リグレッツ・オンリー2007年11月03日

http://www.parco-play.com/web/play/regrets/
家内と鑑賞。
黒柳徹子、古谷一行、大森博史、石田ひかりほか。
ル・テアトル銀座。13時開演。
黒柳徹子の舞台を一度見てみたいと思っていて念願が叶う。
もう10年早く見たかったが。

舞台は良い。素晴らしい。楽しい。また観たいと思う。

舞台はニューヨーク。古谷一行演じる敏腕弁護士が、米国大統領から、婚姻法改正の委員会に承知されるが、大統領の電話での言葉、「ジャック、アイ ウォンチュー」は、グラハム・ベルが助手のワトソンを呼んだ世界初の電話での言葉「ワトソン君、ちょっと来てくれたまえ」のパロディだ。脚本は解釈が違うように思ったが、考え過ぎか。

マチネーなので、15時10分にはねた。銀座は歩行者天国になっていた。新装なった松屋を冷やかし、プランタンの前に出来たマロニエ・ゲートの東急ハンズを冷やかし、イトシヤは次回にとっておくことにした。

ビールが飲みたくて、銀座ガス灯へ。
http://r.gnavi.co.jp/g212703/

パブの様な作りのバー。元はアサヒだったようだが、今はモルツの生を一杯。バス・エールを一杯。ギネスを一杯。マルゲリータとメンチカツで。晩ご飯代わりに。メンチの豚肉が我が家で注文しているものと同じ(三元豚)だったので、喜んで食べてみた。http://www.hiraboku.com/shop/home/312/template/current/cate_sangenton.html
こういう庶民的なものがあるのが銀座。銀座は下町なのだ。

帰りにジビエを食べさせる店を発見。野鳥の会としては、幾分引っかかるものがあるが・・・その隣がスペイン・バールだった。次回の楽しみ。

氷取沢2007年11月04日

支部の探鳥会で氷取沢(横浜市磯子区)へ。
ここは初めて。のっけからハイタカらしき鳥、ジョウビタキのオスが全員で見られてラッキー。

元は農業用水と休耕田があった場所らしいが、公園にして緑地の保全を行っている。隣接する地域の開発が予定されていて、反対運動の署名を求めに参加した現役の高校教諭はじめ、全員で47名ほどだった。天気も良く、他に探鳥会が開催されていない日だったのだからだろうか、いつもの倍くらいは来ていただいた。

谷戸田の雰囲気が残る、山裾の小川と湿地(木道)が続く道も、夏はひんやりとして気持ちが良いそうだ。今日も日差しが強かったので、木陰が心地よかった。

写真は、こんな場所にしか見つけることの出来ないカントウヨメナ。

帰りのバス停にいたChat Noir。夜のネコじゃなくて黒猫。子猫なのでとても可愛い。耳の側に5〜6匹もマダニが付いていてちょっと可愛そうだった。餌やるくらいなら、ダニも取ってやれ!

展覧会のはしご2007年11月08日

葉山での所用のあと、午後になってから、六本木へ家内と国立新美術館のフェルメール展と、ミッドタウンのサントリー美術館で、鳥獣戯画がやって来た、を鑑賞。

フェルメールは一点だけだが、同時代のオランダの画家や影響を受けたらしい作品など、精緻で寓意を含んだ風俗画は鑑賞に値する。デルフト焼きや、当時の古楽器なども面白かった。ハーディー・ガーディーなどは実物を初めて観たし、名前も知らない楽器ばかりで、もっとそばで、手にとって観たいほどだった。黒檀と象牙で出来たD管のリコーダーは吹いてみたいと思った。

鳥獣人物戯画も四巻がそろっており、国宝展などよりも空いている分、ゆっくりと鑑賞できた。特に人物や馬や牛を描いた巻は観たことがなかったので、興味深かった。別な時代、別な作者のものを組み合わせたことが良くわかる。また、原本では失われた部分が描かれた写本がいくつも展示されており、これも面白く、また、同様な戯画は他にあり、さらに鳥獣戯画は既に戯画作家の教養の一部となっていた、という展示で、企画が素晴らしく、センスが光る展示だった。サントリーはやはりオサレか。

お腹も空いたので、インド料理か、はたまた韓国宮廷料理か、どこも六本木価格なので散々迷った挙げ句、ミッドタウン1階のビアホール(風の店)で、ハートランドとペールエールなどを楽しんだ。

写真は暮れなずむ美術館。

自分用に複製画を買った。ニコラース・ファン・デル・ヴァーイ(アムステルダムの孤児院の少女)静かな雰囲気が小磯良平のようで、気に入った。

オリヲン座からの招待状2007年11月10日

晴れていれば、武山で鷹見だったが、あいにくの天気。何の予定もないので、朝散髪に行き、プールで少し泳いでサウナに入って、午後に映画。

結果から言えば、期待したほどの出来ではなく、ちょっと物足りなかった。
宮沢は、か細すぎて痛々しいほどだが、そつなく可愛らしく、見事にこなしていた。映写技師となった加瀬亮は、「硫黄島・・」で憲兵隊のエリート士官役だったが、今回も良い味をだしていた。

物足りなさがなんなのか、良くわからないが、緑がかった映像(フィルムがコダックではないのだろうか・・)といい、脚本ももっと練って欲しいし、映画のことなど何も知らないが、とにかく物足りなさを感じた。

