肉筆浮世絵展 ― 2020年02月09日

自主探終了後、家内と待ち合わせて、八幡宮の国宝館で、肉筆浮世絵展を鑑賞。
なかなかのコレクション。一点ものなので貴重だ。
梅が咲いていた。
なかなかのコレクション。一点ものなので貴重だ。
梅が咲いていた。
鏑木清方展 ― 2019年12月03日

鏑木清方の美人画を鑑賞。築地明石町は永らく行方不明だったそうで、間近で見られて満足です。Nikonの単眼鏡が役に立ちました。
鏑木は明治、江戸の庶民の日常を見事に描いています。
常設館では、国宝級絵画の写真オーケーで、やっと欧米に追い付いた。
川瀬巴水の版画は、ちょうど父母が東京へ出て来た時期。昭和初期の東京はこんなだったのかと、感慨深い。会場には明治初期から中期の、今の中央区の地図が掲示され、当時、築地明石町、浜町河岸、新富町がどうだっか、分かるようになっているのは、良い企画だ。月島は埋立途中で晴海は無く、豊海も無い。橋は一本も無く、渡し船が三ヶ所あったこともよく分かった。
鏑木は明治、江戸の庶民の日常を見事に描いています。
常設館では、国宝級絵画の写真オーケーで、やっと欧米に追い付いた。
川瀬巴水の版画は、ちょうど父母が東京へ出て来た時期。昭和初期の東京はこんなだったのかと、感慨深い。会場には明治初期から中期の、今の中央区の地図が掲示され、当時、築地明石町、浜町河岸、新富町がどうだっか、分かるようになっているのは、良い企画だ。月島は埋立途中で晴海は無く、豊海も無い。橋は一本も無く、渡し船が三ヶ所あったこともよく分かった。
正倉院展 ― 2019年11月04日

上野・国立博物館の正倉院展に家内と行ってきました。上野も久し振り。
五弦の琵琶はリュートにそっくり。大陸では失われたそうで、東大寺が伝えたから、天皇家が途絶えなかったから、1300年近く前の、出土品でないもの(染織物も)が今に伝えられているのは驚異です。レプリカの琵琶なども精緻を極め、技術も途絶えていない事も素晴らしい。
残欠の中に「羅」があった。勉強していて良かった。(^_^;)
*午後三時なので、歩いて御徒町へ。ビキニの水泳パンツなどを「寿苑」で購入。
五弦の琵琶はリュートにそっくり。大陸では失われたそうで、東大寺が伝えたから、天皇家が途絶えなかったから、1300年近く前の、出土品でないもの(染織物も)が今に伝えられているのは驚異です。レプリカの琵琶なども精緻を極め、技術も途絶えていない事も素晴らしい。
残欠の中に「羅」があった。勉強していて良かった。(^_^;)
*午後三時なので、歩いて御徒町へ。ビキニの水泳パンツなどを「寿苑」で購入。
オランジュリー美術館コレクション ― 2019年11月01日

横浜美術館の「オランジュリー美術館コレクション:ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」展へ家内と。
横浜美術館ができてもう30周年になるんですねぇ。久し振りに来ました。
詳しくはネットで。
https://artexhibition.jp/orangerie2019/highlight/
横浜美術館ができてもう30周年になるんですねぇ。久し振りに来ました。
詳しくはネットで。
https://artexhibition.jp/orangerie2019/highlight/
レオナルド・ダ・ヴィンチ ― 2019年10月08日

レオナルド・ダ・ヴィンチ (上)
ウォルター・アイザックソン著 文藝春秋社 2019.3
著者は、スティーブ・ジョブズの伝記を書いた人で、冒頭部分を読んだだけでも、今までのレオナルドに関する伝記としては最も詳しいのではないかと思わせる。
例えば、最初の注釈、
ーーー
レオナルド・ダ・ヴィンチの呼称として、単に『ヴィンチ村出身」を意味するダ・ヴィンチの部分が誤って名字のように使われることがある。ただ、この用法は一部のうるさ型が主張するほどとんでもない誤りではない。当時のイタリアでは世襲の名字の使用や登録が一般化し、その多くは「ジェノベーゼ」や「ディカプリオ」など一族の出身地に由来していた。レオナルドも父親のピエロも、名前の最後によく「ダ・ヴィンチ」と書き添えていた。レオナルドがミラノに移った後、友人の宮廷詩人ベルナルド・ベリンチョーニは「フィレンツェ人のレオナルド・ヴィンチ」と記している。
ーーー
読む暇が、と言うより、観察でぐったりした後読む気にならないので、また後日借りることにする。
ウォルター・アイザックソン著 文藝春秋社 2019.3
著者は、スティーブ・ジョブズの伝記を書いた人で、冒頭部分を読んだだけでも、今までのレオナルドに関する伝記としては最も詳しいのではないかと思わせる。
例えば、最初の注釈、
ーーー
レオナルド・ダ・ヴィンチの呼称として、単に『ヴィンチ村出身」を意味するダ・ヴィンチの部分が誤って名字のように使われることがある。ただ、この用法は一部のうるさ型が主張するほどとんでもない誤りではない。当時のイタリアでは世襲の名字の使用や登録が一般化し、その多くは「ジェノベーゼ」や「ディカプリオ」など一族の出身地に由来していた。レオナルドも父親のピエロも、名前の最後によく「ダ・ヴィンチ」と書き添えていた。レオナルドがミラノに移った後、友人の宮廷詩人ベルナルド・ベリンチョーニは「フィレンツェ人のレオナルド・ヴィンチ」と記している。
ーーー
読む暇が、と言うより、観察でぐったりした後読む気にならないので、また後日借りることにする。
松方コレクション展 ― 2019年07月06日

