浦賀のうなぎ・梅本2019年01月19日

うなぎ・梅本
浦賀のコミュニティセンター分館(郷土資料館) 特別展「異国船来航」のギャラリートークが終わったら、ちょうどお昼だったので、勝海舟が食べたという「うなぎ・梅本」へ。行政センターの前の通りの駐車場を突っ切ると梅本のある通りへ出られた。こんなに近かったのか。浦賀警察には何度も運転免許の更新に訪れていたが、「梅本」がどこにあるか知らなかった。
一番安いうな重のご飯を半分にしてもらった。出るまで20分かかる。ということは、ちゃんとさばいてから焼いているということだ。
味はというと、正直言って「池之端・伊豆榮」には及ばないかと。もちろん、不味いなんてことはないのです。使っているウナギが違うのかもしれません。香りが伊豆榮のそれではないということ。
女将に話を聞くと、店のある通りは遊郭があったので、往時は賑わったとのこと。どん詰まりにあった大きな遊郭は、女将がここへ来た時には、遊郭のお嬢さんと結婚した内科のお医者さんが病院にしたのだそうで、作りはそのまま、映画で観るような遊郭そのもので、正面に大階段があり、二階には四畳半の小部屋がたくさん並んでいて、そこが病室だったと。
勝海舟が訪れた時代は、店は今の浦賀ドックの場所にあり、海に面していたので、店から釣りが出来たそうだ。そんな話をしているうちに、講演時間が迫り、席に着いた時にはちょうど始まった時だった。聴衆はほぼ200人。満席だった。

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