みちのくの名刹めぐり2011年10月26日

立石寺
10/24-25,円仁(慈覚大師)が開いたといわれる,みちのくの名刹,四寺(瑞巌寺,立石寺,毛越寺,中尊寺)を廻る旅をしてきた。クラブツーリズムの団体旅行。

瑞巌寺も中尊寺も3~4回ほど行っているが,毛越寺は初めて,立石寺は以前,足を悪くした兄と一緒で,対岸から眺めただけで登らなかったので,今回念願が叶った。兄にも見せてやりたかった。また,松島が無事だったことに安心した。

蔵王の温泉に一泊。硫黄泉が素晴らしいが,熱くて長湯ができないのが残念。

翌日は毛越寺と中尊寺。世界遺産登録後は,大変な混雑とのこと。平日なので,さほどでもない。事前にTVで見ていた須弥壇の象牙の装飾や夜光貝の螺鈿細工は,持参したスワロフスキーの双眼鏡で,しっかり見ることができた。

写真は,立石寺(山寺)

みちのくの名刹廻り その22011年10月26日

瑞巌寺の鰻塚
瑞巌寺の「鰻塚」。食べた魚を供養するなどということは,西洋人には考えられないことだろう。クジラもそうだ。折れた針でさえ,豆腐に立てて供養する。日本人の感性は,世界に誇れる。

先祖は安倍宗任(あべのむねとう)と聞いているが,資料館で安倍氏,藤原氏の絵巻やジオラマを見ると,ご先祖さまが近しく感じる。

毛越寺跡では最近,曲水の宴を催したといわれる水路が発掘されたが,この奥州に,京の都に劣らぬ栄華を極めた大都市,大伽藍が存在したことに,驚きを新たにした。