今度はヘラサギ ― 2014年01月19日
また鳥仲間からの連絡で,昨日と同じ堰に,ヘラサギが来ているとのこと。 早速見てきました。
幼鳥というか若鳥でした。
mixiの方の日記で勉強させていただいたばかりでしたので,餌獲りは見られませんでしたが,「羽繕い」,「直接頭掻き」,「あくび」,「寝姿」の各ポーズをゆっくり観察することができました。また,若鳥の特徴である風切り羽の数枚に黒い縁取りがあることも確認出来ました。しかし,寒い! ので,1時間ほどで切り上げました。
※仲間はクロガモを見に行くと言っていました。
幼鳥というか若鳥でした。
mixiの方の日記で勉強させていただいたばかりでしたので,餌獲りは見られませんでしたが,「羽繕い」,「直接頭掻き」,「あくび」,「寝姿」の各ポーズをゆっくり観察することができました。また,若鳥の特徴である風切り羽の数枚に黒い縁取りがあることも確認出来ました。しかし,寒い! ので,1時間ほどで切り上げました。
※仲間はクロガモを見に行くと言っていました。
読み終えた本「カフェイン大全」 ― 2014年01月19日
読み終えた本「カフェイン大全」
コーヒー・茶・チョコレートの歴史からダイエット・ドーピング・依存症の現状まで
ベネット・アラン ワインバーグ (著), ボニー・K. ビーラー (著), Bennett Alan Weinberg (原著), Bonnie K. Bealer (原著), 別宮 貞徳 (翻訳), 亀田 幸子 (翻訳), 岩淵 行雄 (翻訳), 真崎 美恵子 (翻訳), 西谷 清 (翻訳), 高田 学 (翻訳)
内容(「BOOK」データベースより)
コーヒー・茶・チョコレート・コーラ飲料・スタミナドリンク・ダイエット薬品・眠気止め・風邪薬…。現代人はなぜこれほどカフェインが好きなのだろうか?普及にいたるまでの波瀾万丈の歴史から、医薬としての価値、さらにはカフェイン漬けのわれわれの身体に何が起こっているかまでを精査、最新の知見をもとにその実像に迫る。
内容(「MARC」データベースより)
コーヒー、スタミナドリンク、ダイエット薬品、眠気止め…。現代人はなぜこれほどカフェインが好きなのか? 普及までの歴史から、医薬としての価値、さらにはカフェイン漬けのわれわれの身体までを精査し、その実像に迫る。
p25 カフェインを発見したルンゲは,10代に発見したベラドンナの抽出液で瞳孔が散大することを偶然見出し(汁が飛んで眼に入った),興味を持ったゲーテの前で実験する機会を得た。ネコを実験台にした後,ゲーテは手土産にコーヒーを持たせ,分析を勧めた。その際,ルンゲは感激のあまり,ネコが逃げたことに気が付かずにいるとゲーテは「手下をお忘れですよ」と言ったと云う。化学実験を行なうものは錬金術師か魔法使いと同一視されていた時代のことならではらしい逸話。
p32 コーヒーを発見したのはエチオピアのヤギ飼いの「カルディー」という男と云う伝説があるが,アラブの文献にはないそうだ。※どうしてカルディーというコーヒー屋があるのか,合点がいった。
p162 スウェーデンのグスタヴ三世(1746-92)は,コーヒーが毒であることをなんとか証明しようと考え,殺人犯の既決囚に死ぬまで毎日コーヒーを飲むように命じた。科学的に事を運ぶため,対照実験としてもう一人の殺人犯には毎日茶を飲むように命じ,二人の医者を指名して実験を監督させ,どちらの囚人が先に死亡するかを報告させることにした。あいにく,どちらの囚人も倒れぬうちに医者の方が二人とも死亡し,グスタヴ三世も暗殺されてしまった。二人の囚人は長い人生を楽しみ,いや少なくとも耐え抜き,茶を飲んだ方が83歳で,先に息を引き取った。
