赤きサラファン2020年04月05日

ロシア民謡の「赤いサラファン」は良くご存知だと思いますが、戦後生まれの自分達は、口語調の歌詞しか知りませんでした。
若い頃、友人のギターの名手H君が、ハーモニーが美しいからと言って、「紅いサラファン」を弾き語りしてくれました。その歌詞が文語調だったので、なおさら格調高く、美しいものでした。
むかし、思い出してネット検索してみたものの、口語調のものしかヒットしませんでした。
また、ふと思い出してググってみると、あら!ちゃんとあるじゃないの。
出だしは記憶と同じなので、多分これだ!
赤いサラファン
詞 堀内敬三
何ゆえぬいたもうや
赤きサラファンを
いそぎて用なき 晴れの衣
いとしのわが子
しばし聞けよ
いのちの春は 長からず
若やぐほおも 色あせて
たのしき日々は とどまらじ
たのしき日々は とどまらじ
若かりし日を 思いつつ
老いたるわれの 衣つくり
夢みしころを くりかえしつ
ぬう手も楽し 衣つくり
衣つくり

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