カッコウの巣を上で2009年01月28日

BSで「カッコウの巣を上で」を観た。見逃していた映画だったので、堪能できた。

予備知識無しで観たのもよかったかも。調べてみると、原作では「チーフ」が一人称で語っているのだそうだ。

ジャック・ニコルソンといい、看護師長のルイーズ・フレッチェーといい、演技は素晴らしい。名作といわれるものは、観ていて嘘くささを感じさせないのがすごい。日本の映画でこのような感動を受けるものがどれだけあるだろうか。

題名はマザー・グースからだそうで、映画の内容を見事に著している。マザー・グースを良く知っていれば、題名を聞いただけで、納得できるものがあるはずだろう。

聖書もそうだが、下地がない自分には、このような裏にあるものがあると、手強いと感じるのはしかたのないことか。