p168 リンネは生育可能な茶の木を欧州にもたらした。リンネは「アルコール中毒から仕事中毒への移行を予見していたようだ。」リンネ曰く,「このためコーヒーは生活と健康を維持するよりも,時間を節約することにもっと価値を置く人,そしてまた夜も働かなくてはならない人には有益と思うであろう。」
p166~p167 17世紀の典型的なイギリス人家庭では,毎日子供を含めて一人当たり約3リットルのビールを消費しており,ビール作りは主婦の日常の仕事の一部だった。(水が悪いため) 当時の朝食は一般にビールスープだった。ビールを鍋で熱し,別の鍋では卵数個を割り入れ,バター,少量のビールを注ぎ,良くかき混ぜ,熱したビールを注ぎ,塩を少々入れて,ねっとりするまで良く撹拌し,ゼンメル(小型の白パン)か白パンに盛りつける。
p183 ウィリアム・ハーヴェイは,イギリスにコーヒー・ハウスが出来る50年以上前からコーヒーを飲んでいた。兄弟6人中5人が「トルコ商人」と呼ばれる貿易商だった。ハーヴェイはパドヴァ大学に留学していたことがある。
p208 近代文明の発達には,正確な時計とカフェインの組み合わせが必須だった感がある。労働者の大量のアルコール消費に対し,雇用者にとってカフェインによって,しらふの労働者を増やすことは,重要な仕事だったろう。なにせ朝食がビール・スープだった時代には。
※日本の茶と茶道に関する説明は誤りが多く,訳者の訂正が随所にある。
p260 英国に於けるチャールズ二世によるコーヒー・ハウスの弾圧。「コーヒー・ハウスは組織的な会合を奨励するものとみなさられ」たため。火が絶えず燃やされることへの懸念→ロンドンの大火
しかし,王の勅令はわずか11日で撤回された。税の減収につながったため。本気ではなかったようだ。
p272 ロンドンのコーヒー・ハウスはサロンの役割を担った。学者の集まりからは王立協会が生れ,「ロイズ・コーヒー」からはロイズ保険組合と,ロイズ船級協会が生まれた。コーヒー・ハウスの常連には,ホガース,ゲインズバラ,カーライルの名が見られる。
ワーズワースの時代になると,都会的な雰囲気のものから田園的なものへと芸術の中心が移っていった。
p277 トーストは英国人の発明である。
東インド会社が政府に迫って茶の関税を引き下げさせたため,高価だった茶は一般的なものとなった。
p278 コーヒー・ハウスでは利益増のためにアルコール飲料の販売を増やしていったことで,サロンとしての役割は終わった。
p281 ティー・ハウスが公園内に開かれると,ヘンデルも足を運んだ。
p289 当時のロンドンではまがい物は当たり前で,茶もその一つ,山査子を茶と偽ることもあった。
p310 (コカインは除かれたが)カフェイン入りのコカコーラを子供達に飲ませるために,赤い服を着たサンタを作った。1931年のこと。
p381 1616年,オランダ人がモカからアラビカ種のコーヒーの木を運び出し,1714年,アムステルダムの植物園からフランスへ贈られる。海軍将校のド・クリューが植物園から盗み出し,西インド諸島のマルティーニ島へ植えた。カカオが嵐で全滅すると,コーヒーを植えた。ブラジルへはポルトガルの将校パリエッタが仏領ギアナの総督夫人と恋仲になったことで,夫人の手によりこっそりコーヒーの枝を贈られたことにより伝わった。
日射に強いアラビカ種の改良種サンコーヒーが1970年代に作出された。
・ロブスター種は1898年,ヴィクトリア湖近くでフランスの商人が発見した。カフェインは2倍近く多いが味は落ちる。
・最良の品種「ステノフィーラ種」は成木になるまで9年かかるため,一度も大規模の栽培されたことはない。
・カフェインは昆虫の忌避物質。カフェインを持たない種は苦い実を結ぶ。
p391 リンネは茶は2種あるとしていたが(緑茶と紅茶は別の種の植物と誤認したため),現在はアッサム茶(C.s.var.assamica)と,中国茶(C.s.var.sinensis)の2変種に分ける。
