エライオソーム2008年07月31日

アリアケスミレの種子
会社の屋上に出るとカンカン照り。しかし、アリアケスミレが群生している砂利には、ちょうど真上に水道栓があり、いつも湿った状態になっている。それで生き残っているのか!と感動。

感動ついでに良く観ると、種子が付いているものが一つだけある。家に植えてみようと持ち帰った。

プラスティックのケースに入れると、乾燥しだしたのか種を弾きだした。一粒取って良く観ると、横に白いものが付着している。そうか、これが話に聞いたエライオソームか。

スミレの種は弾いてもさほど遠くへは飛ばない。栄養豊富なエライオソームを付けることによってアリに運ばれ、エライオソームを与えた後は巣穴の外へ捨てられる。そしてそこで又新たな繁殖場所を確保する。したたかなものだ。

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