BS洋画劇場「ベルリン・天使の詩」2007年05月16日

「ベルリン・天使の詩」を観た。評判になった映画だったので観たかったが、ずいぶん期待したものとは違った。かなり地味で、まるで唐十郎が作った映画のようだった。
 主演はヒトラー役で評判をとったブルーノ・ガンツだが、見た順序が前後したので、あのヒトラーがこんな役もこなせるかと、感心した。逆だが。ブランコ乗りの女優は、なかなか素敵。

今日は「過去のない男」を観た。主役に見覚えがあったが、「かもめ食堂」だったことに気がついた。なかなかの名優だ。
展開が予想付かず、楽しめた。既に離婚が成立していることを知り、恋人のいるところへ戻る列車の食堂で、何故か寿司と日本酒が登場、バックに流れた日本語の曲が「クレージー・ケン・バンド」の「ハワイの夜」ということが、エンドロールでわかった。

#ワインをちびちびやりながら、地味な映画を観るのもなかなかよろしい。