p373 カフェインは有害な細菌や菌類を殺し,特定の害虫を不妊にする。やがて周囲の土壌にしみ込み,雑草の生長を妨げる。抗生・抗真菌力,殺虫力がある。コーヒーの木の周辺土壌に落葉や落果からカフェインが蓄積し,有害な濃度のなるのに10年から20年かかる。したがって,しっかり管理しないと,それくらいの期間でコーヒー農園は木が枯れて大被害を受けることになる。
p393 リンネは東インド会社に働きかけて,中国へ毎年弟子を派遣した。(この辺りスキャナで読み取る予定)
・カフェインを含むもの:コーヒー,カカオ,茶,マテ,コラ,ガラナ(代用品として:コカ,カート,マオウ,キンマ,ヨヒンビ)
・カカオはヴェネズエラからガーナに持ち込まれ,大成功をおさめた。
・スペインはアカプルコからマニラへ持ち込んだ。
・17世紀にはフランス,オランダがインドネシアで生産した。
p416 コカにはコカイン,カートにはアンフェタミンに似たアルカロイド,マオウにはエフェドリンが含まれる。
ビンロウジを,キンマで石灰を包んだものと噛むことで,アレコリンというアルカロイドを摂取。駆虫剤としても使われた。
p454 カフェインは流動脂肪酸FFAの量を下げ,酸化を増加させ,それにより脂肪の酸化を増大させる。また代謝率を15%高める。
p464 カフェインによって単純でありふれた決まりきった仕事をする能力は向上するが,複雑で目新しく,未経験の仕事では達成の妨げとなる。この違いの理由はおそらく,カフェインは余分のエネルギーを付与することで,早く仕事をこなせるが,注意力を下げることにある。カフェインの刺激は早く強いが,間違った反応を促進する実験結果と一致する。
p478 カフェインを摂った後に良く眠れる人がいる。そればかりか「過眠」をも経験するという。眠る直前にコーヒー2杯を飲むと良く眠れるという人もいる。
※200mgのカフェイン(遅効性のカプセル)を飲んでも,しばらくは良く眠くなり,2時間後でないと効いてこないことは確認済み。利尿作用が起きてから本格的に効いてくるのは,血中濃度もさることながら,おそらく代謝産物の覚醒作用の方がカフェイン自体よりも強いことに依るのだろう。
※習慣性は弱い。禁断症状はあるらしい。過剰摂取で死んだ人は,医療過誤しかない。グルコースと間違ってカフェインを注入されたとか数人の事故がある。10gを越える摂取(コーヒー100杯を一度に飲む)では死亡する。
コーヒー・茶・チョコレートの歴史からダイエット・ドーピング・依存症の現状まで
ベネット・アラン ワインバーグ (著), ボニー・K. ビーラー (著), Bennett Alan Weinberg (原著), Bonnie K. Bealer (原著), 別宮 貞徳 (翻訳), 亀田 幸子 (翻訳), 岩淵 行雄 (翻訳), 真崎 美恵子 (翻訳), 西谷 清 (翻訳), 高田 学 (翻訳)
内容(「BOOK」データベースより)
コーヒー・茶・チョコレート・コーラ飲料・スタミナドリンク・ダイエット薬品・眠気止め・風邪薬…。現代人はなぜこれほどカフェインが好きなのだろうか?普及にいたるまでの波瀾万丈の歴史から、医薬としての価値、さらにはカフェイン漬けのわれわれの身体に何が起こっているかまでを精査、最新の知見をもとにその実像に迫る。
内容(「MARC」データベースより)
コーヒー、スタミナドリンク、ダイエット薬品、眠気止め…。現代人はなぜこれほどカフェインが好きなのか? 普及までの歴史から、医薬としての価値、さらにはカフェイン漬けのわれわれの身体までを精査し、その実像に迫る。
