本田路津子2012年04月13日

CDジャケット
'70年代にデビューした歌手なので,若い人は知らないかも知れない。
LPは持っていたが,プレーヤを整備していないので,聴く機会が無い。
急に歌が聴きたくなってAmazonに注文。

2枚組でほとんどの曲が収録されている。
何といっても彼女の声が素晴らしい。初めて聴いたのはラジオで紹介されたのを,車に乗っていて聴いたのだった。すぐにLPを買った。繰り返し聴いた。

フォークが全盛だった時代。ジョーン・バエズの声が好きだったが,本田路津子の声は別格だ。ご存じない方はAmazonで視聴できるので,是非。
私は「風がはこぶもの」が好き。
広島の原爆で死んだ7歳の女の子を歌った歌があったはずだが,収録されていない。

お気づきだと思うが,名前の路津は旧約聖書ルツ記に由来する。
Wikiには今はゴスペルシンガーになっているとあった。
賛美歌のCDもあるそうなので,聴いてみたいものだ。

モーツァルトの顔2011年11月20日

モーツァルトの肖像画
銀座で同期会があるので,家内とお出かけ。
午前中にApple storeでワイヤレスヘッドホンのことなどを聞いてきた。まだ買うものではないなぁ。

時間があるので,お堀端の第一生命1階のギャラリーで開催中の
「国際モーツァルテウム財団コレクション展覧会
「モーツァルトの顔~18世紀の天才をめぐる6つの物語~」
を鑑賞。無料というのが嬉しい。
http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/public/event/index.html

有名なランゲの描いたモーツァルトの横顔。実物の絵を見ることができた。ずいぶん小さな絵なのに驚いた。他に,自筆の楽譜,キラキラ星変奏曲(フランスの歌曲「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲),ヴァイオリン協奏曲,トルコマーチの部分等,実物を見られて大満足。

関係者の肖像画などは,ちょうどモーツァルトの講座を受講しているので,すでに良く知っていたものだが,改めて,誰が誰だかを確認できた。

講座でも講師が紹介していた父レオポルトが著わしたという,ヴァイオリンの教則本も展示されていて,「あ,これがそうなのか!」と感動。

チェンバロとヴァイオリンの演奏を聴いていたら,同期会に遅れてしまった。

#未完成の横顔は,ピアノを弾く姿と云われている。描いたランゲはモーツァルトが熱愛したが失恋した,妻コンスタンツェの姉,アロイジアの夫で,俳優であり,絵心があった人。

蝶々夫人2011年11月16日

蝶々夫人
今週末にNHKで放映があるようだが,出かけるので観ることができない。
だからというわけではないのだが,以前買っておいて,観ていなかったDVDを少しずつ観ている。劇場版と映画版と二枚組の廉価版なのだが,

蝶々夫人:林 康子
ピンカートン:ペーター・ドヴォルスキー
スズキ:ハク=ナム・キム
シャープレス:ジョルジョ・ザンカナーロ
ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
指揮:ロリン・マゼール
演出:浅利慶太
1986年

の方はもう観てしまった。
で,映画版を観ている。

蝶々夫人:八千草薫(歌:オリエッタ・モスクッチ)
ピンカートン:ニコラ・フィラクリーデ(歌:ジョゼッペ・カンポラ)
スズキ:田中路子(歌:アンナマリア・カリーナ)
ローマ・オペラ座管弦楽団
指揮:オリヴィエロ・デ・ファブリーテス
監督:カルミネ・ガッローネ
1955年 映画

宝塚歌劇団を引き連れて,ローマ・チネチッタで撮影した,云ってみれば「口パク」オペラ。八千草薫はこの時24歳。退団二年前だが映画専科にも属していたとのことで(Wikipedia)現役時代に撮影されたもの。
DVDをキャプチャーしようとしたら,しっかりガードが掛かっているようで,スクリーンショットが撮れないので,デジカメで撮影。
しかし,きれいだなぁ。吉永小百合よりもきれいかなぁ・・どうでしょうね?

#「蝶々夫人」は日本人が観ると,「なんか変だなぁ」どころか「なんじゃ,こりゃ?!」がかなりあるが,合作映画では,さすがにそれは少なくなっている。原作がかなり変なので,しかたのないことだろうが。

Die Zauberflöte2011年11月13日

Die Zauberflöte
モーツァルトの「魔笛」は,やはり一番好きかもしれない。
CDでは全曲を持っていたが,DVDではなかった。
昔と較べると,ずいぶん安くなったので,Amazonでゲット。
古い録画だが,ザルツブルク音楽祭なので,出演者は豪華。

タミーノ:ペーター・シュライヤー
パミーナ:イレアーナ・コトルバス
夜の女王:エディタ・グルベローヴァ
パパゲーノ:クリスティアン・ベッシュ
パパゲーナ:グドルン・ジーバー
弁者:ワルター・ベリー 他
指揮:ジェームズ・レヴァイン
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
演出:ジャン=ピエール・ポネル
収録:1982年8月21日フェルゼンライトシューレ(ザルツブルク)

コトルバスは「椿姫」の全曲CDを持っていた。グルベローヴァよりも7歳年上なのだが,夜の女王の娘役をこなす。グルベローヴァのコロラトゥーラも素晴らしいが,コトルバスの声は,さすがに美しい。

