正倉院宝物2009年11月20日

休暇を取って家内と、上野・国立博物館・平成館に「皇室の名宝」展を鑑賞。
久しぶりの上野公園はすっかり晩秋の景色。

1期、2期と分かれていて、1期は絵画中心。2期は正倉院宝物と書・絵巻・刀剣。
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=6890#p2

今年は奈良の正倉院展に行かなかったので、それならば上野でというわけ。
花鳥・珍獣をあしらった螺鈿蒔絵のデザイン性は、今見てもなんら遜色なく、配色の見事さにも驚かされる。

聖徳太子、小野道風、藤原定家などの直筆や、天皇の直筆も多く展示され、当時の皇族・貴族等の教養の高さを垣間見ることができる。

面白かったのは西行の手紙。書き足りなくなったのか、余白に小さな字で、斜め書きになった箇所などもあり、かなりてきとーな人柄が偲ばれた。

刀剣類を見るのは結構好き。特に備前・長船は、人を斬る道具としての恐ろしさが伝わってくる。

屋久島で10時間歩けるのに、美術鑑賞で2時間立ち続けている方が疲れるし、腰が痛くなった。1階の鶴屋吉信であんみつ。同席した同年配のご夫婦と、和やかな歓談。束の間付き合い。

御徒町でちょっと買い物をして、銀座へ。伊東屋に焼き漆のパーカのペンが、一部錆びてきたので、部品交換を頼もうとしたら、2年前に在庫無しの通知があったとのこで、修理不能。残念。アップルストアでデュアル・ドライバのイン・イァー型のイア・フォンを購入。

西五番街、タルボット裏の「とり銀」で焼き鳥と生ビール、牡蠣の釜飯で満足。

隣の席の二人連れをふと見やると、男性はどこかで見たような・・
「せんだみつお」だった。都会人の礼儀で、他の客も店員も素知らぬ顔。

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