p25 カフェインを発見したルンゲは,10代に発見したベラドンナの抽出液で瞳孔が散大することを偶然見出し(汁が飛んで眼に入った),興味を持ったゲーテの前で実験する機会を得た。ネコを実験台にした後,ゲーテは手土産にコーヒーを持たせ,分析を勧めた。その際,ルンゲは感激のあまり,ネコが逃げたことに気が付かずにいるとゲーテは「手下をお忘れですよ」と言ったと云う。化学実験を行なうものは錬金術師か魔法使いと同一視されていた時代のことならではらしい逸話。
p32 コーヒーを発見したのはエチオピアのヤギ飼いの「カルディー」という男と云う伝説があるが,アラブの文献にはないそうだ。※どうしてカルディーというコーヒー屋があるのか,合点がいった。
p162 スウェーデンのグスタヴ三世(1746-92)は,コーヒーが毒であることをなんとか証明しようと考え,殺人犯の既決囚に死ぬまで毎日コーヒーを飲むように命じた。科学的に事を運ぶため,対照実験としてもう一人の殺人犯には毎日茶を飲むように命じ,二人の医者を指名して実験を監督させ,どちらの囚人が先に死亡するかを報告させることにした。あいにく,どちらの囚人も倒れぬうちに医者の方が二人とも死亡し,グスタヴ三世も暗殺されてしまった。二人の囚人は長い人生を楽しみ,いや少なくとも耐え抜き,茶を飲んだ方が83歳で,先に息を引き取った。
p168 リンネは生育可能な茶の木を欧州にもたらした。リンネは「アルコール中毒から仕事中毒への移行を予見していたようだ。」リンネ曰く,「このためコーヒーは生活と健康を維持するよりも,時間を節約することにもっと価値を置く人,そしてまた夜も働かなくてはならない人には有益と思うであろう。」
p166~p167 17世紀の典型的なイギリス人家庭では,毎日子供を含めて一人当たり約3リットルのビールを消費しており,ビール作りは主婦の日常の仕事の一部だった。(水が悪いため) 当時の朝食は一般にビールスープだった。ビールを鍋で熱し,別の鍋では卵数個を割り入れ,バター,少量のビールを注ぎ,良くかき混ぜ,熱したビールを注ぎ,塩を少々入れて,ねっとりするまで良く撹拌し,ゼンメル(小型の白パン)か白パンに盛りつける。
p183 ウィリアム・ハーヴェイは,イギリスにコーヒー・ハウスが出来る50年以上前からコーヒーを飲んでいた。兄弟6人中5人が「トルコ商人」と呼ばれる貿易商だった。ハーヴェイはパドヴァ大学に留学していたことがある。
p208 近代文明の発達には,正確な時計とカフェインの組み合わせが必須だった感がある。労働者の大量のアルコール消費に対し,雇用者にとってカフェインによって,しらふの労働者を増やすことは,重要な仕事だったろう。なにせ朝食がビール・スープだった時代には。
※日本の茶と茶道に関する説明は誤りが多く,訳者の訂正が随所にある。
p260 英国に於けるチャールズ二世によるコーヒー・ハウスの弾圧。「コーヒー・ハウスは組織的な会合を奨励するものとみなさられ」たため。火が絶えず燃やされることへの懸念→ロンドンの大火
しかし,王の勅令はわずか11日で撤回された。税の減収につながったため。本気ではなかったようだ。
p272 ロンドンのコーヒー・ハウスはサロンの役割を担った。学者の集まりからは王立協会が生れ,「ロイズ・コーヒー」からはロイズ保険組合と,ロイズ船級協会が生まれた。コーヒー・ハウスの常連には,ホガース,ゲインズバラ,カーライルの名が見られる。
ワーズワースの時代になると,都会的な雰囲気のものから田園的なものへと芸術の中心が移っていった。
p277 トーストは英国人の発明である。
東インド会社が政府に迫って茶の関税を引き下げさせたため,高価だった茶は一般的なものとなった。
p278 コーヒー・ハウスでは利益増のためにアルコール飲料の販売を増やしていったことで,サロンとしての役割は終わった。
p281 ティー・ハウスが公園内に開かれると,ヘンデルも足を運んだ。
p289 当時のロンドンではまがい物は当たり前で,茶もその一つ,山査子を茶と偽ることもあった。