宮沢りえが、もっと年を経たときの演技を見たいと思う。これからも楽しみだ。

鎌倉・源氏山探鳥会2007年11月11日

定例の源氏山探鳥会。今月から8時半集合。案の定、8時に来ていた人がいた。

雨がぱらつくかなと思っていたら、昼には晴れ間が見え、暖かくなった。

御成通りをトンネルに向かった歩いていると、向こうから見覚えのある顔が。作家の井上ひさしだった。有名人に道で出会ったときの礼儀として「無視」した。

鳥は少なく、昨夜来の雨でぬかるんでいるかもしれないため、大仏ハイキングコースへは6人だけ登り、他は銭洗い弁天経由。

エゴノキの花が地面に落ちていた。今頃咲くはずもなく、返り咲き。初体験。

逗子マリーナが見えるハイキングコースのガードレールで、エノキに止まったコゲラが不審な行動をしているというので、望遠鏡で良くみると、赤い実をくわえた。その場でくわえるので奇妙だなと思ったら、どうも他の鳥(おそらくヤマガラか)が貯食したものをほじくっているようだ。食べるかと思ったが、落とすところは見たが、食べるところは見ることができなかった。いたずらなのかもしれない。この様な行動は初めて見た。

栗林にシダ。オオハナワラビとのこと。上に延びたものは胞子葉。

カラスウリにイラガの様な幼虫がいて、びっくりしたが、あとで調べてみて、トホシテントウの幼虫と判明。イラガは食草が異なるので、もっと早く気がつかなくては。

頼朝像前のベンチ。落鳥を拾って冷凍してあるとの連絡があり、近所と言うことで、場所をご存じの参加者に取りに行っていただいた。キマユムシクイとのこと。初めての対面が落鳥とは。山階鳥類研究所行き。

Munch2007年11月16日

ムンク展
午前中、脳ドックを受けに川崎の会社指定の病院へ。会社持ちなので無料だが、自腹でならとても行けない。
ぼろい病院だが、規模は大きい。MRIやCTのある建物は別棟。装置は地下にある。若い女医さん(色白で美人だったなぁ・・)の問診のあと、予約なのでほとんど待たずに検査。装置はジーメンス製だった。20分ほどだろうか、半分寝ているような、まどろんでいるうちに終わった。
酸素ボンベを持ち込んではいけません、という掲示があったが、強力な磁場を発生するので、そうだろうなと納得。

家内と上野駅で待ち合わせて、西洋美術館の「ムンク展」を観に。ムンクが壁画を沢山制作していたことや、絵画の装飾的な配置に生涯こだわっていたことを知った。初めてムンクを観たのは、新婚旅行先での大原美術館だったのを思い出す。

多慶屋でちょっと買い物をしたあと、御徒町の線路下、南口からすぐの銀河高原ビールを飲ませる店へ。
ヴァイツェンのあと、「へレス」というラガーを。ラガーがあるとは知らなかった。銀河高原ビールがラガーを作るとこうなる、という例。スタウトで締めたが、スタウトは店でしか飲めないとのこと。すべて美味。

YRP駅伝2007年11月17日

駅伝
会社のある地区での催し。今年で9回目。初回と、もう1回参加したことがあった。4人一組でチームを作る。

第一走者が4km、次が3k、2k、アンカー4km。で、アンカーを走った。2,3kmは管理部の女性とその助っ人。第一走者は言い出しっぺでフルマラソンを3時間ちょっとで走る強者。

結果は10組中9位とふるわないが、もともと勝つ気がないので、しょうがない。それでも助っ人は俊足で一人抜いた。大したものだ。自分は・・・一人抜かれた。(^_^;) 心臓のこともあり、全力ではもう走れない。しかし、楽しめた。レースはそれなりに楽しい。

後の表彰式、飲み会が(これが目的だが)楽しかった。すっかり盛り上がり、このメンバーでまた飲むことになった。

帰り道は谷戸を歩いて帰った。曇っていたが、家に着く頃、幾分晴れ間が見えた。

横浜オフミ2007年11月23日

横浜オフミ
パソコン通信時代からの、個人輸入仲間と横浜でオフミ。
豪華に本物のシャンパーニュで乾杯!
ジュブレ・シャンベルタンも開けて、ボジョレ・ヌーボーを一口、ビールもプレミアム・モルツ、牛のホホ肉の煮込みやら、スモーク・サーモンのミルフィーユやら、やたら豪華になってしまいました。美味・・

場所を品川に変え、ホテル・パシフィック東京へ。生ビールと、メニューにはない「幻のピッツァ」を注文! 普通のミックス・ピッツァでしたが・・(^_^;)

20年経ってやっとオフミで顔見せしたマイミクさんもおりました。楽しい一時をありがとうございました。

おくむら2007年11月26日

メダイの刺身、イカとダイコン煮
仕事で佐島へ。昼食を「佐島入口」交差点にある「おくむら」で。

「相模湾うまいもん」http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0105671235
という本に紹介されているとのことだが、観光客には意外と知られていないようで、正午少し前に行ったら、駐車場も空いていたし、店も空いていた。客席の数が少ないので、運が悪ければ待つ羽目になりそう。

地魚を扱っており、ランチは今日のメニューから二品を選ぶ。
自分はメダイの刺身とイカ大根煮。連れはカマスの塩焼き、アジのたたきなどを選んだ。値段も手頃。

ランチは11:30〜14:00、夜は18:00〜21:00だったと思う。年中無休がうれしい。

我が輩は猫である2007年11月26日

ケーブルテレビで映画(市川崑監督:1975年作品)を観た。一度観ているが、楽しめた。

http://www.jmdb.ne.jp/1975/cy001510.htm
こういうデータベースがあるのを知らなかった。
懐かしい俳優が多数出演している。伊丹十三は惜しいことをした。緑魔子は今どうしているか。

音楽は全てバッハ。何度も流れた曲は聞き覚えのある「アンナ・マグダレーナ・バッハの為の楽譜帳」から「パイプの歌」だった。人生を、もろい素焼きのパイプになぞらえた歌詞が印象的な小曲。作品によく合っていた。

原作をまた読み返してみたくなった。