやカーディガンは、メリノウールも良いが、カシミアの方が軽くてありがたい。丸善のカーディガンを大事に着ていたのに、虫に食われて穴だらけ。その前に肘が磨り減ったので、スエードのエルボー・パッチを当てようとしていた矢先の悲劇だった。
何年か前にバーゲンセールで手に入れたBrooks Brothersのカーディガンは、スコットランド製で3-plyとある。3本捻りのことで、厚みが出る。
最近のカシミアはかなり安いものがあり、モンゴル産が出回っているようだ。
セーターもそうだが、コートでも、触ってみると、良いものはぬめり感があり、毛足が長いために毛玉が出来にくい。
本場の産地はカシミール地方のカシミヤ山羊だろうけど、毛糸に紡ぎ、布地に織るのは英国かイタリアが上質だ。何が上質なのかと言うと、どうも古い織り機を使用しているからのようだ。古い織り機ほど織りが緩いが低速だ。当然生産性が上がらない。従って高くなる。仕方がないようだ。
カシミア生地の起毛にも、スチール製の棘よりも、天然の物が上質で風合いが良いのだそうだ。天然の起毛材にマツムシソウ科の植物を使うのを、以前テレビで見たことがあった。イタリアの生地屋だった。
日本のマツムシソウは高山植物でマツムシソウ属、湯の丸高原などで夏のキャンプの時に見た事があるが、起毛に使うのはナベナ属と言うそうだ。
ーーーWikipedia マツムシソウ科
「花序の中にも鱗片状またはとげ状の苞葉のあるものがある。オニナベナ(チーゼル、ラシャカキグサ)はこれを利用して、古くから織物の起毛用に使われ、現在でもカシミアなどの柔らかい風合いを出すために使われる。」
ーーー
通勤電車で、カシミアのコートを見る季節だ。上質なカシミアは艶があるのですぐ分かる。恐ろしいほどだ。
カシミアも良いが、キャメルはもっと良い。今はもう無い、横浜・元町の信濃屋で試着した事があった。これが軽いのだ。
贅沢にはきりがない

キャンバスとデニムの違いは?2019年07月25日

リーバイ・ストラウスの紹介番組で、ジーンズの最初は、幌馬車の幌にするキャンバス地だったが、その後デニムに変わった、と。
で、キャンバスとデニムとの違いがすぐ思い浮かばなかった。
違い、分かります?
答えは、キャンバス:帆布は10番手の経緯とも主に木綿(麻もある)糸の平織りで、デニムは経緯とも20番手以下(細い)の綿糸で、綾織り、でした。
なので、ジーンズは右と左で、多少捩れちゃうんでした。左右で綾が逆パターンだったら起きない事ですね。

サスペンダー$452019年04月23日

サスペンダー$45
Brooks Brothersの礼装用サスペンダー。クローゼットに入れっぱなしにしていたら、背中側の白い幅広ゴムの部分に黄色いシミが。ジャケットを脱がなきゃ見えないが、そういうもんじゃ無い。
おまけに良く見ると、白い革の部分が裏返しに縫い付けられている。
白いゴムバンドの部分は糸を解いて酸素漂白したらきれいになった。又縫い合わせる時に、向きを揃えた。
糸は一本で、二本針で縫う。糸の真ん中に針を通すと引っ張る時に抜けない。
*1994年のカタログで注文したので、もう25年前。タキシードのジャケットが$340、サスペンダー$45、ボウタイ$25。安かったなぁ。全部米国縫製。

銀座・無印良品旗艦店2019年04月21日

ソニービル跡地
義母の7回忌で新小岩に。菩提寺は天台宗。住職は比叡山詣を毎年やっているので、興味があるならご一緒にと。
新小岩駅前の豆腐専門店で会食。
解散後、家内と銀座散歩。ソニービルの跡地公園を覗いたら、バックミンスター・フラーのダイマクションカーみたいなトレーラー。エアストリームというメーカーが作っている。
http://airstreamjapan.co.jp
そのあと、並木通りの無印良品の旗艦店に。売り場面積はmuji では世界最大。
外国人が多いのにも驚き。フレンチリネン(亜麻)のジャケットとパンツを漁っていた夫婦は、会話からフランス人。ジャケットが6000円強と格安販売だったので無理からぬ事だろう。フランスでもこんなに安くは無いだろうから。Lサイズしか無かったのが残念。
野菜は売ってる、小さいけれど食べるところもある、インスタレーションはあるは、上がホテルというのも世界最先端ぽい。

横浜・元町のチャーミング・セール2019年03月01日

ROPÉ
横浜・元町のチャーミング・セールへ。
雨が上がって良かった。立ち寄る店は決まっているし、孫の迎えもあるので、さっさと済ます。
サンヨーはBurberryと縁を切ったと思ったら、ライセンス生産でほぼ同様なトレンチコートなどがあるようで、ギャバジンもBurberryと提携時のものと同じだという。
呉服屋が移転してリニューアル・オープン。中に入ると、江戸末期の越後屋呉服店と同じ作り。Kentでは英国製のサスペンダーが置いてあったので、要チェック。
伊東屋があったのには驚いた。近沢レースは相変わらずの混雑。
POPYに久しぶりに入った。アスコットマフラーがあったので見ていたら店の婦人が対応してくれて、ちょうどしていたアスコットマフラーや、ハリスツィードのコートがPOPYのものだとあっさり見抜かれてしまった。流石にプロだなぁ。アスコットマフラーは千鳥格子のものが気に入ったのでゲット。POPY流結び方も教わった。
ROPÉの入り口にモザイクのロゴがあったのは気がつかなかった。
1時を過ぎてお腹が空いたので、GODIVAの二階のイタリアンでもと思ったら、もうなかった。裏通りに回って店を探したら、良さげなイタリアンがあったので入ったら、おもてでワインの試飲をしていたピーロートだった。中にレストランがあるのを知らなかった。
で、ランチのパスタ。カニのトマトクリームのタリアテッレは、ついこの間、孫に手打ちしたものを食べさせたのとほぼ同じものだったけど、まぁ、店の方が美味いかな?ポルチーニのスパはそこそこ。ここはグラスワインもあるようで、シャトーマルゴーがあったが、この後で車に乗るのでダメ。店員が「以前にも来られましたか?」と聞くので、来たことないよと。誰かと間違えた?そんな高いワイン買わないよ。食事後、店の表に出たらまだドイツワインの試飲をやっていて、昔、ここが会社に売り込みに来た時のことを思い出した。美味しいので大勢買ったのだけど、後になってニュースでエチレン・グリコールが混入していたワインを売っていたことがわかり、がっかりしたことがあった。あの横浜のピーロートだ。とほほだね。事件からだいぶ経って、娘はドイツワインにはまって、ここから箱買いしていたことがあった。
「猫ショップ」があったり、「ファミリア」が復活。
Brooks Brothersでは、スーピマコットンのタータンシャツを一着ゲット。
*帰り際、少し時間があったので、横浜・高島屋の一階にある「沢田刷子製作所」で家内が愛用の化粧用刷毛の手入れを聞いていた。対応していた人は「沢田さん」。若旦那か? 家内の刷子に使われている黒い毛の種類を聞いたら、ハイイロリスだそうで、北のものほど良いという。特に雪が降るところの方が脂分が多いので上質だと。白い毛はヤギの毛で、これも北ほど白くて良いものがあるそうだ。刷子の手入れは純石鹸で洗い、クエン酸でリンスして、手で絞って形を整えて、自然乾燥が良いと。ワシントン条約のことなど、話が弾んだ。