半夏生2007年07月03日

ハンゲショウ
昨日7月2日は、夏至から数えて11日目の半夏生。

太陽が黄経100度になる位置だそうで、入梅が80度、夏至が90度なので、入梅との対称位置になる時だそうだ。ふーん・・・

かつては、半夏生までには田植えを終えたという。迷信で、この日は毒気が降るので、井戸や泉には蓋をしたそうだ。

写真のハンゲショウは会社の人工小川のもの。ちょうど今頃が見頃という。実際はもっと早くから白くなっていた。ドクダミ科の多年草。葉は臭いが、花はほのかな良い香りがしないでもない。まぁ、私は嫌いじゃない。

葉の下半分が白色なので半化粧の意であるともいわれる。別名のカタシログサ(片白草)もこの意という。

ドクダミは萼を白くし、ハンゲショウは葉を白くして、紫外線を良く反射し、紫外線がよく見える昆虫を呼んで、花粉を運ばせる。自然は良くできたものだ。

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