ミセス・バッハ2017年06月15日

録画していた「ミセス・バッハ」を観た。

楽譜や文書の筆跡鑑定から,バッハの二番目の妻,アンナ・マグダレーナは,写譜だけではなく,作曲もしていたと思われるとのこと。「楽譜帳」にある「前奏曲:平均律クラヴィーア曲集」はアンナの作曲かもしれないらしい。また,「ゴルトベルク変奏曲」のアリア部分もアンナの作曲と思われる。バッハ自筆原稿のない無伴奏チェロソナタもとのこと。

前妻であるマリア・バルバラが亡くなる前から,アンナはバッハと行動を共にしていたらしい。アンナが13歳の頃から,バッハは音楽の指導をしていた。アンナを伴っての旅行中に,マリア・バルバラが亡くなっている。

アンナ・マグダレーナについては,意図的に消された文書などが多いという。継母だったアンナを心良く思わなかった前妻の息子たち,ほとんどが作曲家として成功している子供達が,何か行ったことが濃厚だ,というのが番組の結論か。

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