植物2種2014年07月17日

メマツヨイグサ
昨日と今日の朝散歩で見たもの。

カイヅカイブキに鱗片葉が出ていました。先祖返りというようですが,強く刈り込むと出るのだそうです。もともと杉葉と鱗片葉の両方が出るものから,杉葉のものを選抜・育成したものなので,このようなことが起きるのだそうです。鱗片葉は,剪定を「捕食圧」と勘違いするのかもしれません。

もう一つは,アレチマツヨイグサ(メマツヨイグサ)で,北米原産。明治から確認されているそうです。
マツヨイグサよりも宵待草の方がロマンティックですねぇ。

※「待てどくらせどこぬ人を 宵待草のやるせなさ こよいは月もでぬさうな」
竹久夢二がこの歌を詠んだのは,銚子の君ケ浜だそうで,投宿した近所の美しい娘を見初めたそうですが,次に訪れていた時には既に嫁していた,という悲しみを詠んだものだそうです。恋多き夢二の逸話らしい。