淡き光に2007年07月16日

山の上ホテルのバー
親友と続けている「江戸歩き」。今回は神楽坂。花街の名残をちょっとだけ味わえる、細い路地裏の道。江戸は坂ばかりだったことが良くわかる。京都で作られた時代劇には坂道は出てこない。嘘っぱちもいいとこだ。

休みの店も多く、ちょっと評判の店は混んでいて、20分ほどまたされての昼食を取りつつ、生ビール。

食後のコーヒーを、親友お気に入りの店で飲み、飯田橋まで外濠の上を歩く。

ここからはおまけで、JRでお茶の水へ出て、明治大学に隣接する「山の上ホテル」へ。旧館のバーで、私はマティーニ、親友はジン・フィズ。

その後は、各国のビールがあるという店で、瓶ビールながらチェコやドイツのビールを少しばかり。アルゼンチン・タンゴをアルテックの古いスピーカ、LPで流している。「リクエストできますか?」と聞くと若い店員ができますという。では、「フランシスコ・カナロはありますか?」というと、あるという。ちょっと驚いたが、勤めてまだ3年という割には、とても良くLPライブラリに精通しているらしい。すぐに見つけて、掛けてくれた。

一回りも上の、私の兄の世代に流行った。自分も良く聞かされていたので、とても懐かしく思った。

「淡き光に」「エル・チョクロ」「さらば友よ」などなど。