p310 (コカインは除かれたが)カフェイン入りのコカコーラを子供達に飲ませるために,赤い服を着たサンタを作った。1931年のこと。
p381 1616年,オランダ人がモカからアラビカ種のコーヒーの木を運び出し,1714年,アムステルダムの植物園からフランスへ贈られる。海軍将校のド・クリューが植物園から盗み出し,西インド諸島のマルティーニ島へ植えた。カカオが嵐で全滅すると,コーヒーを植えた。ブラジルへはポルトガルの将校パリエッタが仏領ギアナの総督夫人と恋仲になったことで,夫人の手によりこっそりコーヒーの枝を贈られたことにより伝わった。
日射に強いアラビカ種の改良種サンコーヒーが1970年代に作出された。
・ロブスター種は1898年,ヴィクトリア湖近くでフランスの商人が発見した。カフェインは2倍近く多いが味は落ちる。
・最良の品種「ステノフィーラ種」は成木になるまで9年かかるため,一度も大規模の栽培されたことはない。
・カフェインは昆虫の忌避物質。カフェインを持たない種は苦い実を結ぶ。
p391 リンネは茶は2種あるとしていたが(緑茶と紅茶は別の種の植物と誤認したため),現在はアッサム茶(C.s.var.assamica)と,中国茶(C.s.var.sinensis)の2変種に分ける。
p373 カフェインは有害な細菌や菌類を殺し,特定の害虫を不妊にする。やがて周囲の土壌にしみ込み,雑草の生長を妨げる。抗生・抗真菌力,殺虫力がある。コーヒーの木の周辺土壌に落葉や落果からカフェインが蓄積し,有害な濃度のなるのに10年から20年かかる。したがって,しっかり管理しないと,それくらいの期間でコーヒー農園は木が枯れて大被害を受けることになる。
p393 リンネは東インド会社に働きかけて,中国へ毎年弟子を派遣した。(この辺りスキャナで読み取る予定)
・カフェインを含むもの:コーヒー,カカオ,茶,マテ,コラ,ガラナ(代用品として:コカ,カート,マオウ,キンマ,ヨヒンビ)
・カカオはヴェネズエラからガーナに持ち込まれ,大成功をおさめた。
・スペインはアカプルコからマニラへ持ち込んだ。
・17世紀にはフランス,オランダがインドネシアで生産した。
p416 コカにはコカイン,カートにはアンフェタミンに似たアルカロイド,マオウにはエフェドリンが含まれる。
ビンロウジを,キンマで石灰を包んだものと噛むことで,アレコリンというアルカロイドを摂取。駆虫剤としても使われた。
p454 カフェインは流動脂肪酸FFAの量を下げ,酸化を増加させ,それにより脂肪の酸化を増大させる。また代謝率を15%高める。
p464 カフェインによって単純でありふれた決まりきった仕事をする能力は向上するが,複雑で目新しく,未経験の仕事では達成の妨げとなる。この違いの理由はおそらく,カフェインは余分のエネルギーを付与することで,早く仕事をこなせるが,注意力を下げることにある。カフェインの刺激は早く強いが,間違った反応を促進する実験結果と一致する。
p478 カフェインを摂った後に良く眠れる人がいる。そればかりか「過眠」をも経験するという。眠る直前にコーヒー2杯を飲むと良く眠れるという人もいる。
※200mgのカフェイン(遅効性のカプセル)を飲んでも,しばらくは良く眠くなり,2時間後でないと効いてこないことは確認済み。利尿作用が起きてから本格的に効いてくるのは,血中濃度もさることながら,おそらく代謝産物の覚醒作用の方がカフェイン自体よりも強いことに依るのだろう。
※習慣性は弱い。禁断症状はあるらしい。過剰摂取で死んだ人は,医療過誤しかない。グルコースと間違ってカフェインを注入されたとか数人の事故がある。10gを越える摂取(コーヒー100杯を一度に飲む)では死亡する。
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