ナイフの修理2017年04月07日

ナイフの修理
今は亡き義母が欧州旅行の土産にと,「安物の」ゾーリンゲンの果物ナイフをくれました。ずいぶん使い込んだからか,柄の表面の皮が,刃に近いところから剥けてきました。
さらに爪で皮を剥いて見た所,下地の樹脂(ウレタン系?)から変な臭いがします。樹脂臭というのでしょうか。
調べてみると,樹脂の可塑剤や安定剤が臭うこともあるそうで,それを防ぐために,コーティングしてあったようです。
くさいのを放っておくこともできず,アクリル樹脂でコーティングしてみました。もしかして必要なかったかもしれませんが,まず,バンパー用のプライマーを綿棒につけて,剥がした部分に塗り,UV硬化樹脂を薄く塗って,UV照射。
念入りに照射しても,なんとなくべたつくような感じがするのですが,エタノールでよく拭いて見た所,臭いもしないし,使えるかなと。
今朝になってみると、ベタつきはなく、しっかり重合したみたい。