英国公使館2019年05月29日

英国公使館
「遠い崖」の第9巻を読んでいる途中、英国公使館を新たに東京のどこに建てるかで、おそらく英国側が江戸城近くを希望したものが認められたのでは、と思うが、麹町に決まった。今の英国大使館の場所だ。まだ大名、旗本が住んでいたが、三千六百両近くを借地料と立退料に支払うという仮契約になっていた。
どこの大使館よりも良い場所なのは、新政府への貢献度の表れであろう。
*この地図は、この様な場合の比較に便利。
*読み進めてみると、英国本国からは許可がなかなかおりず、その間に廃藩置県が行われ、土地は東京府の管理下に。借地料なども百五十両に激減した。結局、申請から17年後に着工したという。