ピアノリサイタル2017年03月18日

ピアノリサイタル
フレッシュ・アーティスト from ヨコスカ「鐡 百合奈 ピアノ・リサイタル」 14:00開演
いつものように車で出かけたら,芸術劇場の方で,チアダンスの大会があるとかで,駐車場が満車。仕方なく,向かいの旧ダイエーの駐車場へ。おかげで開演ギリギリに着席。なんと前から二列目。近すぎだし,右側なので,演奏者の手は見えず。わずかにピアノの天板に映るのが少し見えるだけ。

演目
モーツァルト グルックの歌劇『メッカの巡礼』の「われら愚かな民の思うは」による10の変奏曲 ト長調 Kv.455

J.S.バッハ=ブラームス 左手のためのシャコンヌ BWV1004

シューマン ピアノソナタ 第3番 へ短調 Op.14 「大ソナタ」

スクリャービン 左手のための2つの小品 Op.9

アンコール リスト=シューマン「献呈」

演者は,芸大の修士課程に在学中。練習のし過ぎか,右手が痺れて使えない時期があり,そのため左手の曲を練習していたとのこと。左手のための曲が二つもあるのはそのためという。右手で椅子の端を掴んで演奏していたが,終わると汗でびっしょりと握っていた座面が濡れているのが見てとれた。
アンコールの前に挨拶。シューマンとクララの大恋愛について語り,シューマンが結婚式の前夜に妻となるクララに捧げた歌曲が元となっていると説明。
力強く,メリハリのある演奏で,素人の自分が聞いても高い技術を持っているようだ。今後が期待される。
*ブラームスとクララの関係も,ちょっと解説があるかなと思ったら,それはなかった。
*演奏後の懇親会で,左手だけで弾く事にどんな苦労というか,何か意識していることはあるのか聞きたかったが,親しい人がいたようで,そちらへ行かれてしまい,機会を逸した。

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