手打ちパスタのカルボナーラ2012年11月04日

カルボナーラ
先日買っておいたグアンチャーレ(豚のほほ肉の塩漬け)と手打ちパスタでカルボナーラを作りました。本来,ベーコンでもパンチェッタでもなく,グアンチャーレで作るのだそうです。

フェットチーネ150g(我が家ではこれで二人前),グアンチャーレ40g(実際はこの倍使うらしい)卵2個(全卵),おろしたパルミジャーノ・レッジャーノ(好きなだけ)

拍子木に切ったグアンチャーレを,少量のオリーブ油で炒める。パンチェッタやベーコンと違って,脂が透き通ってきれい。お玉一杯の茹で汁を加えて乳化させる。粗挽きの黒こしょうを投入。2分で茹で上げたパスタを投入,さらに茹で汁1杯,よく混ぜたら火から外して溶き卵にチーズを混ぜたものを加えて混ぜる。半熟状態にするのがコツ。さらに,別分量のおろしチーズをどっと加えて混ぜる。さらに黒こしょうを挽いて掛ける。出来上がり。

グアンチャーレ2012年11月04日

グアンチャーレ
ベーコンの様で,ベーコンではない。豚ほほ肉の塩漬け。いわゆる「豚トロ」と云われる部分の薫製していないベーコン,という感じだろうか。

これで作るのが,本当のカルボナーラだというのでやってみたが,自家製のパンチェッタで充分美味いし,自家製のベーコンでだって,当然美味い。

なるほど,グアンチャーレとはこういうものだったのか。炭焼き職人が山に籠って作業する時,これと,乾麺,卵,胡椒さえ持って行けば,飯が喰える。脂が多いので,オリーブ油もいらない? それは分からないけど。

一度やってみてよく分かったので,我が家ではもう,自家製のパンチェッタでいくことにした。納得。

モーツァルトのレクィエム:メモ2012年11月04日

今夜のNHKEテレ 21:00-22:00 ららら♪クラシック「モーツァルト 再起をかけたレクイエム」を観ました。

ある伯爵が所持していた,バッハ・ヘンデルの楽譜コレクションに触れ,「プラハ」の第三楽章に用いた。知らなかった。横須賀で市民大学講座のモーツァルトを受講したが,そんな話しはなかった。

オスマントルコとの戦争で経済が疲弊したため,不遇に陥ったモーツァルトは,再び教会音楽への活路を見出す。教会音楽の「正統な」後継者をアピールしたかったということだった。そして,モーツァルトは「自分の音楽」を失った。

なんだか,物悲しい。若い頃,友人から(確かMさん)LPを借りて「レクイエム」を聴いたのですが,彼もそうだったように「涙」したことを思い出します。まさに「涙のとき:ラクリモーサ」ということか・・

#キリストよ,憐れみ給へ,主よ,憐れみ給へ・・アーメン。