展覧会のはしご2012年03月23日

国立博物館
今日は一日,家内と美術鑑賞。
午前中は六本木のサントリー美術館で,「東洋陶磁器の美」を鑑賞。ほとんどが住友グループが大阪の美術館に寄贈した安宅コレクション。テレビの鑑定団で観るのも参考にはなるけれど,やはり本物をそばで観るのとでは違う。国宝2点を含む計136点。これでもかといわんばかり・・

午後は上野の国立博物館・平成館の「ボストン美術館・日本美術の至宝展」。明治期にフェノロサ,ビゲロー,岡倉天心等が収集した日本美術。日本にあれば国宝や重文となった数々の仏像,仏画,絵画,刀剣,能装束・・・吉備大臣入唐絵巻は漫画を,平治物語絵巻は劇画のルーツがすでに垣間みられる。圧巻は11点もの曾我蕭白の絵。よくこれだけ集めたものだと,ため息。

昼食は六本木で名古屋コーチンの親子丼だったが,夜は夜で,アメ横の「釜めし春」で焼き鳥などを肴に一杯やった。鳥づいている。野鳥の会だからということには関係ない。ここの牡蠣釜飯は美味い!

#日本画の中の鳥は,分かるものと分からないものがある。正確に描かれたものと,デフォルメされたものとが混在する。画題にある鴛鴦はなんだかわかるかな?「えんおう」と読んでオシドリのこと。漢字も難しい。