定例・鎌倉・源氏山探鳥会2012年07月08日

タシロラン
リーダーの一人を務める,日本野鳥の会,神奈川支部の定例探鳥会。鎌倉・源氏山は,小糠雨が時折降り,用心のために持っていった傘が役に立った。望遠鏡も双眼鏡も防水仕様だし,人間だって防水仕様なのだが,やはり濡れるのは心地よいものではない。
雨天決行なので,これは致し方なし。

鳥は少なかった。ガビチョウだけが元気というのは如何なものか・・・オオルリを期待したが,今年は出会えず。リーダーH氏によると,鎌倉も逗子・葉山も森が深くなったためか,オオルリやキビタキが増えてきたようだという。

写真は源氏山山頂へ向かう道の脇に生えてきたタシロラン。寄生ランのため,葉緑体を持たない。S氏が発見して教えてくださった。私はアオキが生えているそばにいつもあるので,アオキとの関係を疑っているのだが,何の確証もない。
ちなみに,タシロランは発見者の田代善太郎氏に因む。

もう一枚の写真は,寿福寺から鎌倉駅へ向かう,帰り道の途中にある切り通しというのか,岩をくり抜いた通り道。この裏には「やぐら」がいくつもある。鎌倉らしい場所。