ウフィッツィ美術館展2014年10月14日

ウフィッツィ美術館展
前売り券を買っていた美術館展の日程を調べていたら,なんと今日の午後に山田五郎の解説があるという。で,慌てて東京都美術館のウフィッツィ美術館展へ。
目玉はボッティチェリの「パラスとケンタウロス」ですが,他にもリッピやギルランダイオなど約80点。目玉は1999年にフィレンツェで既に見ているのだけれど,まぁ,それはそれで。
山田五郎の解説は,いつもながらの面白さで,1時間15分も話してくれた。ルネサンスはギリシャ・ローマ芸術への回帰ともいうべき,文芸復興というが,実はキリスト教芸術の円熟期でもあった,など,とても勉強になった。
暮れなずむ美術館を後に,さて腹ごしらえはと見れば,いつも素通りしていた韻松亭が目に止まる。では,ここで。
カウンター席なれど,かがり火と夕闇がなかなか。女将が電球の説明をしてくれて,なんとエジソン電球だという。京都で一軒だけ作っているという。京都とエジソン電球は切っても切れぬ仲。エジソンは石清水八幡宮で採集した竹をフィラメントに使ったのだった。てなことを女将につい,説明してしまった。女将は知っていたかもしれないなぁ・・(^_^;)
料理は懐石だけど,安いものを頼んだので,材料はそこそこ。手が込んでいて,味は良かった。
面白いものが置いてあったので,若い仲居に聞くと,ハロウィンに因んで「かぼちゃ」だという。そうそう,牧野富太郎の日本植物図鑑ではこれが「かぼちゃ」。普段見るかぼちゃは「ぼうぶら」として掲載されている。このかぼちゃは,今でも京野菜として作られている「鹿ヶ谷(ししがだに)カボチャ」。実物は初めて見た。
最後に記念撮影してもらった。昨日が結婚記念日。もう41年になりました。

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