ラティス・フェンスの修理2018年11月03日

ラティス・フェンスの枠が折れて、ラティスが外れてしまったところがある。何かがぶつかったようだが、犯人は不明。
ホームセンターで枠を探してみたが、同じものは無い。なにせ20年ほど前のもの。当時はウェスタン・レッド・シダー(WRC)の2×材が大量に米国から入って来て、ウッドデッキのブームが起きた。自分もそれに乗ったわけだけど、すぐに米国で住宅需要が急増して、とたんに米国の輸出制限を受けてしまった経緯がある。今、WRCの木材は高価で数が少ない。フェンス用の材料もWRCはもうほとんどない。よく見る2×材はほとんどスプルース・パイン・ファー(SPF)。
とはいえ、カインズホームで見ていたら、似たような枠があった。喜んで買ってからよく見たら、寸法がまるで違う。幅も広いし、溝も浅い。しょうがないので、溝はルーターで掘り、幅は電動カンナで削った。こんなことなら角材を削っても同じような手間だけど、削りやすい材がない。この材がなんだかは分からないが、WRCによく似てはいるので、削りやすい。
寸法通りに仕上がったので、耐候・防腐剤のキシラデコールを塗った。これを塗ったおかげで、デッキもフェンスも、パーゴラも20年以上保っている。
*ルーターのジグに、真空シーラーのヒータに貼り付けたテフロンテープを貼ってみたら、滑りが良くなった。電動カンナの写真は撮り損ねたが、40年も前の日立製日曜大工セットの一つ。いまだによく削れる。