Mola mola ― 2008年05月16日
学名の由来は「ギリシア語の“ひき臼 mylos”」だそうで、昼寝をするといわれる、ぷかぷか水面に浮かぶマンボウの姿から来ているのかもしれない。
横須賀・佐島で仕事だったので、昼食はいつもの「おくむら」。メニューに「マンボウ」とあるのを見過ごすわけにはいかない。
百科事典には「イカのようで淡泊」とあるが、確かに柔らかいイカか、硬いはんぺんの様。「肝醤油」と「辛子酢味噌」で。美味。店の主人は、年に8〜9回くらいは定置網に掛かるとのこと。感謝して食した。
メモのため、日本大百科全書:小学館から引用。
〔民俗〕翻車魚、満方と書き、ウキキ(浮亀)、ウキギ(浮木)ともよばれた。この魚はときどき海面に昼寝をするように浮かぶが、このときのマンボウはなんの苦もなくとらえることができ、また美味なので、漁師はこれを発見すると大喜びして銛(モリ)で突く。とくに房総(千葉県)や紀州(和歌山県)では、これを神が日ごろの労をねぎらって授けてくれたものとする言い伝えがあり、船上に一度引き揚げたマンボウを形を崩さないように皮をはいで肉をとり、ふたたび皮をつけて海面に返す。そうとは知らないほかの漁船が大喜びしてまた銛で突き、腹をたてることになるが、これは漁師のいたずらばかりではなく、かつては肉をとったあとに米を詰めて酒で清め、元の姿に戻したということから、神が与えてくれた魚という観念が生きていたのであろう。また紀州では、姿のままのマンボウを家へ持ち帰ると、奇形児が生まれるという迷信もある。
マンボウの肉はエビのように淡泊で、江戸時代の水戸藩では、とれるとかならず領主に献じたほど美味といわれ、肝油も薬として珍重された。〈矢野憲一〉
横須賀・佐島で仕事だったので、昼食はいつもの「おくむら」。メニューに「マンボウ」とあるのを見過ごすわけにはいかない。
百科事典には「イカのようで淡泊」とあるが、確かに柔らかいイカか、硬いはんぺんの様。「肝醤油」と「辛子酢味噌」で。美味。店の主人は、年に8〜9回くらいは定置網に掛かるとのこと。感謝して食した。
メモのため、日本大百科全書:小学館から引用。
〔民俗〕翻車魚、満方と書き、ウキキ(浮亀)、ウキギ(浮木)ともよばれた。この魚はときどき海面に昼寝をするように浮かぶが、このときのマンボウはなんの苦もなくとらえることができ、また美味なので、漁師はこれを発見すると大喜びして銛(モリ)で突く。とくに房総(千葉県)や紀州(和歌山県)では、これを神が日ごろの労をねぎらって授けてくれたものとする言い伝えがあり、船上に一度引き揚げたマンボウを形を崩さないように皮をはいで肉をとり、ふたたび皮をつけて海面に返す。そうとは知らないほかの漁船が大喜びしてまた銛で突き、腹をたてることになるが、これは漁師のいたずらばかりではなく、かつては肉をとったあとに米を詰めて酒で清め、元の姿に戻したということから、神が与えてくれた魚という観念が生きていたのであろう。また紀州では、姿のままのマンボウを家へ持ち帰ると、奇形児が生まれるという迷信もある。
マンボウの肉はエビのように淡泊で、江戸時代の水戸藩では、とれるとかならず領主に献じたほど美味といわれ、肝油も薬として珍重された。〈矢野憲一〉

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