リゴレット2006年01月22日

何もしない一日も良いものだ。
昨日来の雪はすっかり融けて、日影に残るのみ。
遅い朝食の後に風呂。フィットネスクラブへ赴き、クロールで1km、サウナで汗を流し、帰宅後はビール。

ほろ酔いでDVDの「リゴレット」を鑑賞。パバロッティのマントヴァ公爵、グルベローバのジルダはちょっと太りすぎで「デブの共演」だが歌は素晴らしい。ヴェルガーラのマッダレーナが大変魅力的。

「女心の歌」はやはり素晴らしい。ヴェルディーはこの歌に自信をもっていたため、リハーサルはこの歌抜きで練習させ、開演の数時間前になって歌手に楽譜を渡し、事前に広まらぬようにしたという。
初演はベネツィア、一夜のうちにゴンドラ乗りの愛唱歌となったそうな。

内容は悲劇だが、ヴェルディーの名声とは裏腹に、境遇に恵まれない鬱屈した成功前の人生を反映させたといえるそうだ。辛い人生経験が名作を生むのだろうか。

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