新宿で17時から元会社の同期会があるので、家内とその前に「松方コレクション展」へ。
国立西洋美術館には創建時から来ているので、松方コレクション自体には新味がないが、今回の企画は、その全貌を知るもので、良い企画でした。何が良かったのか書くと長くなるので割愛。
散逸したコレクションがいくつかオルセーとか、個人蔵のものの展示があり、焼失したものも含め、膨大なものだったことが分かった。
常設展の方でも、フィンランドの女流画家の展示があり、時間がなかったのでさっと観て回った。
写真を撮っても良い作品がほとんどで、だいぶ進歩した。
国立西洋美術館には創建時から来ているので、松方コレクション自体には新味がないが、今回の企画は、その全貌を知るもので、良い企画でした。何が良かったのか書くと長くなるので割愛。
散逸したコレクションがいくつかオルセーとか、個人蔵のものの展示があり、焼失したものも含め、膨大なものだったことが分かった。
常設展の方でも、フィンランドの女流画家の展示があり、時間がなかったのでさっと観て回った。
写真を撮っても良い作品がほとんどで、だいぶ進歩した。
京急・観音崎ホテル ― 2019年01月03日

ただ券貰ったので、家内と京急・観音崎ホテルのランチ・ヴァイキングへ。
料理は大した事ないけど、静かで混んでいないし、ガキがいないのが良い。
もっと良いのは眺望で、沖行く船とカモメ、時々イソヒヨドリ。
目の前のプールでハシボソガラスが水を飲んでいたのでカメラを構えたら「え?」という顔をして(うそ)、飲むのをやめて飛んでしまった。やっぱりこっちをちゃんと見てるんですねぇ。
ロビーのブロンズ像は、1900年あたりに作られたというジャン・バティステ・ジェルマン(だろう)作の「海燕」。調べても不明の作家なれど、美しい。(彼方に君津の工場群がもう操業しているのが見える)
*おめかしして行くと、ボーイさんなどが丁寧に扱ってくれるのが嬉しい。
料理は大した事ないけど、静かで混んでいないし、ガキがいないのが良い。
もっと良いのは眺望で、沖行く船とカモメ、時々イソヒヨドリ。
目の前のプールでハシボソガラスが水を飲んでいたのでカメラを構えたら「え?」という顔をして(うそ)、飲むのをやめて飛んでしまった。やっぱりこっちをちゃんと見てるんですねぇ。
ロビーのブロンズ像は、1900年あたりに作られたというジャン・バティステ・ジェルマン(だろう)作の「海燕」。調べても不明の作家なれど、美しい。(彼方に君津の工場群がもう操業しているのが見える)
*おめかしして行くと、ボーイさんなどが丁寧に扱ってくれるのが嬉しい。
箸 ― 2018年12月19日

DESIGN TALK +の再放送で、デザイナーの鈴木康弘が、箸のもとの方が足に見える自身の作品を示し、ロラン・バルトの言葉を引用していた。箸は何を食べたいとしているか示す機能も持っていると。
以前読んだ事がある「表徴の帝国」にある言葉だ。
ーーー
箸は、まずはじめにーーーその形そのものが明らかに語っているところなのだがーーー指示するという機能を持っている。箸は、食べ物を指し、その断片を示し、人差し指と同じ選択の動作をおこなう。食事という日常性のなかに、秩序ではなく、いわば気まぐれと怠惰をもちこむのである。
ーーー
*普段使っているものだと、見えていないこともあるなぁ。
編集する
以前読んだ事がある「表徴の帝国」にある言葉だ。
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箸は、まずはじめにーーーその形そのものが明らかに語っているところなのだがーーー指示するという機能を持っている。箸は、食べ物を指し、その断片を示し、人差し指と同じ選択の動作をおこなう。食事という日常性のなかに、秩序ではなく、いわば気まぐれと怠惰をもちこむのである。
ーーー
*普段使っているものだと、見えていないこともあるなぁ。
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蝋燭能 ― 2018年11月25日

娘一家と5人で「蝋燭能」を観賞。娘と家内は着物で。
野村萬斎人気か、去年よりも多くの観客でほぼ満席。
着物の婦人多し。老人が多いせいか、演技中も咳・くしゃみ・・・(^_^;)
孫はといえば、多少体調が優れない事もあってか、途中で横になったりしていたが、興味はあったようで、最後まで観ていた。
野村萬斎人気か、去年よりも多くの観客でほぼ満席。
着物の婦人多し。老人が多いせいか、演技中も咳・くしゃみ・・・(^_^;)
孫はといえば、多少体調が優れない事もあってか、途中で横になったりしていたが、興味はあったようで、最後まで観ていた。
仁和寺展 ― 2018年02月10日

家内、娘、孫のおまけで、仁和寺展へ。
事前に「ぶら美」で観ていたので、楽しめた。
写真を撮って良いところがあるのは、多少進歩してきている。
裏の廻廊壁画は、高精細の大型スキャナで取り込んだそうで、半端じゃない再現されたプリント。修行僧が雑巾掛けして剥げた所の再現も素晴らしい。
裏に回って、風神のケツもパチリ。
一階の鶴屋吉信で一休み。アール・デコ風の照明が素敵。
*孫が熱心に最後までしっかり見ていたのに驚いた。
事前に「ぶら美」で観ていたので、楽しめた。
写真を撮って良いところがあるのは、多少進歩してきている。
裏の廻廊壁画は、高精細の大型スキャナで取り込んだそうで、半端じゃない再現されたプリント。修行僧が雑巾掛けして剥げた所の再現も素晴らしい。
裏に回って、風神のケツもパチリ。
一階の鶴屋吉信で一休み。アール・デコ風の照明が素敵。
*孫が熱心に最後までしっかり見ていたのに驚いた。
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