お散歩探鳥会・野島公園2015年05月19日

コブハクチョウ
野鳥の会・神奈川支部の「お散歩探鳥会・野島公園」のお手伝い。9:00-12:00

雨天中止なのだが,雨の予報だったので,どうしたものかと思っていたら,8時頃にはほとんど降っていない。ネットで雨雲を調べてみると,前線が幾分昨日の予報よりも南下していて,大きな降りにはならないようだ。現地で判断するため,追浜駅へ。平日にもかかわらず14名が参加し,予定通り決行。
たいした降りにならず,傘は不要だったので,よかった。

メリケンキアシシギが出ているというので(昨年も出た)期待したら,一羽だけいた。他には4羽ほどのキアシシギ。識別の勉強になった。
写真はどうしたことか,コブハクチョウ。どこかの公園などから逃げてきたのか。愛の逃避行・・・(^_^;)

野島公園の最高地点,展望台まで登り,降りてから解散。
参加者は私などより余程シギチに詳しい人もおられるので,万年シギチ初心者の私としては大変なのです。(^_^;)
それでも初心者の方から「メリケンキアシシギはこの後どこに行くのですか?」の質問に,「え~,繁殖地に向かうのではないでしょうか・・」としどろもどろ・・

もっとちゃんと答えられないといけませんね。秋にオーストラリアで日本を通過して行ったシギやチドリが見れれますよと,経験談をお話ししたので,では春は? というわけで,シギ・チドリ全般に関しては,勝手に引用させていただくと,シギ・チドリは繁殖地の北極圏と,越冬地の東南アジア~オーストラリアとの間を,春と秋に行き来し,その時に日本に立ち寄る,ということなんです。
スクリーンショットはここからの引用。
http://yachohabataki.sakura.ne.jp/watari.htm

で,メリケンキアシシギは「アラスカ南部で繁殖、越冬は南太平洋の島々だといわれています。従いまして太平洋のアメリカ大陸西海岸に沿って北上または南下するのでしょうが、時として日本列島太平洋岸に立ち寄る少数が観察されています。」
マイミク・KenさんのHPを勝手に引用させていただきました。
http://www.cec-web.co.jp/column/bird/bird95.html(感謝)
ですので,稀にしか観ることができないシギで,今回はラッキーだったといえます。先の質問に「アラスカへ帰るのでしょうね」と答えられたら満点だったのですが,勉強不足で残念でした。事前に分かっていれば勉強したのですが。(汗)

*一羽だけいたクロガモの♂は,羽を傷めたのか,今頃までいる。さて,彼の今後の運命や如何に。
*野島公園には伊藤博文の別荘があり,改修され公開されている。以前行ったことがあるが,入場は無料。有料で抹茶と菓子が,眺めの良い部屋でいただける。お勧めです。

鳥合せ
カワウ、アオサギ1、スズガモ1、トビ、メリケンキアシシギ1、キアシシギ、ソリハシシギ1、キョウジョシギ37、コアジサシ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、セッカ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、オナガ5、ハシボソガラス、ハシブトガラス
番外ドバト、ガビチョウ、コブハクチョウ

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