ラミーカミキリ2006年07月09日

ラミーカミキリ
鎌倉自主探のおり、源氏山公園のカラムシの上にいた、外来種(昆虫の詳しい方に教えていただいた)だが、美しいカミキリムシ。

ラミーは越後上布や小千谷縮となる、カラムシから採った麻(苧麻)のこと。

http://www.asahi-net.or.jp/~fv9h-ab/kamakura/botanical-essay.html#Anchor1745398

若草物語2006年07月12日

ジューン・アリスン
ジューン・アリスンが8日に逝ったとの記事が、今朝の朝日新聞にあった。

途切れ途切れではあったが、パソコンで、何回目かの「若草物語」を観ていた。貧しいニューヨークの家庭に生まれたと記事にあった。

若草物語は1949年のアカデミー賞受賞作品。作家志望のジョーを演じた彼女、下町のちゃきちゃき娘のようで、大好きだった。

享年88歳。ご冥福を祈る。

ミソハギ2006年07月20日

梅雨の中で咲くミソハギ
会社の小川に、ミソハギが咲き出した。

「名は、禊(ミソギ)ハギの意味で、盂蘭盆会(ウラボンエ)で仏前の供物に水を注ぐのに花穂を使うため、ボンバナともよんで親しまれる。」(日本大百科全書:小学館)

ヒグラシが数日前から鳴き始め、オオシオカラトンボが飛んでいた。梅雨明けも間近。夏が、真夏がすぐそこに・・

写真はアップのミソハギ。ちょっと分かりづらい。

背の青い魚2006年07月27日

ヒシコイワシ
久しぶりの「ヒシコイワシ丼」通称「ひこ鰯」和名はカタクチイワシ。アンチョビになるあれ。だから小さい。
小さいものは11mm×45mmくらいしかない。
こんな小さなイワシを、高級魚と同じように全部包丁でさばく店長の魚への愛情というか、客へのサービス精神に感謝。

この輝くイワシを見よ!ご馳走様。

ジャコメッティ展2006年07月29日

明日で終了というジャコメッティの展覧会を観に葉山へ。
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2006/giacometti060531/index.html

開館前に着いたのが正解。近いところはこれが可能なのでありがたい。11時前には満車になっていたらしい。

TVで紹介されたのを見たので、若干の予備知識あり。しかし、本物は面白い。彫刻は「船越 桂」「ロダンとカリエール」以来か。

ジャコメッティと矢内原伊作との関係は、非常に特異なものを感じたが、17歳も年上のジャコメッティは、この若い日本の哲学者に何を感じたのだろうか。尋常ならざるものがある。矢内原もそれに応え、何時間ものポーズをとり続けるために、乞われて計5回もスイスへ出向いている。彫刻家(画家でもあるが)は、食事を共にしながらも、矢内原をナプキンや新聞、パンフレットにスケッチしている。片時も休むことのない創作。芸術家というのは、やはり尋常ではない。

小さな美術館なので、イアホン・ガイドなどなく、物足りないが、人も少なく、落ち着いて見られることがなにより。

ショップも小さいながらあり、レストランも「葉山価格」ながら、繁盛している。