田舎の騎士道2008年03月02日

カヴァレリア・ルスティカーナ
横須賀芸術劇場で歌劇を観劇。劇場付き合唱団の定期公演で、本格的なオペラは今回初とのこと。横須賀交響楽団の協力もあって、立派なものだった。

マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ:田舎の騎士道の意」。1幕で、約1時間の短いもの。間奏曲だけを知っていたが、初めて全曲を聴いた。当時は大評判だったとのこと。原語上演で字幕無しでは、細かいところはわからないが、筋が簡単なので、歌だけを楽しめば良かった。ソリストは皆上手で、申し分なし。

歌劇の前に2曲、合唱団が5階席で歌う。響きは大聖堂のようで、これも素晴らしかった。芸術劇場は横須賀の田舎にあるが、立派なオペラハウス。團伊玖磨のおかげ。もっとオペラを上演して欲しい。高い席(料金ではなく階が)から鑑賞したので、オペラハウスらしさを味わった。ミラノのスカラ座を思い出す。

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