木工用スコヤ2012年05月07日

木工用スコヤ
mixiのDIYに立てたトピックで紹介された治具。あいにく「タモ集成材」しかないので,多少柔らかいが,大丈夫だろう。
直角が出し易い様に,というか,ずれない様に,「包打附け接ぎ」で接合した。(継ぎ方の名前を知らなかったので調べたら,こういう名前だった。難しい・・)
せっかくなんで,出来たばかりのルーター・テーブルで少しずつ,削った。

Fクランプでがんじがらめにして木工用ボンドで固めてから,木ネジ5本で締め付けた。
ボンドを塗る前は接合部はぴったりと出来ていたが,ボンドを塗ってから指で触ってみると,50μmくらいの段差が出来ているようだ。ボンドでわずかに膨張したようだが,木工では問題にならない段差なので,そのままにした。
外側の一辺は200mmちょうどで,板の厚みは24mm。

ワトコオイルを塗ったので,一晩乾燥中。明日ワックス掛け。

被工作物を水平に置くのではなく,垂直に起きたい時などには,Fクランプで固定すると便利な治具。箱ものなど直角を固定する場合にも使える。

#スコヤとは,squareのことで直角定規。明治時代に入ってきた英語をそのまま聴き取った言葉で,たぶん「車夫英語」の一つ。

THERMAE ROMAE2012年05月08日

テルマエ・ロマエ
家内と映画「テルマエ・ロマエ」を観てきた。
前からローマの古代史や古代ローマ人の暮らしなどの本を読んできたので,文句無く楽しめた。
漫画の方を読んでみたくなった。

流れる歌は,ほとんどヴェルディーかプッチーニのオペラのアリア。
古代ローマのセットは,ローマ郊外のチネチッタで撮影されたとの事。ここではかつて,ベン・ハーやクレオパトラが撮影された。スタッフのテンションが上がったと,プログラムにあった。そうだろう,そうだろう。

古代ローマ人の風呂好きは尋常ではない。映画では詳しく説明は無いが,ローマ帝国の公衆浴場は,午前中は女性,午後は男性となっていたそうだ。ローマ市民は午前中しか働いておらず,午後は風呂と運動などの鍛錬に当てていたそうだ。ローマ市民は基本的には皆兵士なので,当然なのだろう。税が免除されており,兵役が税だった。だから「血税」。

ローマの風呂は,蒸気浴,温水浴,冷水浴に,今でいうスポーツジム,マッサージルームなどがあり,蒸し風呂と湯があったところは,日本の江戸時代に似ている。ローマ帝国崩壊後,風呂文化は廃れ,属州ではもとの蛮族の習慣に戻ってしまったのだろう。上下水道も機能しなくなり,古代ローマ人のきれい好きは,日本でしか見られなくなったのかもしれない。

城ヶ島・植物観察会本番2012年05月13日

コケリンドウ
本来なら鎌倉自主探の担当だが,今回は鎌倉をお休みして,城ヶ島の植物観察会のお手伝いをさせてもらった。野鳥の会神奈川支部長,元支部長にM氏と自分が担当。

参加者は,数えていたなかったなぁ,24名程か。天気に恵まれ,爽やかな5月の風に吹かれながら,海岸を歩いた。

咲いていた花のうち,初めて見たものはコケリンドウ。フデリンドウは鎌倉などで見た事があるが,これは初めて。

鳥で特筆するものは,白秋碑の前に集合した時に,M氏が発見したサシバ1羽。北東方向に飛んで行ったので,春の渡りにしては方角が反対。はて,どうしたものか?

写真はシバの間に生えていたコケリンドウ。右下に赤いハダニが写っているので,花の小ささが分かる。

スタック式棚の製作2012年05月17日

棚
娘のリクエストと,彼女のアイデアで,脚部が天板の溝にはまり込むので,色々組み合わせ可能な棚を作った。
材料はパイン集成材,ジョイントはビスケット0番,溝などはルーター・テーブルが活躍,仕上げはいつものように,ワトコ・オイルの上に,蜜蝋ワックス仕上げ。

木材は湿度で伸び縮みするので,湿気が多いと,重ねる部分がきつくなるようだ。
問題があれば,調整可能。

ニジマスの薫製2012年05月19日

ニジマスのスモーク
鳥友から頂戴したニジマス8尾。昨日6時間スモークしたが,足りなかったようなので,さらにスモーク。今朝も6時半から11時まで掛けてスモーク。
設定温度は65℃だけど,チップが勢い良く煙を上げ始めると,70℃程度になることもある。あまり気にしない。

これだけスモークすれば,出来上がりはかくの如し。見事な飴色。一日くらいは空気にさらしておくと,木酢など雑味が薄らぐ。明日,真空パック。

10倍の双眼鏡で見た金環日食2012年05月21日

横須賀は曇っていて日射量が少なかったため,10倍の双眼鏡の接眼部に,日食観測用ガラスを当てて見た。

10倍の金環日食は迫力があったなぁ。久しぶりに「感動」を味わった。晴れていたら出来なかったかもしれない。

双眼鏡で見た人はどれほどいたのだろうか?と素直な疑問も涌く・・

冷蔵庫でパンチェッタ2012年05月21日

パンチェッタ
5/1に冷蔵庫に仕込んだパンチェッタ。もう一週間くらい熟成すると香りが違うかもしれないのだが,待ちきれずに今日,昼食のカルボナーラにしてしまった。

カルボナーラも落合シェフのレシピ通りで,美味しゅうございました。

#もう少し塩気が強くてもよかったかもしれない。塩蔵と塩抜きは非常にデリケートで難しいが,上手くいけば,買ったものとかわらないか,もっと良いものが出来る(かもしれない)面白みがある。

木工用スコヤ2012年05月21日

木工用スコヤ
mixiのコミュで紹介された木工用の治具。もう一つ作った。実はこれは三つ目。二つ目は直角が出ず,ボツ。

今回もボンドが固まるまでのFクランプでの締め込みが強すぎて,クランプを外したら,直角が出ていなかった。二組の揃いがどうしても欲しかったので,今回は慎重に作ったつもりだった。それでも,直角が出なかったので,ボンドが固まってしまう前にやり直して,木ネジを使わないつもりで,ビスケット(プレート)ジョイナーで#20のビスケットで固定したが,結局,ビスケット固定の上に,さらに前回と同じ様に5本で締め付けた。

木ネジは,ポケット・ホール・ジョイント用のものを使用し,フォスナー・ビットで座繰りを入れてある。

原節子2012年05月23日

原節子
年代的にはあまり知らないのだが,新聞広告に写真集が出たとあったので,横須賀図書館にリクエストしたら,順位一番で回ってきた。他にもお二人程リクエストがあったようだ。

小津の作品などで少しは知っている。年譜を読んでいたら「ノンちゃん雲に乗る」の母親役で出演していたことを知った。「ノンちゃん雲に乗る」は学校で観に行った記憶がある。

鰐淵晴子が可愛かったなぁ・・・映画を観たのは小学校2年か3年くらいだったのだろうか。母親役は全く覚えていない。そうだったのか・・

今や伝説の人となった原節子。鎌倉・浄妙寺85番に在住とあった。義兄の家の敷地に家を建てたとの事。公の場に姿を見せたのは小津監督の葬儀が最期だった。

10年程前か,庭にアライグマが出て,池の金魚を食べてしまったのでどうにかして欲しいと鎌倉市役所に現れた,という話を鎌倉の鳥仲間から聞いた。今年92歳になる。

#お待ちの方がおられるので,さっさと読んで(観て)返却した。