読み終えた本「ダンゴムシに心はあるか」2011年07月05日

ダンゴムシに心はあるか?
ダンゴムシに心はあるか  PHPサイエンス・ワールド新書 森山 徹 (著)
(「BOOK」データベースより)
「ファーブル昆虫記」にも出てくる、庭先によくいる小さくて丸くなるダンゴムシ。このダンゴムシにも「心」があると考え、行動実験を試みた若い研究者がいた。迷路実験、行き止まり実験、水包囲実験など、未知の状況と課題を与え、ついにダンゴムシから「常識」では考えられない突飛な行動を引き出すことに成功した。大脳がないダンゴムシにも心があり、道具を使う知能もあることを示唆するユニークな実験を紹介し、「心‐脳」問題に一石を投ずる。
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最近,認識,記憶などの実体のないものについて興味がある。実体がないだけにあやふやで,本当にあるのかさえ,怪しい。記憶は知らないうちに変容している(かもしれない)。
「認識」の正体は,実は単にDNAの配列にしか存在しない,なんてことになったらどうしよう・・と思う,今日この頃。

#次は「粘菌の知性」について読んでみよう。

小川の辺2011年07月07日

映画を観てきた。
封切り直後なので,10時からの回でも結構人がいた。当然のことながら年配者ばかり。

映画自体は期待したほどではなかった。台詞に山形なまりがないのが,リアリティーに欠ける。山形弁だと緊迫感がなくなるかもしれないが。

「たそがれ清兵衛」をなかなか超えるものが出ない。

#予告編で気になったものは,開戦直前の上海租界を舞台にした日米合作の「シャンハイ」と,浅田次郎原作の「日輪の遺産」。ジャッキー・チェンが100作目を記念して製作中らしい,辛亥革命をテーマにした「1911」くらいか。

美術館ツァー2011年07月08日

ワシントン・ナショナル・ギャラリー展
横須賀市の生涯学習講座が企画した,美術館を廻るバス・ツァーに家内と参加。
上野・西洋美術館の「大英博物館:古代ギリシャ展」と,六本木・国立新美術館の「ワシントン・ナショナル・ギャラリー:印象派・ポスト印象派展」。

西洋美術館では,ローマン・コピーではあるが,「円盤投げ」と「アフロディーテ像」が秀逸。周囲をぐるっと回れるので,フォルムの美しさを堪能できる。

文化会館の精養軒での昼食は,偶然ご一緒した林夫妻と同席した。夏のキャンプには確か2度ご一緒したことがある。グラスワインも注文して,楽しく過ごした。

六本木では,モネの「日傘の婦人・モネ夫人カミーユと息子ジャン」にしばし見とれていた。これは1999年に東京都美術館での「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」でも観ているが,この初期のものの方が,他の「日傘の婦人」2点よりもずっと良い。モネのモデルを何度も務め,極貧のうちに,モネの成功を見ずに逝った夫人を思うと,胸が一杯になる。他にも印象派の著名な作品多数。迷わず図録を求めた。

新青森日帰り旅行2011年07月14日

はやぶさ
JR東日本パスで,新青森へ日帰り旅行した。
親友T君は不参加だったものの,小学校の同級生3人での催行。

行き 東京8:12発~新青森11:44着 はやぶさ401号
帰り 新青森17:38発~東京21:08着 はやぶさ406号

新青森に6時間余り滞在し,ヴァルラフ・リヒャルツ美術館(ケルン美術館)の印象派展,三内丸山遺跡見学,三内温泉でひと風呂浴び,駅で黒石名物の「つゆ焼きそば」をいただき,帰路へ。

帰りは隣に「鉄」君が同席したので,はやぶさの色々を聞いて楽しかった。
はやぶさは最新型だけあって,揺れが少なく,非常に乗り心地が良い。
乗車券,特急券,座席指定が全部込みで\10000は安いのでは?ただし1日限り。

草津よいとこ2011年07月17日

野反湖
高校時代の同級生が所有する草津のリゾートマンションに,同級生達計4人で泊まりにいった。7/15-17の2泊3日。
今まで一緒に行けなかった元野球部のキャプテンが参加。もう一人もバスケ部のキャプテンだったので,二人ともでかい。
マンションには掛け流しの温泉があり,いつでも入れる。朝一番に入り,遊んだ後に入り,食事の前に入り,飲んでは入りと堪能した。

車で1時間ほどの「野反湖」という人造湖に,ニッコウキスゲを見に行った。ちょうど盛りで,蒸し暑かったが,お花畑を楽しんだ。
カッコウとメボソムシクイが鳴いていた。

嵐の前2011年07月20日

嵐の前
夕焼けかと思ったら,一面の雲。
でも,空は見事な紫がかった,なんとも奇妙な色。
過去にも見たことがあるが,どうしてこうなるのか。

知人によると,九州では「風焼け(かざやけ)」と呼ぶそうだ。

Lion2011年07月20日

Lion
MacのOSを,10.7のLionに移行しました。
結構大変でした。
しかし,使い勝手は良くなりました。疲れた・・・

フクロウの巣箱掃除2011年07月28日

フクロウの巣箱掃除
元の会社の裏山に仕掛けたフクロウの巣箱を,かつての同僚2名と掃除しにいった。

木曜日だが,トヨタの勤務体制に合わせているので会社は休み。
もっと早くしていれば,鳥の羽などは新鮮だったはずだが,巣箱に敷き詰めた落ち葉の下になっていたものは,かなり傷んでいた。上に載っていたフクロウの脇腹の羽毛は,奇麗なままだった。

骨がかなりある。鳥と,頭骨が一つあったが,たぶんハタネズミくらいのネズミ。ヒミズではないと思うものがあった。未消化のものを吐き出したペリットも大小3個ほど。

大型の鳥の脚がかなりあった。一番大きなものはおそらくコジュケイではないかと思う。小さなものはヒヨドリかもしれない。

来年は巣立ったらすぐにやろうと思う。