劇の内容は矛盾だらけだし,男尊女卑だし,黒人(ムーア人の奴隷)の扱いはひどいものだが,音楽の楽しさは比類がないと思う。
終幕近くの「パパパ」は何度聞いても楽しい。パパゲーノ役はオーストリア人だそうで,台詞に訛りがあるようだが,それがまた御当地としては良いのだろう。

パパゲーノのアリアは,モーツァルトが死の床でも口ずさんでいたという。
モーツァルトは「魔笛」初演の二ヶ月後に亡くなった。誰もが残念だと思うだろう。

女はみなこうしたもの2011年11月08日

Così fan tutte
というと語弊があるが,ずいぶん前に買っていたのだが,まだ観ていないオペラ「Così fan tutte」をiMacで鑑賞。

アーノンクール指揮 チューリッヒ歌劇場管弦楽団・合唱団
バルトリ,ニキテアヌ,サッカ,ヴィドマー,ショーソン,バルツァ
チューリッヒ歌劇場:2000年収録

ジムで運動してきた後なので,明るいうちから一杯やりながら。
「コジ」は今までほとんどちゃんと観ていなかった。

裕福な姉妹が主人公だが,つい「叶姉妹」を想像してしまったのは,二人の体格の良さかもしれない。

小間使い役はどこかで観たことがあるなぁと思っていたら,持っていた「レヴァイン指揮:メトロポリタン歌劇場の,カルメン役(ドン・ホセはカレーラス)のバルツァだった。上手いわけだ。

#昔は「コシ」だったが,最近は「コジ」なんだそうだ。へぇ~・・

iPod nano なのよ2011年11月02日

第6世代のiPod nanoを購入した。Amazonの方が安かったのでポチっとしてしまった。

ジムでのトレーニングの友だったiPod Shuffleは,コネクタの接触が悪くて,具合が悪かったので。それに電池も寿命に近づいているようだった。交換するなら新品が買える。充電も同期も,イアフォンのコネクタを使用するので,接触不良は致命傷だった。

いつの間にか世の中進歩していて,小さいながらもカラー液晶画面だし,使い勝手はiPhone もどきだし,こんなに小さくても16Gもあるし。

最初に買ったのは第4世代のiPod クラシックだった。これはHDD内蔵なので40Gあるが,レスポンスは悪いし,電池もすぐ無くなるし,再生中のトラブルは頻繁に起きるしで,便利だったがもういかにも古い。

nanoはBluetoothアダプタが取り付け可能なので,ヘッドフォンをワイヤレスにできる。あぁ,この誘惑に耐えられるか・・・(^_^;)

さて,nanoをお供にジムに行って筋トレとジョギング。

久しぶりに,銀座と神田2011年05月26日

カール・リヒター
小学校の同級生4人と、遊びの相談で神田の蕎麦屋「まつや」で会うことになった。

銀座に寄って、ニコンのサービスルームに、双眼鏡のレンズに生えたカビ取りを頼んだ。まだ集合時間には間があるので、ショールームで色々見せてもらった。やはり、タカの渡り観察用に、レーザー距離計は魅力的だ。500mまでなら、距離と角度から高さを算出する機能が付いたものがある。最新型は1000m程度まで測れる。今年の観察には、なんとか使用してみたいものだ。

4丁目に出て、山野楽器を冷やかしていたら、「リヒター没後30年」とかで、アルヒーフ盤のCDがあった。迷わず購入。

「まつや」では、念願の「天抜き」をつまみに、ぬる燗をやりながら、遊びの相談。

帰宅後に、「調子の良い鍛冶屋」や「イタリア協奏曲」を聴きながら、日記を書いている、というわけ。

フルート・リサイタル2010年11月14日

フレッシュ・アーティスツfromヨコスカのフルート・リサイタルに家内と行った。

午前中は鎌倉の定例探鳥会なので、11時過ぎに早退してのこと。
マチネーで午後2時開演。

ソリストは大学院の学生さんで、演奏活動を行っているとのこと。
美しい音色は眠気を誘うようで、かなり夢見心地だった。

リクエスト曲は初めて聴いたが、フォーレかな?と思っていたら、ビンゴ!
(コンクール用小品という曲だった)

ヴァイオリン・リサイタル2010年08月22日

リサイタル
久しぶりに、若いアーティストを支援するためのリサイタルを聴きに、横須賀芸術劇場・ベイサイド・ポケットへ。

ヘンデルから始まり、現代曲も。
アンコール曲も大変良かった。

まだ桐朋学園の1年生という、あどけなさの残るお嬢さん。
将来に期待する。

チャルダッシュ2010年05月01日

花井悠希
有明の展示場でオンワードのバーゲンがあって出かけた。

帰りに銀座7丁目のライオンでビールでもとヤマハの前に来たら、3時からバイオリンのライブがあるというので、後ろに並んで(椅子席は満席)タダのライブを聴いた。

花井悠希という21歳のデビューしたばかりの可愛いお嬢さんだった。さだまさしの曲を数曲。あとはクラシックから3曲といって1曲ずつ解説しながら演奏していたが、最後の2曲目の演奏中、次は何の曲か?と思って、アンコール曲かなぁとふと頭をよぎったのが「チャルダッシュ」だった。

どんな曲かはすぐ思い浮かばなかったのだが、演奏が終わって「では、最後の曲になりますが、チャルダッシュという曲です」と言ったので、のけぞりそうになった。(^_^;)