オトメユリ(ヒメサユリ)2006年06月29日

ヒメサユリ
幼なじみが計画したバス旅行に行ってきた。彼女は一人でも行くのだが、今回は私の親友と私を誘ってくれたので、その話に乗った。三人で初めてのバス旅行。33人乗りの中型バス3台で催行。

南会津の「高清水自然公園」と「駒止湿原」の日帰り旅行。上野からバスに揺られて着いた先は、「高清水自然公園」でオトメユリ(現地ではヒメサユリと呼ぶ)の群生地。ウィルスに弱いので毎年野焼きをしているそうな。誰も採らない(採れない)ので、ワラビも生え放題。

小振りだが。鮮やかな桃色のユリで、中を覗くとソバカスのような、おそらくは昆虫を誘導する蜜標らしい斑点があった。

駒止湿原では揺れるワタスゲの大群落に感激した。ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)はこれから。ミズバショウは大きな芭蕉の葉のようになっていた。他に、ヒオウギアヤメ、レンゲツツジ、ミヤマツボスミレ、ウラジロヨウラク、ズミの花などを観察した。ヤマドリゼンマイは胞子葉を延ばしており、ヒカゲノカズラ(いづれもシダ類、mixiのコミュで教えていただいた)や、木道下からはい出したタゴガエル(鳴いていた)や、高原らしいカッコウの声を聞いた。

上野で終電までビールを飲んで解散。楽しい一日だった。