ヴァイオリン・リサイタル2014年10月11日

土岐祐奈リサイタル
タカの渡り観察を休んで,午前中は孫の運動会。

午後は,フレッシュー・アーティスト from ヨコスカのヴァイオリン・リサイタルで,横須賀劇場の小劇場へ。
土岐祐奈さんという,桐朋学園の2年生の,まだ初々しいお嬢さん。

プロフィールは,
「千葉県出身。2010年第6回ノヴォシビルスク国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門第1位及び新曲賞受賞。第20回ニューヨークSMFコンチェルトコンペティションジュニア部門第1位。2012年第12回リピンスキ・ヴィエニャフスキ青少年国際ヴァイオリンコンクールシニア部門第1位。東京都知事賞受賞。13年第82回日本音楽コンクール第3位。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2014第3位。これまでに大植英次指揮大阪フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団と共演の他、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」出演。
13年クールシュベール国際音楽アカデミーinかさま、14年かさま国際音楽アカデミーにて、かさま音楽賞受賞。ザハール・ブロン、ヤール・クレス、エドワルド・シュミーダー、アーロン・ロザンド、イダ・ヘンデル等各氏のレッスンを受講。これまでにアンナ・スタルノフスカヤ、鈴木亜久里、室内楽を藤井一興、銅銀久弥、原田幸一郎、藤原浜雄、佐々木亮、磯村和英、山崎伸子、堤 剛の各氏等に師事。桐朋学園室内楽演奏会、プロジェクトQ第11章等に出演。現在、桐朋学園大学音楽学部2年在学中(特待生)、辰巳明子氏に師事。使用楽器は、財団法人ITOHより貸与されたストラディヴァリウス「ハンマー」。」
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演目は
■曲目
モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ 第29番 K.305
ストラヴィンスキー ヴァイオリンとピアノのためのディヴェルティメント(ドゥシュキン編)
プロコフィエフ ヴァイオリン・ソナタ 第1番 op.80
フバイ カルメン幻想曲
アンコールは,クライスラーの愛の喜びと,ラフマニノフのコレッリの主題による変奏曲。

奇をてらわない,素直で繊細な演奏。アンコールのコレッリの響きが素晴らしくて思わず涙ぐんでしまった。

初めて出て見た閉演後の懇親会で,土岐嬢に質問してみた。
「お好きな作曲家は?」には「シューマンとブラームス,モーツァルトも好きです」
もう一つ,「ストラディヴァリは,良く聴く様な荒々しい音色がしないで,ずいぶんおとなしい音色でしたが・・」には,「楽器の個性なのでしょう,ずいぶん甘い響きがします」と。
最後に「今までお使いの楽器との違いは?」には「違いはあります。この楽器は音が遠くへ響いている感じがします・・」というものでした。

今回が初リサイタル。今月25日には,オペラシティーでデビューだそうです。今後が楽しみ。

※調べてみると,ハンメルは3億9000万円で落札されたとありましたが・・・

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