明日への遺言 ― 2008年03月16日
映画を観た。シニア料金なので気楽になった。
藤田まことの好演。「明日への遺言」
名古屋を無差別爆撃したB29の搭乗員が、被弾してパラシュート降下して捕らえられたが、捕虜の扱いをせず、無差別爆撃は戦争犯罪として、処刑の命令を下した元東海軍司令官・岡田資中将の話。11名を斬首したB級戦犯の罪に問われた。
詳細は省くが、法廷は潔い中将に同情的だった。判事の「民間人を多数無差別に殺戮したのだから、復讐の権利は認められている」という最後の救いの言葉も拒否して、部下の責任を一身に背負う。
非常事態時に、上に立つものはどのような責任を取るべきかを考えさせられる。昨今の偽装事件で、責任を部下になすりつけるような経営者を沢山見た。恥を知れ。
#主任検察官役のフレッド・マクィーンはあのスティーブ・マクィーンの息子。あまりに父親にそっくりなので、「拳銃無宿」世代にはたまらないものがあった。
藤田まことの好演。「明日への遺言」
名古屋を無差別爆撃したB29の搭乗員が、被弾してパラシュート降下して捕らえられたが、捕虜の扱いをせず、無差別爆撃は戦争犯罪として、処刑の命令を下した元東海軍司令官・岡田資中将の話。11名を斬首したB級戦犯の罪に問われた。
詳細は省くが、法廷は潔い中将に同情的だった。判事の「民間人を多数無差別に殺戮したのだから、復讐の権利は認められている」という最後の救いの言葉も拒否して、部下の責任を一身に背負う。
非常事態時に、上に立つものはどのような責任を取るべきかを考えさせられる。昨今の偽装事件で、責任を部下になすりつけるような経営者を沢山見た。恥を知れ。
#主任検察官役のフレッド・マクィーンはあのスティーブ・マクィーンの息子。あまりに父親にそっくりなので、「拳銃無宿」世代にはたまらないものがあった。
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