ルーターテーブルのフェンス製作2012年03月22日

フェンスの切り欠き
失敗ばかりでなかなか進まない。
フェンスは被加工物が当たる面は平面精度の良いMDFとした。その裏に当たる面は,購入したアルミのマルチレールが高さが足りないので,手持ちの材料でスロットを掘ることにした。

Tスロットはいきなりは掘れないので,6mm程度のビットで掘っておいて,その後にTスロットビットで掘る。フェンスが無いのに,フェンスを加工するにはどうするか?
写真は無いが,マルチレールと失敗したフェンスをセットして,このルーター・テーブルで溝掘りをした。非常に楽。簡単。あっけなく溝が掘れる。フェンスの長さはわざとマルチレールと同じ長さの36インチにしたので,相当長い。長くても作業そのものは,ただフェンスに押し付けながら押すだけなので,大量の木屑を抜きにすれば,快適。
今後は,ダスト・コレクションも重要な課題だなぁ・・

手持ちのビットで最も直径の大きいものでもフェンスに当たらない様にするためと,ダスト・ホールをかねて切り欠きを作った。ジグソーで切るほどの大きさではないので,鋸とノミで加工して,ヤスリで仕上げた。

フェンスが出来たので,テーブル・トップとしては一応完成。

次は脚の部分。脚にするか,収納を兼ねたキャビネット風にするか,迷う。

フェンスが長過ぎるなぁ・・切るか?2012年03月22日

長過ぎのフェンス
長い必要はないので,切るか?

フェンスの開口部2012年03月22日

開口部
手持ちで最大のビットでも,フェンスを削ったりしない。

展覧会のはしご2012年03月23日

国立博物館
今日は一日,家内と美術鑑賞。
午前中は六本木のサントリー美術館で,「東洋陶磁器の美」を鑑賞。ほとんどが住友グループが大阪の美術館に寄贈した安宅コレクション。テレビの鑑定団で観るのも参考にはなるけれど,やはり本物をそばで観るのとでは違う。国宝2点を含む計136点。これでもかといわんばかり・・

午後は上野の国立博物館・平成館の「ボストン美術館・日本美術の至宝展」。明治期にフェノロサ,ビゲロー,岡倉天心等が収集した日本美術。日本にあれば国宝や重文となった数々の仏像,仏画,絵画,刀剣,能装束・・・吉備大臣入唐絵巻は漫画を,平治物語絵巻は劇画のルーツがすでに垣間みられる。圧巻は11点もの曾我蕭白の絵。よくこれだけ集めたものだと,ため息。

昼食は六本木で名古屋コーチンの親子丼だったが,夜は夜で,アメ横の「釜めし春」で焼き鳥などを肴に一杯やった。鳥づいている。野鳥の会だからということには関係ない。ここの牡蠣釜飯は美味い!

#日本画の中の鳥は,分かるものと分からないものがある。正確に描かれたものと,デフォルメされたものとが混在する。画題にある鴛鴦はなんだかわかるかな?「えんおう」と読んでオシドリのこと。漢字も難しい。

火鍋2012年03月24日

火鍋
娘夫婦が家へ招待してくれて,火鍋を囲んだ。
辛くない鍋と辛い鍋がひとつの鍋で出来る。便利。

基本は羊の肉。今回はラム肉と豚バラ。
野菜は私がチョイスしたニラ,セリ,空芯菜と,ほうれん草,ネギ,茸など。
大量のスパイス・ナツメ,八角などと,唐辛子,ラー油,など辛み成分が多量にはいる。
一口目はむせた。それほど辛い。が,美味い。

土産に持参した,戴き物の「海鼠腸:このわた,このこ」の塩麹漬け。
火鍋のあとはこれで一杯。もう少し塩を利かせ,塩麹を減らすと,また違うシリーズになるかもしれない。

このわたの茶漬けは出来るかとやってみた。塩麹は早く漬からないのか,いただいきもの「のこのわたと,このこ」は多少の甘みと控えめな塩辛さが多少物足りないが,美味かった。娘の連れ合いは料理が上手。火鍋の最初の一口は地獄のように辛かったが,慣れて来ると美味しかった。

読み終えた本 ティファニーで朝食を2012年03月25日

Breakfast at Tiffany's
先だってテレビで観たばかりの原作を読んでみた。残念ながら原語ではなく,村上春樹訳。カポーティの短編集。
図書館で借りた。

装丁がちゃんとティファニー・カラーになっているのが小じゃれている。
原作と映画はずいぶんと違う。
映画でのホリーと,原作のホリーとでは,どちらが魅力的かといえば,映像では確かに映画のホリーは魅力的だが,オードリーが演じてしまうと,ずいぶんとスマートで洗練されてしまっていて,原作ではもっと猥雑な面を持っている様に思う。
映画は映画で,それはそれで良い。

あとがきにあるように,映画のリメークも期待したいところだ。

アンズが開花2012年03月25日

今朝,庭のアンズの花が2輪咲いていると家内。
上の方なので,写真は撮れず。

アンズにはこんな話が。
「昔、董奉(とうほう)という仙人が、病気を治した謝礼に金を受け取らず、アンズを植えさせ、やがてアンズの林になったと『神仙伝』に書いてあることから、のちに医者を杏林というようになった。」〈長沢元夫〉(日本大百科全書:小学館)

#やっと春がきた。

ハムの勝負2012年03月25日

鎌倉ハムと勝負
自家製ロースハムと,鎌倉ハムの熟成ももハムを食べ比べてみた。

鎌倉ハムは確かにうまいが,自家製はスモークが良く効いており,肉の味・香りがしっかりとする。塩分は鎌倉ハムの方が強い。
発色剤を使わない分,鎌倉ハムより色が悪いが,完全無添加。

勝ったな・・・

ショーペンハウエル2012年03月25日

と昔は呼んでいたが,今はショーペンハウワーか・・・

朝日新聞の書評(瀧井朝世氏)に,
幸福についてー人生論ー アルトゥール・ショーペンハウワー〈著〉 新潮文庫
が紹介されていた。
若い頃に読んだ記憶がある。改めて読み直してみても良いかもしれない。

ー・・幸せは他人の評価ではなく自らの心のあり方で決まると説き,「最も直接的にわれわれを幸福にしてくれるのは,心の朗らかさである」。・・・

今でもそうだと思う。若い頃に読んだことが影響していたかもしれない。

#WBSの「スミスの本棚」で紹介されてから爆発的な売れ行きとのこと。アマゾンで総合一位。今,何が求められているのかを象徴しているのかも。

ビーフ・ジャーキー2012年03月26日

自家製ビーフジャーキー
薫製の流れで,ビーフ・ジャーキーを作ってみた。

安い牛もも肉を買ってきてもらったが,なんとすき焼き用で,超薄切り。これをまともにやってしまっては,紙よりも薄いものが出来てしまう。
仕方ないので,漬けダレに一日漬けてから,薄い肉を折り畳んでいくらか厚くした。

キッチンペーパーで水分をしっかり取ってから,風乾を1日。

その後,煙なしで50℃1時間の乾燥。
ついで,チップを燻して50℃1時間。
煙なしで60℃2時間で,こうなった。

まだ厚いものは生のところがあるので,それはもっと乾燥させた方がよいが,電気を使うので,これは自然乾燥でいってみよう。

味はなかなか良いが,もっと脂肪の無い,ぱさぱさの肉の方が良い。とはいえ,ビール,ウィスキーが待ち遠しい・・今夜が楽しみ。